「すべての霊魂には大体同じような戦いがあることがわかりました。
また一面、彼女たちの間に非常な相違があります。この相違のために、どうしても人をみな、
同じ方法で誘導することはできないのです。自分の趣味、個人的概念は全然忘れて自分独特の道でなく、
イエズス様が彼女たちにお示しになる特定の道によって、霊魂を導かねばならないことを感じます・・・。
・・・もしも下手な園芸家が接木をよくせず、それぞれに樹木の性質を見分けることができずに、
たとえば桃の木にばらを咲かせようとするならば、どんなことが起こるでしょうか。
同じく神様が、霊魂たちにお求めになることを、幼年の頃から見分けて、お恩恵(めぐみ)に先んじることも、
遅らせることも決してせず、その御働きに協力することを知らなければなりません・・・」
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「修練女たちの世話をして過ごした期間は、私にとって戦争、闘争の生活でした。
神様が私に代わって仕事をしてくださいました・・・私は神様のために働きました。
そして私の霊魂がこれほど進歩したことは決してありませんでした。私は愛されることを求めませんでした。
人が私について何と言うか、どう考えるかなどということは心配せず、ただ神様をお喜ばせすることだけを探し、
私の努力が実を結ぶことも望みませんでした。そうです、自分の周囲に善の種を蒔かねばなりませんが、
それが生え出るかどうかを心配する必要はありません。
私どもは働きさえすればよいので、成功はイエズス様に!
他人の善益に関することならば戦いを恐れてはなりません。自分の安楽はそっちのけにして叱責し、
それも修練女たちの目を開くことに成功するという意図をもってではなく、
神様にお仕えすることを主眼とせねばなりません。
そして叱責が実を結ぶためには、それをするのが辛くなければならず、
心に怒りの影さえ持ってはならないのです」
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教訓と思い出シリーズは全てが神の宝です。
全てを載せる事は困難なので、聖テレーズの言葉のみを自分用としてアップすることにいたしました。
前後の文はないですが、聖テレーズを知る上で参考にして頂ければうれしいかなと。
むろん、勉強するのは私自身なんですが😅