庫裡の改修工事

住職です

１年ほど前のお話ですが、本堂の落慶法要も終わり、ようやくほっとひと息ついた頃でした。
いきなり設計事務所の所長さんと施工業者の現場管理の方がお寺にやって来ました。これは暮れの日記で既報。
「こんな感じで行きましょうか」
「え？」


令和4年5月21日、庫裡の大改修工事が始まりました。
荷物を全て片付けた旧庫裡の居室です。
妙政寺の庫裡は本堂に直結していて、６畳の和室と３畳の事務室、４畳の和室、4畳半の台所、トイレ、お風呂、物置でした。
檀信徒様のトイレも台所もありませんでしたので、全てが共用で、パブリックとプライベートの境界がありませんでした。


この庫裡を大改修します。
この時に判明したのですが、妙政寺の本堂は昭和５年に加納村の中心部から解体・移築したものと思っていたのが、実は違うということでした。
解体・移築したのは事実ですが、その建物が庫裡として使われ、本堂は昭和５年に立てられたものでした。

全部剥がしていきます。
この間の生活は、旧本堂になります。








床下に新しく砕石を入れて基礎をやり直します。


施工業者の関係者や大工さんの頑張りで、約２ヶ月ちょっとで庫裡の大改修工事は終わりました。
次回は完成写真で報告します。