東大阪市加納 日蓮宗 妙政寺のブログ〜河内國妙見大菩薩、安立行菩薩、七面大天女、鬼子母神を祀るお寺!

HPからブログに移行し、ちょっと明るい雰囲気です。仏事、納骨、永代供養のご相談、どうぞお申し出ください。

新築した本堂での葬儀

2022-10-23 08:34:56 | 納骨や永代供養のこと
住職です。

落慶法要から一週間ほど過ぎた頃、お檀家さんのひとりが亡くなられました。
長い闘病生活でしたので、新築した本堂を見ることもできませんでした。
そこで「お寺の本堂で御葬儀しませんか」と喪主である息子さんに尋ねましたら、是非ということで初めての本堂での葬儀式となりました。

新しく本堂が建築されたことで、かなり老化して不便ではありますが旧本堂を客殿として利用できます。




お通夜の後の親戚のお食事、葬儀の後のお食事にも利用できます。
ただ、まだ庫裏と混在している、つまりプライベートとパブリックの境界がはっきりしていないので、少し不便でした。




本堂はそもそも超立派な御宝前があるので、飾り付けが要りません。お花だけで良いわけですからシンプルであっても豪華ですよ。
これで十分だと思います。
ホールだといろんな細かい使用料などが発生しますから、最終的な支払額がベース金額の倍近かったという話はよく聞きます。

そんなんあかんと思います。

これがしたかったんです。
檀信徒の皆さんに、負担の少ないお葬式を提案したいんです。




もっともっと勉強しなければなりません。
葬儀の裏側に知らないことが多過ぎます。
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落慶法要

2022-10-20 23:36:14 | 本堂新築工事
住職です。
また数ヶ月(半年近く!)放置してしまいました。
理由がありますが、それは追い追いお話しいたします。

3月5日、無事に落慶法要を勤めることが出来ました。





この日のためにと、ずっと大切に保管していた袈裟を着用します。
昭和16年、妙政寺のお檀家さんたちが寄贈した七条袈裟です。
いつか本堂が建て直しできたなら、その法要に着装しようとずっと構想を温めていた袈裟なんです。



法要では正干与に修法導師をお願いしました。


正干与のお上人は、妙政寺の檀信徒の方々がどれほど頑張ってこのお寺の本堂新築に心を注いで来たか、一番よく知っておられる方なんです。
力強い御宝前修法でした。



奉告文。
感極まって泣きそうになりました。






コロナ禍での落慶法要ということもあって、参列の御寺院は限定的にさせていただきました。
前宗務総長、現宗務所長、協議員議長、組寺代表、法縁各聖。ありがとうございました。
檀信徒の皆さんとの集合写真ですが、肝心の婦人部の皆さんが写ってないやん!

お手伝いの泉屋仏具店さんも含めると50人の参列者。



うちのお寺の記念法要では、絶対に譲れないのがお弁当。
そして、檀信徒はさておき、お寺さんはうちのこだわりをよく知っておられますので。

祇園の天ぷら料理の専門店からお弁当を届けてもらいました。
これが、大好評でした。
記念品も奮発しました。
これはお寺から、檀信徒の皆さんへのお礼ですから。
有田焼の花瓶一対。
お寺さまには鯛の絵柄の有田焼の茶碗



全部終わった時に、取材にきてくれていた日蓮宗新聞社の大阪市管区支局長が本堂前で写真を撮ってくれました。
わたしと同い年。ありがたい方です。今回のお写真は全て彼が撮ってくれました。


さて、この10日後、早速にこの本堂新築による、ある可能性が発揮されることが起きました。

続きます。

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