僕は75歳までは元気にカヤックを漕ぎたいと思っています。それには健康なじーさんにならないといけない。健康を維持し、増進する学問を日本では養生学と言われていたし、西洋では衛生学と呼ばれていました。
僕たちは、今まで人類が経験したことがないぐらい長生きをするでしょう。なかなか死ねないわけです。それなら、より良い長生きをしたいじゃないですか。
僕は健康の秘訣はいろいろあるけど、自然との関わり、接点を上手に持ち続けることもその一つと思っています。そしてカヤックはそのための道具としてとても優れていると。また、健康に関わる知識をしっかり持ち、自衛するというのも必要と考えています。知識があれば体や心のサインを見落とさないかもしれないし、誤りを犯さないで済む。知識がなかったり、誤った行いで心身を傷つけてはいけないし、健康を保つことは自分に対して、そして周りにいる人たちに対しての責任でもあると思うんです。
僕は今はできていませんが、いつの日か、自然との関わりと健康について、それを融合するような仕事をやりたいと思っています。これ、目標かな？。
道を探せ。なければ造れ。 ロバート・E・ピアリ
