jogo式Canoe Life

生存をかけた戦い


 今年の海は厳しい。漕いでいても、ひしひしと難しさを感じる。あの日以来、まだ漕いでいないという人にちょくちょく会う。他のマリンスポーツも、特に商売にしてる人はかなりの危機感を持っている。
 震災直後、シーカヤックは難しい局面を迎えるな、と直感した。早めに漕ぎ出さないとまずいなと思い、地震の次の週から漕ぎ始めた。会って話しができる人には「早く漕ぎ出そう」と声を掛けた。カヤックを職業にしてる人には「プロが漕ぎださないと、普通の人が漕げないよ、海に出れないよ」と叱咤した。気がついた人もいるし、そっぽを向いた人もいるし、それぞれだった。それでいいと思う。
 考えながらでないと、漕ぎずらくなった。準備をしていないと、行動がしずらくなった。自然はビギナーだからと言って、手を抜いてくれない。エキスパートに対しても同様。用心深く、そして、賢く、しぶとく。信じる力、考え抜く頭。新しい取り組みを来月から2-3始めよう。前進前進。

けることは、偉大な才能である。  羽生善治 
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