jogo式Canoe Life

旅する文庫本


 バンコクの安宿、受付前の本箱に目をやると、文庫本が。ふと手にとってみると・・。
 10年前、ここバンコクで放出された「旅する本」で南米やアメリカを旅して再びバンコクに戻ってきたらしい。

 「旅する本」とは、主にバックパッカーが読み終わった本を次の人読者(こちらの旅人)にリレーする本。長旅のバックパッカーは日本語に飢える。日本語の本は貴重。だから本も旅をしリレーされる。かさばらず、重くない文庫本が旅する本に選ばれるケースが多い。
 
 僕も、この場所に書き込んで・・、マレーシアの中華宿の本棚にそっと置いてきた。どこまでもどこまでも旅を続けなされ、「深夜特急1」。

験は1より2、2より3、3より4。  jogo 

コメント一覧

カミヤッカー
まさに「事実は小説よりも奇なり」!! こんなことがあるんですね。
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