携帯ボートの楽しみ方、高木公三郎著、10000円。(在庫3冊)
高木先生の「携帯ボート」の楽しみ方。携帯ボートとはファルトボート(折りたたみ式カヌー)のこと。日本で一番最初に紹介されたカヤックはファルトボートでした。なぜかというと、戦前はファルトボートのレースもオリンピック種目だったんです。戦前実際は行われなかった幻の東京オリンピック、この時東京オリンピックでもカヌー競技をやるのでヨーロッパで調査をしていた体育学の先生であった高木さん。ヨーロッパで中古のクレッパー艇を買い求め、日本に持ち帰ったのがスタート。戦後、高木先生からフジタカヌーの藤田清さんがその志を受け取り、本邦でのカヌー普及に挺身されました。藤田さんや野田友佑さんに猛烈な影響を与えたのがこの本です。本物に触れたい人に譲りたいです。2冊在庫しています。
ナショナルジオクラフック誌、1967年9月号、10000円。(在庫1冊)
1967年夏、アメリカの大学生達が瀬戸内海の西端から東京までシーカヤックで駆け抜けました。これが本邦におけるシーカヤック及びその遠征の初パドリングとなり、このナショナルジオグラフィック誌はその時の記録を詳細に記録した貴重な物になります。
当時の日本の風景、海の様子、カヤッキングをするということ、その魅力や問題点まで綴られています。英語ですが写真や図も満載。この遠征は、行われていたことは知っているシーカヤッカーもいると思いますが、実際どうだったかを知る人はほとんどいません。なぜならこの雑誌を実際に手にした日本人カヤッカーがほんの数名だけだったからです。
日本のカヤッキングの歴史的資料としても価値が高い。また、一度、こういう世界に触れてみたいなんて人にもよい1冊ではないでしょうか。
ついに2年ぶりに伝説の著書、山下楠太郎先生著、「新しい釣漁業の技術」を在庫できました。三浦半島に「YAMASHITA」という釣具メーカーがあり、主に疑似餌や仕掛けを販売していますが、特にタコベイトが有名。タコベイトを発明したのが山下先生(あえてそう呼ばせて下さい)、そして「YAMASHITA」の創業者でもあります。
この本はシカトロをやる人のバイブルとなっています。ぜひ手に取って欲しい。ただ値段が高くライバルも多いです。トローリングをするコアな人たちの間でも伝説の本となっているので、正直、シーカヤックフィッシングをやる人の手に渡ることはほとんどありません。jogoカヌー書店で扱っていても過去、多くはボートフィッシャーの人たちにお買い上げされています。
価格30,000円。在庫1冊。
シーカヤッキング ジョン・ダウド著 並松征彦訳 内田正洋監修 4000円 (在庫多数)
日本の川地図101 斎藤康一 矢野哲治 著 野田知佑監修 4000円 (在庫多数)
学研の図鑑 天気・気象 1500円 (在庫多数)
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