朝もや煙るひんやりした空気の中、スルリと海へエントリー。今日も魚のいる場所が見える。シズシズと近づく。シンプルな弓角を海中に入れる。そして、あの場所に流し込む、そしてバッスン！、糸巻きが飛んだ。すごい引きだ、シカトロ最盛期にしか経験できないブルブル感。「キターー！」。
魚が群れている場所は、グレートポイント、仕掛けは白ツノの4.5cm。シンプルに、食いつきがいいので、見せ擬似は不要。
連続で４６ｃｍ，４５ｃｍのイナダが上がり、納竿です。実は海中にもっと大きな魚を見ました。今年は、すごいことが起きそうです。逗子、絶好調。
戦いはわずか30分で終わってしまいました。これ以上釣っても食べ切れません。シカトロの目的は、食える魚を釣ることですから、過剰に獲ってはいけない。与えられたものを海からいただく。欲しいと必要の違いを理解しよう。欲に負けてはいけない。
黄色い朝日に向かって漕いで帰りました。まだ街は寝静まっています。僕は家に帰り、昨夕釣ったマサバでしめ鯖を作り、このイナダ2匹をおろして柵にしたころ、街の朝は空けるのでしょう。本当に朝は素晴らしい。必ず明ける。罪人（つみびと）の上にも善人の上にも日は昇る。素晴らしい。
海鳥は嘘をつかない jogo
