
子どもができたと分かった時は本当に嬉しかった。そして、成長の過程のことを夢想したものです。その中で思ったのは、子育ては掛け替えのない時間だという確信でした。積極的に子守をしたい、そのためには時間を捻出しなければいけない。幾つかの仕事をお断りして、ウイークデーにも数日分時間を作り出しました。
両親にも手伝ってもらい、嫁さんは仕事に復帰しました。僕は佐和チンと二人で過ごす時間が増えました。僕にとって他に代わるもののない大切な時間になっています。基本やってることは、ミルクをやり、オシメを換え、ぐずったらなだめるだけですけどね。佐和チンをいつになったら海に連れて行けるか、僕の一番のうれしい悩みどこです。
人や情報というのは、その人次第で自然と集まってくるものだと高城剛