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シットオントップの誤解(2)

 逗子葉山では、年に2-3人、PFDを付けていないシットントップの人に会います。特にそういった人に会って、挨拶はしますが、PFDのことを指摘したりしません。ニコニコ挨拶をするだけ。

 葉山で有名な話しがあって、シーカヤッカーがPFDをしていないシットオントップの人に、話しかけ、それとなく「PFDを付けた方がいいのでは?」と言ったところ、これ(シットオン)はそれ(シーカヤック)と違って安定感があって、安全なんですよ、転けないからPFDはいらないんですよと堂々と主張して悠々と漕いで行ったそうです。

 シットオンについて、先達やプロの人たちは、セルフレスキューやスキルアップが必要と主張して啓蒙していてくれていますが、一般ユーザーとの意識と解離していると思います。シットオントップは転けないと思っている初心者に、セルフレスキューやスキルアップの必要性を説いても、たぶん全く響かないんだと思います。作戦を変える必要があるのではと思います。

 沈脱して漂流してるシットオントップを何度か再乗艇させて助けたことがありますが、恐ろしほど乗れません(再乗艇できません)。再乗艇を前提に準備されていないのです。上げるのもだから大変。ムネの前にごてごて装備を入れすぎて引っかかるし、太った人が多い。もう少し痩せないと上がりませんよ。それと、練習では上がれたのですがと言いますが、本番では全く上がる可能性がないように見えます。このギャップはなんだろう?。レスキューした後、たくさんいいわけをされるもの共通点です。何故かは分かりません。いいわけには100%興味ありませんし、理解不能です。

 僕はシットオントップは普段乗らないのですが、他人のふりみて我がふり直すです。いいわけ不要、実践的なセルフレスキューの練習は普段からやるべし。それを自分の言葉で自分の仲間に伝えていく。これを地道に続けていく。これしかないと思ってます。もちろん自分のスキルを上げる努力もずっと続ける。これが一番必要です。


えることができる人を懸命な人と呼びます。  大竹先生 
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