jogo式Canoe Life

もう一度見る

  

 以前紹介した「15時17分、パリ行き」ですが、この映画もう一度映画館で見たいと思ってます。

 1回目見た時、淡々とした高揚のない映画だなと思いながら、ボーと見てしまいました。映画の最後のシーンを見るまでは。ネタバレになると思い、前回は書きませんでしたが、クリント監督は映画公開前からそのことを公表していたと、昨日ネットで調べて知りました。簿記試験の勉強にあけくれ、その辺調べないで映画館に行ってしまったワタクシです。。監督自ら公開してるからいいですよね。

 この映画の主演3人は、タリス乱射事件の当事者が演じていたのです。本人でした。ですのでプロの俳優ではありません。そうなるとこの映画は、いわゆる本物が本物を演じるという前代未聞の事態です。一つ一つの台詞や言葉、行動、身のさばきはそのまま本人の物。音楽で言えば、ライブに限りなく近いかと。そこにリアルがあります。本人達がやってるんだ、という視点でもう一度見たいから、再度映画館に行きたいです。

 映画ではテロリストの背景や、事件に至った経過が描かれていません。ですので、ご本を手に入れてみました。まだ読み終わってませんが、この辺りについても少し書かれているようです。ヨーロッパで生まれるホームグローンやドメスティックテロの背景は、根深く複雑です。そして、それは温度と緊張が高まればどこででも起きる現象です。日本でもあり得ます。ですので、よく知っておいていいでしょう。

 僕は、スペンサーストーンという青年が、犯人を柔術の寝技に持ち込み、最後は裸締めと言う技を極める(落とした=頸動脈を圧迫して脳虚血を起こさせる技です)シーンに興味を持ちました。映画の中では彼が柔術に興味を持ち、あまり上手でないけど少しづつ師匠の導きで上達していく。そして小さな自信を少しづつ獲得していく過程も描かれています。

 僕はこれでも、高校生のときは柔道部の副主将でした(一応有段者=黒帯)。だからティーンのころから柔術や合気道に興味を持っています。ただ、機会がなくって手を出したことがなかった。でも、いつの日かやってみたいなあなんて思った次第です。



レは座ったまま死んだりしない。  スペンサー・ストーン
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