jogo式Canoe Life

点と点を線で結ぶ

 常夏の国タイは僕の第二の故郷です。そしてタイを愛しています。
 しかし、現実は遠い国。そうちょくちょく行けないし、身近でもない。だから日本でタイに接するには特段の努力が必要でした。東京や繁華街に行くときは耳を澄ませ(タイ語が聞こえたら100%話しかける)、スパイじゃないのに毎晩短波ラジオにかじりつき、雑音の中からタイの放送を聞き取ったり。
 先月、横須賀の自然農園SHO FARMとタイ料理のコラボイベントに参加したところ、なんと僕と同じようなタイ好きの方やタイネーティブの方が逗子に住んでることがわかりました。なんと嬉しいことでしょうか。そこでひだまり農園(我が家)でお茶会を行いました。
 僕にとってはまたとない機会になりました。嬉しい・・。
 今までディズニーランドやアウトレットモールでタイ人観光客がいると話しかけてライン交換したり、電車に乗ってタイ関連のイベントに行かないとタイ語を使う機会に恵まれず、どんなに苦労していたことか。それが、自分の足元、地元でこんなチャンスに恵まれるとは。このチャンスを逃してはいけない、というのが僕の心境でした。
 右側のSさんに至っては、タイ語どころがラオス語も読み書きできる強者でした。僕もラオス語を少し齧った(1年ほど勉強した)のですが、タイ語以上に日本で使うチャンスがなく、かなり力を落としてしまっています。文字ももう忘れてしまい読み書きできません。
 逗子の懐の深さ、多様な文化を受け入れる許容性がなせる技なのでしょうか。今回の出会いで、実はさらにタイ関連の方が逗子にいることが判明しました。いくつかの点を、今回は3つの点を結ぶことができました。点と点を線で結び、さらに多くの点が線で繋げられれば、小さいけれども立体にできるのではというアイデアが浮かびました。

 逗子に小さいけれども笑顔あふれるタイのコミニティーができたらいいなと思うようになりました。まさかこんな日が来るとは思わなかった。最高に嬉しいです。

に国境はない  安藤百福

 

 
 

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