アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Without a Trace 5-4 "All for One"

2006年11月29日 | TV: Without a Trace
【アメリカ合衆国での初回放送日 = 2006年10月15日】※少年鑑別所で就役中だったティーン少女が行方をくらます。

15歳のマリア・ノートンは飲酒運転で事故を起こして1人の同乗者を死なせ、もう1人(姉の恋人)に重傷を負わせた罪により、18ヶ月間の少年鑑別所(ここは少女専用)送りになっていた。すでに13ヶ月の就役を済ませていたが、ある日、忽然といなくなってしまう。

その少年鑑別所では管理上の不手際によって刃傷沙汰が度々起こっており、所長が5週間前に代わったばかりだった。また、非常ドアを開けると鳴るはずの非常ベルの電線が故意に切られていたり、警備員の1人が収容者の売春を斡旋していた事が判明する。さらに、マリアが起こした事故で死んだ青年の父親が最近、偽名を使ってマリアに面会に来ていたのだった。

マリアは他の収容者か青年の父親に殺されたか、あるいは警備員によって外に連れ出されたのだろうか?

やがて、交通事故を起こしたのは実はマリア自身ではなく、姉のクレアだったとわかる。孤児院で育ったクレアとマリアは事故の数ヶ月前に養女にもらわれたばかりだった。事故の夜、マリアとクレア、そしてクレアの恋人とその友だちはパーティーに出かけ、麻薬と酒でハイになった。その中で一番正気に近かった(?)クレアが帰りの車を運転したのだが、横転事故を起こしてしまったのだ。

マリアはクレアが大学を目指している事を知っていたし、「自分は未成年だから、短期間で自由の身になる」と見込み、身代わりになった。麻薬密売人についても供述しなかった。ところが、クレアはマリアが鑑別所送りになった後もその密売人から麻薬を買い続け、2000ドルの借金をしてしまったのだ。このままでは大学進学もおぼつかないだろう。

マリアは「あたしはお姉ちゃんのために犠牲になったのに…!」と怒りながらも、借金を肩代わりしてあげる決心をし、警備員に手引きしてもらって密売人に会いに行ったのだった。だが、マリアはとても全額は払えない…というわけで争いになり、密売人が落とした拳銃を掴んで発砲した。マリアは密売人が倒れたのを見て動揺し、そのまま逃走したのだった。

少し離れた場所に車を停めて待っていた手引きの警備員も、銃声が聞こえたので逃げたのだ。

マリアは結局、(大怪我はしているものの)生きた状態で見つかる。事故を起こした張本人だとわかったクレアは検察局に連れて行かれる。マリアは釈放されるのかなあ?偽証罪とか麻薬の事とかもあるけど、すでに13ヶ月も服役してるわけだし…。

今回はFBI捜査官たちのプライベートな方面ではほとんど何も描かれなかったのだが、ちょっとだけ、あった。捜査本部のデスクにいるダニー・テイラー捜査官のところにエレナ・デルガド捜査官がやって来る。エレナはダニーの肩に一瞬だけ触れ、捜査状況について話す。振り向いたダニーはその手をすごく意識してるようなのだが、何も言わない。エレナは何も気付いてない様子で話し続ける。なんか、こういうの、初恋(片想い?)みたいで可愛いよね。

ところで、写真のマーティン・フィッツジェラルド捜査官はまるで学校の先生みたい!?


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