アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Don't Forget the Lyrics: Episodes 101A & 101B

2007年07月14日 | TV: 2006-2007年シーズン
【アメリカ合衆国での初回放送 = 2007年7月11日&12日】※『Don't Forget the Lyrics』の第1回&第2回(2日連続で30分ずつ放送)を見た。なかなか楽しめた。

これも『The Singing Bee』のように歌いながら、一部だけ伏せられた歌詞を当てるクイズ番組だが、進行形式が異なる。解答者は競合ではなく、1人ずつ登場し、『Who Wants to Be a Millionaire? (クイズ・ミリオネア)』のような形式で最高賞金100万ドルを目指す。

『Are You Smarter Than a 5th Grader?』のように、解答者は9つ与えられたジャンル(解答者ごとに変わる?)から任意に1つずつ選ぶ。さらに、ジャンル毎に2曲の選択肢が用意されているので、好きな方を1つ選ぶ。

『The Singing Bee』と異なり、『Don't Forget the Lyrics』では各曲の演奏時間が長い。1番をほぼ丸々歌ってしまうのだ。解答者はパネルに表示される歌詞を見ながら生バンドの演奏に合わせて歌い、最後に隠された歌詞を当てるのだが、時には司会のWayne Bradyが一緒に歌ったり踊ったりして励ましてくれるところが楽しい。

『クイズ・ミリオネア』等と同様、困った時のために3つのライフラインが用意されている:
  • 助っ人(家族、友人等)を舞台に呼び、一緒に歌いながら考えてもらう。
  • 隠された単語のうち、任意の2語の正解を教えてもらう。
  • 3つの選択肢(全単語)を表示してもらい、その中から1つ選ぶ(先に助っ人を呼んでおいた場合、ここで相談することもできる)。


賞金は1問正解するごとに2500ドル、5000ドル、10000ドル...と上がって行き、25000ドルまでクリアすると、その後は25000ドルが最低賞金となる。ただし、賞金額が上がるにつれ、隠されている歌詞の単語数が増え、難易度が上がるようになっている。

答がわからなかったり自信がなかったら、それまでに稼いだ賞金とともにリタイアできるのも『クイズ・ミリオネア』や『Are You Smarter Than a 5th Grader?』と同じ。9問全部に正解すると、100万ドル用の特別曲に挑戦できる。

第1週は2回(30分x2日)放送だったが、最初の解答者がかなり上まで勝ち進んだので、1人分しか見れなかった。だが、そのおかげでライフラインも使い切ったので、ルールを理解するにはちょうど良いプレミアになった。この解答者はルールを最初から完全に理解していたし、ノリも良かったので、「もしかしたら、ヤラセかな?」とも思ったのだが、とても演技とは思えない表情を見せたりもしてたので、やっぱり素人なのかな?ともかく、見ていて楽しかったのは確かだ。

「『The Singing Bee』のクローンだ」と揶揄されている当番組だが、形式が異なるし、司会者の個性も異なるので、それぞれ違った楽しみ方ができる。今後しばらくは両方見るつもりだ。


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