Without a Trace 4-19 "Expectations"

【アメリカ合衆国での初回放送 = 2006年4月13日】※出産を間近に控えた女性が失踪する。タイトルの『Expectations』には「期待」、「余命」、「妊娠」といった三重の意味があるようだ。

メイガン・サリヴァンはHIV感染症だと診断されて生きる望みを無くしていたが、妊娠したことによって新たな目的を見出す。一方、夫のブライアンはそれほど乗り気ではないように見えた。そんなある日、メイガンは失踪してしまう。

メイガンは失踪前、自分にHIVをうつした男（現在、服役中）から電話があったらしい。また、ブライアンにも愛人がいたことがわかる。さらに、メイガンのHIV感染症がエイズに進展していたという事実が明らかになる。ちなみに、メイガンの胎児にHIVが感染する確率は約1％だという。

マーティン・フィッツジェラルド捜査官はダニー・テイラー捜査官が薬物中毒の件で助けてくれたことをあらためて感謝する。ダニーが紹介してくれたリハビリ団体で知り合った元NYPDの刑事がマーティンのスポンサーになってくれることになったという。（スポンサーというのはマンツーマンで中毒患者を叱咤激励したり、相談に乗ってやったりする人のことで、自身も元中毒患者であることが多い。）

今回のマーティンは仕事もテキパキとこなし、表情もサッパリしていた。しかも、メイガンの赤ん坊の命の恩人といっても良い活躍ぶりだ。それにしても、ダニーだけでなく、サムにもちゃんと感謝しないといけないよ。