アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Smallville 5-6 "Exposed"

2005年12月04日 | TV: Smallville
今回(11/3放送)はトム・ウォパットがゲスト出演。ジョナサン・ケント役のジョン・シュナイダーとトム・ウォパットは人気カーアクション番組『The Dukes of Hazzard』(1979-1985年放送)でコンビを組んでいたので、今回もそれっぽいシーンがいくつかある。

クロエがデイリー・プラネット社で深夜の電話番をしている。ロイスも遊びに来ている。すると、若い女性から「今すぐレポーターに会わせて!」という電話がかかってくる。かなり緊迫した様子だ。2人は指定された場所に着くと女性が現れるが、何も言わないうちに車にはねられて死んでしまう。

警察は「あのあたりでは(轢き逃げや強盗等は)よくあること」と言ってあまり真剣に取り合ってくれない。クロエとロイスは被害者が事件現場付近の「ウィンゲイト・クラブ」で働いていたメリッサというストリッパーだった事を突き止め、ロイスが新人ストリッパーとして潜入する。

一方、ジャック・ジェニングズ上院議員(トム・ウォパット)がケント農場を訪れる。再選挙のサポートを頼むためだ。ジェニングズ議員はジョナサン・ケントの旧友で、クラークも幼い頃から彼を「ジャックおじさん」と呼んで親しんでいた。今度の選挙ではレックス・ルーサーも立候補するという。

そこにメトロポリス警察の刑事が現れる。轢き逃げ事件の被害者メリッサの自宅を捜査していたところ、メリッサがジェニングズ議員の膝に乗っているツーショットが見つかったのだ。ジェニングズ議員は「そんな女性とは全く面識がない」と主張し、ジョナサンも「近頃は写真も嘘をつきますからね」とかばう。この時に刑事が見せる警察バッジがスーパーマンの胸のロゴと同じ形をしてるところが芸が細かい。小道具さん、ブラボー!ちなみに、刑事はどうしてジャックがケント農場を訪れてる事を知ってたの?

クラークはジャックとメリッサのツーショット写真を持ってルーサー邸を訪ねる。選挙の対抗馬であるレックスがジャックを嵌めようとしてるに違いないからだ。ジョナサンいわく、「レックスが勝てる確信のない勝負を挑むはずがない」のである。それにしても、刑事が証拠品の写真をクラークに簡単に預けちゃって良いのかな?

レックスは「そんな写真の事は全く知らない。ただ、2人が座ってるソファはある高級クラブのものだ。そこに入るには運転免許証(身分証明書)だけじゃダメだよ」と言ってウィンゲイト・クラブの会員カードを渡す。

ロイスが緊張しながらウィンゲイト・クラブの初舞台に立つ。観客の中にクラークを見つけ、お互いに「こんな所で何してるの!?」ということに…。

メトロポリス警察がウィンゲイト・クラブにガサ入れをし、その騒ぎの中、客の1人がロイスを連れ出す。他のストリッパーたちによれば、そのヨーロッパ人の男性は毎晩新しい女の子を選んではどこかに連れて行くのだという。しかし、ロイスはその男性がメリッサを殺した犯人だと突き止める。

クロエはウィンゲイト・クラブの外に駐まっていた全ての車のナンバープレートを写真に撮っていた。その中に某国領事館のものがあり、「ヨーロッパ人」という手掛かりと合わせて、クラークはその持ち主の住居に急行する。住居はもぬけの殻だったが、(ロイスとヨーロッパ男性が)争った後があった。コンピュータから何かを印刷したばかりらしいと分かり、もう1度「印刷」ボタンを押すと、ロイスの偽造パスポートの写真が出て来る。「ロイスを国外に連れ出そうとしてるんだ!」と言うクラークにロイスは「屋上にヘリパッドがあるわ!」と教える。

クラークが屋上に着くと、ちょうどヘリコプターが飛び立ったばかりだった。クラークは繋留用のロープを掴んでジャンプし、ヘリコプターに結わい付ける。そして、ヘリコプターを引っ張り着地させ、ロイスの救出に成功する。

そこに警察が現れ、男性を解放するようクラークたちに言う。男性は国賓なので、たとえ殺人を犯そうとも「警察としては彼に指一本触れることもできない」のだ。「(警察にはできなくても)あたしにはできるわ!」と言いざま、ロイスは男性を殴る。

ジャック・ジェニングズ上院議員はメリッサの殺人事件とは関係なかった。だが、メリッサと深い関係にあったのは事実だった。ジャックがクラークに「ジョナサンは昔から周りに厳しかった」と言う。クラークは「息子の身になってみて下さいよ」とジョークを交えながら、「でも、父は自分自身に対して一番厳しいと思います」と指摘する。「そんなジョナサンに俺は愛想を付かされちゃったんじゃないか?」と不安がるジャックだった。

クラークはレックスにジャックの件で誤解していたことを謝罪する。クラークにとってジャックは英雄だったが、その英雄も完璧ではなかった。レックスは「完璧な英雄など、いやしない」と言う。

後日、クロエのデビュー記事がデイリー・プラネット紙に掲載される。それによれば、件のヨーロッパ男性は母国に帰った後、タレ込みによってインターポール(国際警察)に逮捕されたのだという。タレ込み主は誰だかわからないということだが、おそらくクロエ自身なんだろうね。

ジャックは「妻との結婚は政治的なもので、私が本当に愛してたのは親子ほども年の離れたメリッサだけだった」とジョナサンに打ち明ける。そして、「ずっと英雄の皮を被り続けるのも疲れるよ。それに、自分よりも優れた人材を目の前にして、これ以上続けられない」ということで議員職を辞めるつもりだという。「まさか、レックス・ルーサーのことを言ってるわけじゃないだろう?」と訝しがるジョナサンに、「いや、君のことだよ。ま、考えておくんだな」と答え、立ち去る。ジョナサンは上院議員選に立候補するのだろうか?

【今日の一言】
Lex Luthor: We all need heroes, Clark, and even the best ones are far from perfect.

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3 コメント

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Unknown (josetangel)
2005-12-06 08:17:50
エピガイアップ、ありがとうございます。

このエピでは、ラナがお休みでしたっけ?

個人的には(シッパー眼)クラークとロイスの距離がまた縮まったような気がして、もしかして今後もっと2人の関係を進めるのかな、なんて思ってしまいました。まあ、それがカノンなのでしょうけど。(爆)
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ラナ (ジョウ)
2005-12-06 08:31:29
あ…そういえば、ラナは名前と部屋(ロイスに譲った)しか出てこなかったですね。

クラークとロイスは「見ちゃった」&「見られちゃった」という恥ずかしい気持ちが将来の恋愛関係に繋がっていくということなんでしょうね。ラナとクラークの破局が最初から決まってるだけに見る側としては複雑な心境です。
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Unknown (2J-EAST)
2005-12-06 08:52:53
最近は、「お気に入り」に登録し、毎日新しい情報をチェックさせて頂いています。

ありがとうございます。毎回丁寧でわかりやすくチェックするのが楽しみです。

ところで、私はロイスも結構好きですがずっとsmallvilleを見ているものとしては、今後のラナの扱いが気になるところです。

レックスといい、ラナといい、今後どうなっているのかそして一体どこまで続くのか、、。

アメリカのドラマのシステムって、放送が休みになったり時間帯が変わったり、そうこうしているうちに打ち切りになったりと、動きが激しいので今後が心配です。
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