最も魅惑的な10人

11/29（火）にABC系列で『The 10 Most Fascinating People of 2005』が放送されました。司会のバーバラ・ウォルターズ（ABC系列の大御所キャスター／インタビュアー）自らが選んだ「最も魅惑的な10人」です。

そのうち9人までは放送前から明かされてましたが、トップの1人だけは秘密でした。

そのトップに輝いたのはチャールズ皇太子の新婦カミラ夫人（Camilla, Duchess of Cornwall）です。さまざまなバッシング等を乗り越え、30年越しの恋を実らせましたよね（2人ともすでに50代後半！）。

その他の9人（順位は無し）：

• Dakota Fanning（ダコタ・ファニング） 1993年に「最も魅惑的な10人」の第1弾が発表された時には彼女はまだ生まれておらず、子どもでこのリストに登場するのは彼女が初めて。今年は『宇宙戦争』でトム・クルーズと親子役を演じ、『ドリーマー』でもオスカーが囁かれている名子役（写真は『ドリーマー』のプレミアより→歯を矯正してる最中らしい）。ダコタは映画1本あたり300万ドルのギャラをもらっていて、彼女が出た映画は合計7億ドルを稼いでいるが、「お小遣いはゼロ」で家事もすすんで手伝うという。
• Jamie Foxx（ジェイミー・フォックス） 『レイ』でアカデミー賞の主演男優賞を受賞し、『コラテラル』でも助演男優賞にノミネートされたジェイミーは最初はミュージシャンを目指していたので、ピアノも弾ける。12月には初のヒップホップCDを発売予定。 「It's been a fantastic year. Absolutely everything you could possibly imagine. It's the NBA Championship. It's the Super Bowl. It's the Stanley Cup. It's everything all at once.」だと語る。（野球のワールドシリーズは？まあ、いいけど。）
• Condoleezza Rice（コンドリーザ・ライス国務長官） アフリカ系（黒人）女性としては史上初の国務長官。「いずれは初の女性大統領になるのではないか？」という声も…。
• Teri Hatcher（テリー・ハッチャー） 長い間、「オーディションにも出られなかった」というテリー・ハッチャー（『新スーパーマン』）は『Desperate Housewives（デスパレートな妻たち）』（ABC系列）で昨年秋に復帰して大ブレイク。今年はエミー賞等、さまざまな賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞（「賞をもらったのは生まれて初めて」というスピーチが印象的）やSAG賞等を受賞。さらに『ピープル』誌が選ぶ「The 50 Most Beautiful People」の1人にも選ばれた。
• Thomas Mesereau（トーマス・メズロウ弁護士） マイケル・ジャクソンの弁護をつとめ、無罪判決に導く。また、ロバート・ブレイクの弁護人も当初（陪審員選択等）、つとめていた。
• Lance Armstrong（ランス・アームストロング） ツール・デ・フランスで7連勝を挙げた後、引退。だが、それより、本人は癌を克服した事を100倍も誇りに思ってるという。 「I'm proudest of being a cancer survivor. Absolutely.」
• Beth Holloway-Twitty（べス・ホロウェイ=トウィティ） 今年5月のアルーバでの休暇中に行方不明になったナタリー・ホロウェイさん（18）の母親で、7週間にわたって娘の探索捜査の指揮を執る。 "I am never going to give up. I'll always carry her story for the rest of my life."
• Tom Cruise（トム・クルーズ） ケイティー・ホウムズとの恋愛＆婚約、そして2人の間に間もなく生まれる子どものことについて語る。2人の年齢的な差やオプラ・ウィンフリーのトーク番組でソファの上で（嬉しさのあまり）ジャンプした事、あるいはブルック・シールズとの（メディアを通した）激論が揶揄の対象になったりしているが、本人は「何も恥じることはない」＆「自分の言動を後悔していない」という。 "When you find that woman, you should absolutely be unabashed about it."
• Kanye Wes（カニエ・ウェスト） 第47回グラミー賞授賞式（今年2月開催）で3部門受賞。ハリケーン・カトリーナ後の募金活動時に「George Bush doesn't care about black people.（ジョージ・ブッシュは黒人を気にかけてない）」（カトリーナの被災地には黒人が多く住んでいたことから）と言って物議をかもす。 "I say really serious stuff that touches on social issues. Um. Racial things. And I get away with it, because I hide behind really good beats."
【参考記事】 http://abcnews.go.com/Entertainment/story?id=1355896 http://abcnews.go.com/Entertainment/story?id=1353649