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2011年4月初旬に岩手県沿岸部に行ったときの写真です。
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全く手付かずの場所がほとんどでしたが、
そんな中でも、道を作り、ダンプが走り、電柱を立てて電気を通す人たちが。
天災の恐ろしさに何も言えず、一方で日本人の真面目で働き者の真髄が見えた気がした。
あれから、この町はどうなっているんだろう。
仙台市で見たがれきの山も、水に襲われた畑も田んぼもほとんど変わらないまま、去年は過ぎた。
そんな事を吹奏楽部の演奏をリピしながら思い出した。
寄付されたり、援助されたりしたのは、
あの子達の楽器だけじゃない、制服だって、学校に必要な物はたりなかったにちがいない。
嵐さんは、そこに行ってやれることをやっている。
誰かがやることを、
外側から分析したり、違う視点で批評するのは、必要ではあるが、
助けを求めている場所に対して、「あなたの立場はわかるが、それとこれとは違う。」
と言って自分の利益を離さない、犠牲を受け付けない人たち。
自分の汗を流さずに、他人の汗を批評する人たち。
24時間テレビを見るのも見ないのも自由。
でも感動を体験して、そこで何を自分に映すのか、それを考えられたのは
ありがたい経験になる。
今回、末っ子と多くの時間を見ていた。
ほんの少しでも、娘たちの記憶に涙が残ってくれたら。