堺はここに来て調子が上向きです。またパナソニックにリーグで勝っていますから、ファイナルでは熱戦が期待できます。
・ペピチ選手をどれだけ活かせるか?
ペピチ選手はリーグでの得点王ですから、当然ファイナルでも打数が増えるはずです。しかし、これまでの所属チームでは、さらに幅のある攻撃をしていました。例えば、同じライト打ちでも、アンテナまで伸ばしたトスを打つ場合と、1m弱ほど中に切り込んで、ロングDセミのような形で打つ場合があり、使い分けている印象でした。堺ではアンテナまで伸ばしたトスを主に打っていますが、パナソニックの低いセンターの白澤健児選手が前衛の場合は、中に切り込む攻撃も有効かも知れません。
・石島雄介選手のサーブとサーブレシーブ
調子を上げている石島雄介選手ですが、サーブだけは安全サーブ化していて、相手を崩せていません。パナソニックは、リベロがきれいにレシーブしたら、4人が一斉に攻撃に走り込むチームですから、安全サーブを打っていたら勝ち目はありません。弱く打つならパイプに入る選手の前に落とす、もしくは狙いが定まらなくても強打する、など、石島雄介選手のサーブの復調に期待です。特に、パナソニックは常時4人サーブレシーブできる選手がコートに立ち、そのうち1人が交代で守備免除になる変則ローテです。そのため、全員に休憩するローテがあり、誰か1人を潰すのは難しいため、打つ場所や強さで勝負するしかありません。また、堺の調子は、石島雄介選手のサーブレシーブの調子にも左右されます。場合によっては、本来はジャンプサーブのパナソニックの選手がフローターで石島雄介選手を狙うかも知れません。多少崩れるのは仕方ないとして、きちんとペピチ選手に打てるトスが上がるレベルのレシーブが出来るかどうか、注目しましょう。
・センターやレフト平行を使うのか?
堺は、ある意味ペピチ選手のライト攻撃に上げておけば点が自動的に入ってくるので、センターやレフト平行を無理に多用する必要はありません。しかし、ファイナルでもそれが通用するのでしょうか。センターやレフト平行を使ったとして、それは堺の戦略なのかパナソニックの思う壺なのか。少なくとも、Aパスならセンターかレフト平行、Bパスならペピチ選手、というはっきりとした使い分けをしてしまうと、パナソニックの思う壺になります。このあたりのトスワークからも目が離せません。
・ペピチ選手をどれだけ活かせるか?
ペピチ選手はリーグでの得点王ですから、当然ファイナルでも打数が増えるはずです。しかし、これまでの所属チームでは、さらに幅のある攻撃をしていました。例えば、同じライト打ちでも、アンテナまで伸ばしたトスを打つ場合と、1m弱ほど中に切り込んで、ロングDセミのような形で打つ場合があり、使い分けている印象でした。堺ではアンテナまで伸ばしたトスを主に打っていますが、パナソニックの低いセンターの白澤健児選手が前衛の場合は、中に切り込む攻撃も有効かも知れません。
・石島雄介選手のサーブとサーブレシーブ
調子を上げている石島雄介選手ですが、サーブだけは安全サーブ化していて、相手を崩せていません。パナソニックは、リベロがきれいにレシーブしたら、4人が一斉に攻撃に走り込むチームですから、安全サーブを打っていたら勝ち目はありません。弱く打つならパイプに入る選手の前に落とす、もしくは狙いが定まらなくても強打する、など、石島雄介選手のサーブの復調に期待です。特に、パナソニックは常時4人サーブレシーブできる選手がコートに立ち、そのうち1人が交代で守備免除になる変則ローテです。そのため、全員に休憩するローテがあり、誰か1人を潰すのは難しいため、打つ場所や強さで勝負するしかありません。また、堺の調子は、石島雄介選手のサーブレシーブの調子にも左右されます。場合によっては、本来はジャンプサーブのパナソニックの選手がフローターで石島雄介選手を狙うかも知れません。多少崩れるのは仕方ないとして、きちんとペピチ選手に打てるトスが上がるレベルのレシーブが出来るかどうか、注目しましょう。
・センターやレフト平行を使うのか?
堺は、ある意味ペピチ選手のライト攻撃に上げておけば点が自動的に入ってくるので、センターやレフト平行を無理に多用する必要はありません。しかし、ファイナルでもそれが通用するのでしょうか。センターやレフト平行を使ったとして、それは堺の戦略なのかパナソニックの思う壺なのか。少なくとも、Aパスならセンターかレフト平行、Bパスならペピチ選手、というはっきりとした使い分けをしてしまうと、パナソニックの思う壺になります。このあたりのトスワークからも目が離せません。