バンコク・オンヌットの生活はすごく楽しいので、もっともっと書きたいことがあります。でも昨日父とスカイプで話してたら、「わが家のチェンマイ移住計画」っていう題名を付けたんだから、オンヌットのことはそれくらいにして、またチェンマイのことを書いてくれと言うんです。僕が一度もチェンマイに行ったことがないことを知ってるくせに。
僕はチェンマイのことよりも、なんで僕が日本からタイに来なければならなかったのか、それを知りたいんです。そしたら父は、なんで母が18歳で日本に行ったのか、僕の生まれる前のことや父との出会いのこと、そして母がどうしてタイに帰ることになったのか、そのうち書くつもりだというのです。僕も、それはちゃんと聞きたいです。それに、父にもかなり秘密があるんじゃないかと僕はひそかに思ってるんです。
えっ!いきなり何これ。チェンマイに初めて行った父のビデオにあった衝撃的な映像で~す。
山に囲まれたチェンマイの特産品がカニなわけないですよね。わかった!チェンマイでこれを食べて満足したから、チェンマイに住むことにしたんだ!そんなわけ、やっぱりないです。
初めてチェンマイに行った理由が家を探すためだなんて、そんな人はめったにいないんじゃないかなと思います。チェンマイに行ってみたらすごくいいところだった。何度か行くうちにどんどん気に入ってしまった。老後はあそこに住みたいと思うようになった。普通の大人はそういう順番になるんじゃないかな。
でも母と父は順序が逆なのです。行ってもいないのに、いきなりチェンマイに住むことを決めちゃったみたいです。それに、まだ老後でもないのに。
父が最初に考えたのは、建売住宅を買うことでした。
母が知り合いのタイ人に聞いても、最初は建売を買った方が安全だと言っていたそうです。タイ人なのにタイのことをあまり知らない母と外国人の父が、いきなり注文住宅を建てるのは冒険なんだそうです。
タイでは建設会社が開発した住宅街をムーバーンといいます。敷地と外との境に高い塀があって、出入りするゲートにはガードマンがいるんです。ピストルは持ってないと思うけど、住人以外は簡単には入れません。だから安全なんだそうです。
チェンマイにはムーバーンが50か所くらいあって、母と父は去年の年末に2日かけて8か所くらいムーバーンを見て歩いたみたいです。チェンマイの道がわからないので、1時間250バーツ(750円)で車を雇って。
昨日スカイプで父に聞いたら、この写真はクーラパンという有名な会社のムーバーンだそうです。チェンマイの市街地で10か所以上開発していて、バンコクにもあるそうです。写真は、その中でも一番大きいハンドンという場所にあるムーバーンで、びっくりするくらい広いんだって。
敷地内の道路も広いです。何しろガードマンのいるムーバーンの入り口から奥まで3キロもあるんだって。3キロって、僕の今の家からオンヌット駅のカルフールまで行ける距離です。あまりに広大だから買うのをやめたそうです。でも、綺麗な家だなあ。値段は土地が250平米くらい、家が150平米くらいで大体750万円だそうです。
家の中の写真を撮るのを忘れたそうですが、見た目は日本の最新の住宅と全然変わらないか、それよりももっときれいなんだって。リビングにはアイランドキッチンとかいう台所があるんだって。何のことかさっぱり僕にはわかりませんけど。でもね、こんな家でもバスタブがなかったんだって!買わなくて正解だと思います。
母と父はチェンマイのナイトマーケット近くのレストランでパッポンカリーを食べたみたいです。きっとおいしかったんだろうな。でも、もっと大きいカニにすればよかったのに。
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