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地球人観察記

人類誕生から百万年も戦争を繰り返し、自分の惑星を破壊したりと、宇宙の常識では計り知れない知的生命体の地球人を観察します

スペイン国歌

2008年01月18日 20時39分49秒 | ヨーロッパ-関係
前回の話に引き続き、
「国歌つながり」でこんな話が伝わってきました。


スペインの国歌は、世界でも最も古い国歌の一つなのに、
歌詞がないためにスポーツの国際試合で、
他国の選手のように大きな声で歌えないという悩みがあったんだそうです。

ところが2016年のオリンピックに、
首都マドリードが開催地に立候補したことで、
それまでに歌詞を制定しようという気運が高まっています。

7000通が応募した中で選ばれたのは、
「ビバ・エスパーニャ(スペイン万歳)」で始まる歌詞。

これがフランコ独裁政権を称えるかけ声だったことで、
「あの時代を思い出させる」
と批判と拒絶が集中しました。

どの歌詞にするか制定が難航しそうなのだそうです。



日本の選手の中にも一人ぐらいは、
「君が代」を他国の選手より大声で歌いたい!
なんてことを考えている人が居るのでしょうか。




日本の悪行をヨーロッパへ

2007年11月02日 12時48分16秒 | ヨーロッパ-関係
ロンドンに本部をもつ国際人権団体なんだそうですが、
アムネスティ・インターナショナルというところが、
「日本の従軍慰安婦問題をもっと盛り上げよう!」
とヨーロッパで活動をしてくれているんだそうです。

元慰安婦だった当人たちも高齢になり、
直接話を聞くことも難しくなるので、
日本の行ってきた非道を、
広くヨーロッパの人達にも是非聞いてもらおう・・・
っていう趣旨だそうです。

そして元慰安婦として、
お隣の韓国とよく知らないけれどフィリピン、
そしてオランダから一名ずつが参加する予定です。

旧日本軍ってオランダ人も従軍慰安婦にしていたんですね。
それはそれである意味すごいことで・・・
中国や東南アジアの人は身近で接点があったでしょうが、
あまり白人なんて見たこともなかった兵隊さんは、
ヨーロッパ人も慰安婦をどう思っていたのでしょう。

日本軍ってひどい奴らなんだよ。
そして従軍慰安婦問題から逃げている日本は、
本当に悪い国なんだよ!
ってキャンペーンは、オランダやイギリス、
そして当時の同盟国ドイツなどで公演されるんだそうです。

もちろん各国では日本大使館前で、
抗議デモをすることも計画されています。

あわせてヨーロッパ全土にも、
日本軍の悪行を津々浦々まで広められるように、
EUの中心地ベルギーのブリュッセルで行われる
欧州議会にも参加します。

従軍慰安婦問題の対象国ではないと思うのですが、
一生懸命に日本の悪いイメージを、
ヨーロッパに広めようと努力しているんですね。

ほかにやるべき事はないのでしょうか。


ちなみにこの団体、
日本にも支部があり会員を募集しています。
http://www.amnesty.or.jp/
共感・賛同される方はどうぞ



ダイアナ元皇太子妃の追悼式

2007年09月02日 20時52分32秒 | ヨーロッパ-関係
昨日・・・と言っても現地時間の31日、
ロンドンでダイアナ元皇太子妃の、
10年目の追悼式典が開かれましたね。

世論に配慮してとなっていますが、
結局はマスコミやパパラッチが五月蝿いので、
チャールズ皇太子の今の奥さんカミラ夫人は、
式典に出席しなかったそうです。

ダイアナさんの死んだ事故原因は、
未だになぞに包まれたままです。

生前はボーイフレンドとのうわさが流れる一方で、
対人地雷の全面禁止を呼びかけ、
アンゴラで防弾チョッキを着て地雷原を視察していました。

ただ、このボーイフレンドというのが、
表の顔はリッツ・ホテルや百貨店の経営者で、
実は裏では武器商人として儲けていたらしいですから、
まさに「現実は小説より奇なり」ですね。


ところで、
BELL`Sという名のスコッチ・ウイスキー会社があります。

ダイアナさんは1981年7月29日に、
20歳のチャールズ王太子と結婚しましたが、
この会社は2人の結婚を祝して、
記念ボトルを販売しました。





日本でも販売されたかどうかは知りませんが、
なぜか私が1本持っています。

しかも(酔っ払いの割りに)勿体無がり屋なので、
飲むに飲めずに今日に至っています・・・

ドイツ強制労働の補償金完済

2007年06月14日 08時21分13秒 | ヨーロッパ-関係
第二次世界大戦下のドイツで、
ナチスに強制労働を強いられた被害者への補償が、
今週初めに完済したそうです。

支払ったのはベルリンにある財団「記憶・責任・未来」です。
記憶(過去)に責任ある行動で未来が開ける・・・
みたいな意味ですかね。

補償金の対象者は世界100カ国以上の、
約176万5000人だったんですって。
そして支払った賠償金の総額は約7104億円です。

一人当たりにしたら40万円ですね。
これが高いのか安いのか判りません。
日本も賠償を求められたりしますが、
それと比べたらどうなんでしょう。

もっともこれは正式な損害賠償じゃなくって、
道義的な見地から行ったものなんだそうです。

半分はドイツ政府が払って、
残り半分は実際に強制労働をさせていた、
フォルクスワーゲン社やバイエル社などの企業、
約6500社が負担しています。

でも完済を記念して大統領府で、
ケーラー大統領やメルケル首相が出席してパーティを開いたそうですよ。

日本も周りの国から文句が無くなる日は、
いつになったら来るのでしょうか。



イギリス軍撤退

2005年07月11日 06時58分53秒 | ヨーロッパ-関係
昨日のイタリア軍に続いて、
今日はイギリス軍の撤退についての話題です。
報道の姿勢も問題にしてきたJJには、
報道の自由という旗のもとに、
いくら知り得た情報だからって、
また発表しちゃったことで、後でもめないかと心配です。

イギリスの大衆紙メール・オン・サンデーは昨日、
リード国防相が署名した秘密文書を掲載しました。
その文書というのは、
「イギリス政府は今年10月に、
イラクのムサンナ州の治安権限をイラク側に移譲して、
イギリス軍が撤退することを強く望んでいます」
というものです。
さらに重要内容が書かれていて、
「実はアメリカだって2006年の初めまでに、
イラクにある18州の内の14州から撤退して、
その14州はイラクに治安権限を移譲しようとしているんです」
とありました。

内容はまだまだ続きます。
「そのアメリカは自国の軍隊を中心に、
今いる多国籍軍を中心とする約176.000人を、
66.000人にまで削減することを計画しているんですよ」
と今後のイラク全体の展開までも記されていました。

さらに我が日本のイラク派遣については、
「イギリス軍の撤退するムサンナ州はサマワも含んでいるので、
日本の自衛隊だって残りたがらないだろう」

こんな文章を明るみに出されちゃったリード国防相は慌てて、
「考えられるシナリオはさまざまあります。
これはその内の一つの文書にすぎないんです」
「必要とされる限りイギリス軍がイラクに駐留するというのが、
我々の基本計画ですよ!」
とコメントを出しています。

しかしロンドンの同時多発無差別テロの前の4日、
イギリスのフィナンシャル・タイムズも、
これと同じようなイギリス軍の撤退と、
アメリカ軍の縮小を記事にしています。
そんな中でのテロだったんですね。
記事が現実になるために、
今回のテロが拍車をかける役割だったら、
テロリストは喜んでいるかもしれません。

日本の自衛隊は、他国に左右されずに任務を続けられるのでしょうか。
それとも他国の撤退が進む中で、
タイミングを逃しちゃった日本だけが、
イラクに自衛隊を取り残しちゃうなんてことはないでしょうね。