『「あれは島だよ、ちっちゃな島だ。文句あるか!」
石原都知事は会見で、そう笑顔で語りました。』
と読売新聞にはありますが、JJには
「そんなことどうでもいいじゃん。 誰が何と言おうと日本なんだから」
と言ってニヤッと笑いました・・・ のように見えました。
以前にもお話ししましたように、
日本政府と同じく東シナ海の話題には二の足を踏んでいるJJですが、
沖ノ鳥島に関して東京都の石原都知事が、
積極的な行動をおこしてしまったので、
JJも慌ててお話いたしましょう。
まずは問題の沖ノ鳥島のある位地ですが、
東京から約1,700km、小笠原諸島からは約900km離れた、
日本の最南端の島だそうです。
わかりづらいので、JJ流にもっと簡単に話しましょう。
日本の首都東京と沖縄の先にある宮古島の距離を思い浮かべてください。
それとほぼ同じ距離を、日本の真南の大平洋上にもって来ます。
そこが沖ノ鳥島です。
こんなに遠くても立派に東京都なんですね。
ちなみに東京へ飛行機で帰るつもりなら、方向はちがいますがその半分位の時間で、
アメリカ領のグアム・サイパンに着いちゃいます。
さて、この沖ノ鳥島ですが東西4.5km、南北1.7kmの珊瑚礁の島で、
干潮時は周囲約11Kmの珊瑚礁の島が現れます。
満潮時になると海面に出ているのが、
北小島と東小島は合わせて4畳半位の面積の「島」なんです。
昔は北小島を北露岩と呼び、東小島を東露岩と呼んだそうですが、
「島」でなく「岩」だと非常に都合が悪いんで改名したんですね 。
なぜなら国際法の国連海洋法条約第121条には、
「島」なら周りの領海(排他的経済水域-EEZ)をあげるけれど、
「岩」だったらダメで、国土として認めないとなっています。
これについて日本政府は、
「以前より国際的にも島と認知されている」と言ってます。
しかし一部の日本人の中には、
「行ったことないけれど、写真で見たら岩じゃないの」
なんていう人もいます。
でも同法には、
「人間の居住していなくて、独自に経済的生活も維持できない岩は、
排他的経済水域も有さない」
とあって中国は、
「あれはただの岩じゃん。人間だって住んでないしー」
と無断で周りの海の調査を繰り返しています。
海上では調査船ですが、実は海中では中国潜水艦がウロチョロしています。
さて海の真ん中にポツンとある、この小さな沖ノ鳥島、
「島」でも「岩」でもどっちでも良さそうなものですが、
大変大きな存在なんです。
「島」であれば40万平方Kmという広大な領海を所有できるんです。
つまり4畳半位の「島」によって、日本の全国土と同じ位の広さの海を所有しているんですね。
日本にとっては大切な海洋資源や海底資源です。
アメリカにとってもグアムの海軍基地の近くまで、中国潜水艦に来てほしくはありません。
一方中国にとっては資源もそうですが、軍事面でも 大平洋に出にくくなります。
この海域の波が強くなると「島」が浸食してしまうため、
日本政府は「島」がなくならないように水没防止工事をしていましたが、
あとはそのまま手つかずにしていました。
中国の動きに敏感な石原都知事は、昨年12月よりこの海域で漁業を行うことにして、
都が指示して小笠原島漁協に漁船を借り上げさせ、4月から実際に操業を始めました。
石原都知事を中心に都議による「石原軍団」の結束は堅く、
もし漁業がうまくいかなくて損失が出ても大丈夫なように、
今年度の東京都予算に、この漁業支援費として5億円をすでに用意して一歩も引かない構えです。
しかも「石原軍団」の都議など122名が、本籍地をこの4畳半の「島」に移しました。
大賛成ですねJJは。
「島」だろうと「岩」だろうと日本の領土です。
そのくらいに思っていないと中国にやられてしまいます。
我が愛する「タガログ語を話す国」フィリピンでは、
沖ノ鳥島と同じようなミスチーフ環礁に領有権を持っていました。
ところが95年に中国が勝手に、水上コテージみたいな建物を建ててしまいました。
慌ててフィリピンは抗議しましたが、中国は
「非常時の漁民のための避難用施設だよー」
と言って取り合ってくれません。
本当は兵舎でこの後、次々と軍事施設を増やして、
韓国に占領された「竹島」みたいに占領されてしまいました。
今回はさすがに中国も日本の肩ごしから、沖ノ鳥島に手を出すことはないと思いますが、
世界地図をみれば、地球の裏側に本国がある植民地なんて、沢山ありますから、
中国の性格からいってもわかりません。
日頃からの石原都知事の発言は、
比較的おとなしい日本にいる中国人にもカチンとくるようですが、
今回、持参した日の丸を広げたりしたり、島の標識に口づけをしたパフォーマンスなんぞは、
中国を意識したものでしょう。
シュノーケルを使って周辺の海中を自ら観察したのには驚きました。
「そんなことどうでもいいじゃん。 誰が何と言おうと日本なんだから」
と聞こえたのは、本当はJJの心の中の声だったのかもしれません。