ロンドンの同時爆破テロを起こした、
アル・カーイダのヨーロッパ支部が、
「次の標的はイタリアとデンマークだぞ!」
と脅しの声明を出していました。
今回はまだ指名のない国でも、
イラクへ軍を派遣している国は、みんな慌てて警備の強化をしています。
指名があった当事者のイタリアは、
「べつに今回のロンドン同時多発テロとか、
次回の指名にされたからってビビった訳じゃないんだけれど、
うちは約3000人いるイラク駐留のイタリア軍のうち、
約300人を9月に撤退させるよ。
そして徐々に段階的に撤退していくよ」
とサミットが開かれていたグレンイーグルズでの8日の記者会見で、
ベルルスコーニ首相が表明しました。
たかが10分の1の撤退ですが、
悪いタイミングに声明をだしましたね。
テロの実行犯グループは大喜びをしていると思います。
「これで今回、人間爆弾になった同志も、
アラーの神に褒められるだろう」ってね。
今回のテロの目的が、
イラク駐留の外国軍を撤退させることだったのですから、
たとえそれが300人でも目に見える成果といえます。
でもテロ組織の幹部に、
「この小さな成功で喜んでいてはいけない。
さらなる大きな喜びを皆で分ち合うため、
テロ活動を拡大し人間爆弾を続けていくのだ!」
なんてはっぱを掛けられているかもしれませんね。
さらにテロ組織の参謀たちも、
「今回の成功は、具体的に『次はオマエだぞ!』って言ったからじゃないかなぁ」
そんな分析も怠らないのではないでしょうか。
ベルルスコーニ首相は、
「これはすでに今年の3月に表明したことで、
もうイラクは自分で安全確保をしなければならない時期に来ているんだから、
うちの軍はイラクの状況を見ながら、
段階的に削減していくって言っていたもん」
と弁解しています。
「それにこの撤退については、
何度もアメリカのブッシュ大統領や、
イギリスのブレア首相と話し合ってきたんだからね!」
だそうで、やはりテロの翌日だからとか、
次回の指名に自分の名があったからということではないらしいです。
実際にイタリア軍は、
アメリカ軍、イギリス軍、韓国軍に続く、
4番目に多くの派兵数を出している国です。
でもJJは、勢いで多くの兵を送り込むところや、
「えっ、なんでいま撤退声明を出すの?」
っていうタイミングなどから、
前の大戦での『三国同盟』のイタリア軍を思い出しちゃいました。
そんなこと思い浮かべちゃダメですよねぇ。
でもいくらベルルスコーニ首相が、
「テロには関係ない!テロに屈したのではない!」
と格好良く発言しても、イギリスの制度改革相が、
「イタリアは自国へのテロ攻撃を防ぐため、
イラクに送った人材を用いて、自分の家を守ることを考え始めなければいけない」
なんて本音を同じ日の声明として発表しちゃいました。
イタリアでは政権内にも同様の理由で、
イラク撤退を希望する声が出ているそうです。
「な~んだ、やっぱりヒビってんじゃん」
と思ってしまうJJは、愚か者でしょうか。
(べつに愚か者でもイイけれど)
一方もう一つの指名された国デンマークは、
コペンハーゲン市内の鉄道・地下鉄駅などを重点的に、
多数の警官を配備するなど警備強化はしましたが、
イラク駐留軍約530人の撤退は考えにないそうです。
アル・カーイダのヨーロッパ支部が、
「次の標的はイタリアとデンマークだぞ!」
と脅しの声明を出していました。
今回はまだ指名のない国でも、
イラクへ軍を派遣している国は、みんな慌てて警備の強化をしています。
指名があった当事者のイタリアは、
「べつに今回のロンドン同時多発テロとか、
次回の指名にされたからってビビった訳じゃないんだけれど、
うちは約3000人いるイラク駐留のイタリア軍のうち、
約300人を9月に撤退させるよ。
そして徐々に段階的に撤退していくよ」
とサミットが開かれていたグレンイーグルズでの8日の記者会見で、
ベルルスコーニ首相が表明しました。
たかが10分の1の撤退ですが、
悪いタイミングに声明をだしましたね。
テロの実行犯グループは大喜びをしていると思います。
「これで今回、人間爆弾になった同志も、
アラーの神に褒められるだろう」ってね。
今回のテロの目的が、
イラク駐留の外国軍を撤退させることだったのですから、
たとえそれが300人でも目に見える成果といえます。
でもテロ組織の幹部に、
「この小さな成功で喜んでいてはいけない。
さらなる大きな喜びを皆で分ち合うため、
テロ活動を拡大し人間爆弾を続けていくのだ!」
なんてはっぱを掛けられているかもしれませんね。
さらにテロ組織の参謀たちも、
「今回の成功は、具体的に『次はオマエだぞ!』って言ったからじゃないかなぁ」
そんな分析も怠らないのではないでしょうか。
ベルルスコーニ首相は、
「これはすでに今年の3月に表明したことで、
もうイラクは自分で安全確保をしなければならない時期に来ているんだから、
うちの軍はイラクの状況を見ながら、
段階的に削減していくって言っていたもん」
と弁解しています。
「それにこの撤退については、
何度もアメリカのブッシュ大統領や、
イギリスのブレア首相と話し合ってきたんだからね!」
だそうで、やはりテロの翌日だからとか、
次回の指名に自分の名があったからということではないらしいです。
実際にイタリア軍は、
アメリカ軍、イギリス軍、韓国軍に続く、
4番目に多くの派兵数を出している国です。
でもJJは、勢いで多くの兵を送り込むところや、
「えっ、なんでいま撤退声明を出すの?」
っていうタイミングなどから、
前の大戦での『三国同盟』のイタリア軍を思い出しちゃいました。
そんなこと思い浮かべちゃダメですよねぇ。
でもいくらベルルスコーニ首相が、
「テロには関係ない!テロに屈したのではない!」
と格好良く発言しても、イギリスの制度改革相が、
「イタリアは自国へのテロ攻撃を防ぐため、
イラクに送った人材を用いて、自分の家を守ることを考え始めなければいけない」
なんて本音を同じ日の声明として発表しちゃいました。
イタリアでは政権内にも同様の理由で、
イラク撤退を希望する声が出ているそうです。
「な~んだ、やっぱりヒビってんじゃん」
と思ってしまうJJは、愚か者でしょうか。
(べつに愚か者でもイイけれど)
一方もう一つの指名された国デンマークは、
コペンハーゲン市内の鉄道・地下鉄駅などを重点的に、
多数の警官を配備するなど警備強化はしましたが、
イラク駐留軍約530人の撤退は考えにないそうです。