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地球人観察記

人類誕生から百万年も戦争を繰り返し、自分の惑星を破壊したりと、宇宙の常識では計り知れない知的生命体の地球人を観察します

日米首脳会談

2007年04月29日 08時15分24秒 | アメリカ-関係
キャンプデービッドでの日米首脳会談も、
無事に終わったようです。

ブッシュ大統領は北朝鮮の核問題が気になるようだし、
安倍首相は北朝鮮の拉致問題が気になるようですしね。

安倍さんになってから初の渡米の首脳会談ですが、
他には話題がなかったんですかね。

経済や貿易、
地球温暖化や新しいエネルギーの話は、
ちょこっとだけだったのでしょうか。

だって日本のメディアが流す内容は、
北朝鮮での合意ばかりで、
ニュースになっている時間で判断すれば、
その他の話は大したことなかったようです。

それと
「日本はアメリカにとって最も重要なパートナー!」
というのはメディアのまったくのウソですよね。

アメリカの人が東洋人を見て、
「日本人だ!」と思ってくれたのは一昔の話で、
それも「日本って中国のどこにあるんだろう」
程度にしか理解していません。


だって日本にはアメリカ軍の基地があるじゃない?

日本と同じ敗戦国のドイツとイタリアにもありますね。
そのほかには・・・えっと、
ノルウェー・アイスランド・イギリス・オランダ・ベルギー・スペイン・デンマーク
ギリシャ・トルコ・エジプト・サウジアラビア・クエート・バーレーン
アフガニスタン・ウズベキスタン・カタール・アラブ・オマーン
韓国・フィリピン・オーストラリア・パラオ・マーシャル・ミクロネシア
それにカナダ等々・・・ですか。

これらの国がみ~んな、
「うちの国がアメリカと一番親しい仲です」
なんて日本のように思っていたらコッケイです。


経済大国同士だから仲が良いというのも合点がいきません。
それだけ経済摩擦が起きやすいですものね。

経済じゃなくて政治的に・・・
国連の常任理事国はアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国、
の「5大国」と呼ばれる国々だけですね。

日本も立候補しましたがダメで、
非常任理事国をさせてもらっていました。
アメリカと肩を並べるんじゃなくて、
フィリピンとかの国と同格なんですね。



日米首脳会談に話を戻して

安倍首相が会談ですぐに、
「慰安婦の方々に対して申し訳ない思いだ」
と謝りましたのでブッシュ大統領も
「日本の詫びを受け入れるよ。
イノウエ君が火をつけたのでアメリカ議会でも問題になったし、
アメリカのメディアも大騒ぎしているけれど、
これ以上は大きくしないからね」
とやさしく言ってくれました。


そこで思うんですよJJは・・・

何で、お礼に安倍さんは言わないのでしょう。
「日本としても
今後、韓国人にそそのかされて、
アメリカは先住民を大量虐殺して、
土地やその他のものを略奪・強奪した・・・だとか、
アフリカの人々を拉致してきた上に、
奴隷として人身売買をしていたとか、
そういうことは日本の国会でも取り上げないから、
安心してください!」
ってね。


きょうのテレビはどんな話にするのでしょう。


訂正(4月30日)
火をつけたのはホンダ君で、
火を消そうとしたのがイノウエ君でした。


宇宙からの落し物

2007年01月09日 06時52分17秒 | アメリカ-関係
映画って作り事なのに、
実際の未来を予測している面があります。

7年前の映画でクリント・イーストウッドの、
『スペース・カウボーイ』というのがありましたね。

人類初の有人ロケットを目指した宇宙飛行士たちが、
一匹のチンパンジーにその座を奪われ、
数十年後、それぞれの晩年を過ごしていました。
そんな年老いた彼らに、
「君が設計したエンジンを積んだロシアの衛星が故障して、
アメリカに落ちてきそうで危険だから、
宇宙まで行って何とかして来い」
と指令が降り活躍する内容だったと思います。


アメリカのコロラド州ピーターソン空軍基地にある、
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、
「ロシアの使用済み補助推進ロケットが、
ワイオミング州リバートン近郊に落ちました」
と4日に発表しました。

宇宙衛星と補助推進ロケットの違いだからでしょうか、
映画で想定したような大きな被害はなかったようです。
でも冷戦時代だったら大問題になっていますよね。

このロシアのロケットは「ソユーズSL-4」だそうで、
昨年の12月に打ち上げられました。

ちなみに積荷は・・・
フランスの宇宙望遠鏡です。
これも冷戦時代には考えられないことです。



アメリカの友好国と敵対国

2005年11月02日 06時40分38秒 | アメリカ-関係
アメリカの世論調査機関ハリスが、
8月にアメリカ人1217人を対象にアンケート調査をしました。

アンケート調査のお題は、
先に選んだ25カ国についての、
『友好国』から『非友好的で敵対国』まで。


その結果、友好国は
1位 イギリス
2位 カナダ
3位 オーストラリア
4位 イスラエル
5位 日本
6位 メキシコ
7位 イタリア
8位 韓国

反対に敵対国は、
1位 パキスタン
2位 中国
(韓国は敵対国の3位にも入りました)

25カ国とは何処と何処で、何の基準で選ばれたかは、
私には調べられませんでした。

日本の報道機関はあまり興味を示しませんでしたが、
朝鮮日報や中央日報では、さかんに報じています。

日本の5位が高いのか低いのか、
だからなんだと言うことはないのですが、
アメリカを一番の親友と思っているのは、
日本ばかりではありませんから、
ちょっと面白かったのでブログに載せました。

人種差別問題

2005年10月13日 08時30分49秒 | アメリカ-関係
大型のハリケーン「カトリーナ」による被害は、
アメリカの影の部分、「人種差別問題」まで出てきてしまいました。

直撃したニューオーリンズ市には約48万5000人が住んでいますが、
そのうち約3分の2は黒人です。

「どうせ俺たち貧しい黒人が多く住む都市だから、
政府の支援が後手後手になったんだろう」
「テレビを見ていると、映っている被災者は黒人ですね。
ここまで被害が広まったのは、
背景に人種差別問題がある証拠では」
など黒人社会から声があがっています。

「カトリーナ」は8月29日に上陸しましたが、
救出が本格化したのが4日後の2日でした。

これが後々の問題にならないようにと気を回した、
民主党のカミングス下院議員が、
「被災者の生死を分けたのが、
貧困だとか年齢や肌の色のせいだと、
後から言われるようなことがあってはいけない」
と先手を打ったつもりで記者会見で言ったのが、
やぶ蛇になって、今回の「人種差別問題」の原因になっています。

それを受け継いだのが、アメリカのメディアで、
「被災地には貧しい黒人が多いので、政府の反応は遅かった!」
という見方で紹介して、「人種差別問題」に焦点をあてました。

今月の世論調査結果によるれば、約60%の黒人が、
「水没した街に多くの被災者が取り残されたのは、
ニューオーリンズに住む黒人住民の比率が高かった為だ!」
と考えているそうです。

これに対し同じ世論調査結果でも、
白人で同様の回答をした人は10%程度だといいますから、
黒人と白人では見方が大きく違ってきているようです。

12日に現地ニューオーリンズを視察したブッシュ大統領は、
「ハリケーンは人種差別をしないし、
我々も救援活動で黒人・白人の差別はしない」
と人種問題が政府の支援に影響したとの意見を否定しました。

そんな「人種差別問題」を払拭したいところですが、
このニューオーリンズで、警官2人と市職員1人が、
酔っぱらった黒人男性に暴行を加えているところの、
ニュース映像がアメリカだけでなく各国で流されました。

たまたま現場に居合わせたAP通信系のカメラマンが、
この暴行を一部始終を撮影していました。
見かねて止めに入ったAP通信系の人間も、
かなり強い態度で押し戻されていました。

皆さんもご覧になったと思いますが、
確かに警官の行為は、取り押さえると言うよりは、
『袋叩き』状態でしたね。

暴行を加えた警官2人と市職員1人が、
いずれも白人だったので、人種差別だと騒ぎが大きくなりました。
当局はすぐにこの警官を停職処分しています。

アメリカ南部は、黒人差別の『ルーツ』があるところです。
「KKK」の歴史や、黒人を殺害しても無実になった白人の存在、
人種を超えた恋愛などが禁止されています。

「カトリーナ」による被害は、
災害復興の作業も始まったばかりなのに、
「悩めるアメリカ」の一面をも、浮き彫りにしてしまいましたね。

オフィーリア

2005年09月16日 06時55分34秒 | アメリカ-関係
まだ世間ではハリケーン「カトリーナ」の騒ぎが収まらないのに、
ハリケーン7号の「オフィーリア」がアメリカに来ています。

フロリダ沖で熱帯低気圧からハリケーンになりました。
その後、熱帯低気圧に弱まったり、
また再びハリケーンに発達したりして、
そのままフロリダ半島の東側海上を通って、
ノースカロライナ沿岸に到達しました。

ノースカロライナ州沿岸の島では、
事前に数千人の住民が避難させています。

前回の「カトリーナ」は死者を数千人も出して、
被害額も数百億ドルになるとみられます。

その「カトリーナ」の対応に対して、
アメリカ政府が被災者の救済に送れたことなど、
連邦緊急事態管理庁(FEMA)を中心に、
地元などから不満がアメリカ全土で問題になっています。

ブッシュ大統領も被災地の3回目視察から戻った翌日の13日に、
ワシントンで記者会見をして、
政府が被災者救援に手落ちがあったことを認めています。
そんなアメリカ政府のハリケーン「オフィーリア」への、
迅速な対応が気になりますね。

その「オフィーリア」の勢力は、
9日で風速が時速120キロでした。
ただ「カトリーナ」が4の強さだったのに対し、
「オフィーリア」の強さは1だそうです。

あまり大きな被害はなくて済みそうですが、
アメリカ政府にとっては、
汚名挽回の大きなチャンスになるかもしれません。