2位の方との差が100の日と200の日の違いは何でしょう?
読みたいネタ、募集中です!
今日もよろしくお願いたします
今日も暑い~~ 夏ですよ、夏。
明日からは気温が下がるようですが とにかく今日は暑い~~
綿麻 仕舞わなきゃよかった?と思えるほど。
昨日は絶滅に瀕している紬たちをご紹介しましたけど
今日は絶滅危惧種の帯と
後継者が居なくて独自の持ち味がその代で途絶えてしまうだろう、
買っておくべき(お好みなら、ですが)作家さんリストを。
帯の産地としては西陣がありますが
その他は 着物の産地の付随のように作られているものが多く
越後上布や結城紬が絶えてしまえば その帯も消えることとなります。
帯だけで作られているものとして
自然布、古代布と呼ばれる植物繊維の帯たちがあります。
シナ布、藤布、葛布・・・
自然破壊と共に材料となる植物も減りましたし
それを糸にして織り上げる技術も ごく狭い地域で伝承されるのみで
地方に伝わることがありませんので
帯以外の用途も無くなり(籠など)衰退の一途で
各地に一人とか保存会とかで細々と作られている現状です。
じざいや事情ではありますが
ホースヘアの帯も織れる工房は1カ所ですから
量産は出来ませんし 後継者もいません。
軽くて3シーズン使えて お勧めなんですけどね。
帯と言えば西陣、ではありますが
西陣も後継者不足、また道具の職人さんの廃業により
モノづくりとして厳しいのが現実です。
見回すと新柄はほとんどなく いつか見たことがあるようなものばかりです。
どこにでも普通に当たり前にあったものが
ある日突然作れなくなる、という日が来るのかもしれません。
シナ布の帯。ザックリと野趣あふれる風貌の帯も風前の灯・・・
藤布、葛布、芭蕉布なども どんどん作れなくなりますので お早目に。
ホースヘアの帯。流通に乗らないので取扱い店はごく僅かですが
締め心地もよく 一味違うお洒落を満喫できる帯です。
人間国宝 喜多川俵二作。
人間国宝でも後継者がいないので 高齢のため機を休んでおられます。
新作が出ることはありません。このままフェードアウト・・・
唯一無二の感性で作品を創り上げてこられた作家さん方も高齢になられて
作品が作れない、作れても年に一作、工芸展や国画会出品用だけ・・・という方が
増えています。好みの作品に出会えたら幸運、買い時ですっ
鈴木紀絵さん、宮平初子さん、添田敏子さん、青戸柚美絵さん、福島輝子さん、
柚木沙弥郎さん・・・自らは作家と称しませんが上田の広瀬さんや みさやまの横山さん、士乎路紬なども後継者がいません。
いつかは・・・と思われてる方は
出会いがありましたら ちょっと頑張ってみてください
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