幸福の科学職員ら元信者の事務所を訪問、警察沙汰に
[省略]
6月1日の昼前に2人の訪問を受けた斎藤氏には、その時の様子をこう説明します。
「お呼びしたわけでもないしアポイントもなかったので、お引き取りくださいと言ったのですが、ドアを閉めさせないようにしながら、ぐんぐんと入ってきました。前日に心検のブログに掲載した文章について、“これ書いたの、心検だろ!”などとまくし立て、また『舎利弗の真実に迫る』(幸福の科学出版)という本を取り出して“本を読めばわかる”とも言っていました。お引き取り下さいと言っても帰らない。1週間ほど前にも同じ職員が同じようなことをしてきたので、すでに大崎署に相談していました。今回はすぐに警察に通報し、警官が駆けつける前に職員2名は帰って行きました」
[省略]
幸福の科学広報局に本紙が確認を求めたところ、渡邊氏が、以下のように回答しました。
「6月1日に心検を訪問した趣旨は、経典『舎利弗の真実に迫る』を献本すること、及び心検のブログに掲載されている内容について説明を求めることでした。経典は説明の上、献本しましたが、こころけんブログについて“このブログは心検から出ているんですよね”と確認を求めると、斎藤氏は“これねちょっと、知りませんよ”などと言うのみで一切説明できませんでした。納得できる説明をいただけるよう働きかけをしていきたいと思います。同日の訪問では、私たちは事務所内に立ち入っておりません。(現場をご覧になれば分かりますが、)心検のドアを開けた通路部分に立ってお話をいたしました。もし“無断で了解なく”“制止を無視して事務所内に侵入してきた”と心検の方が主張されているとすれば、それは刑法の住居侵入に当たります。そのような事実がないのにそのようなことを言われるのであれば、それは明確に名誉毀損に当たりますので、発言にはご注意いただけるようにお願いします」
心検の事務所はマンションの一室にあり、教団側はマンションの廊下部分に立って話をしただけだと主張しています。しかしこの点について斎藤氏に改めて確認を求めると、
「確かに渡邊氏は廊下に立っていましたが、土屋氏が上がり口の土間まで入ってきていましたよ。完全に力ずくでした。土屋氏がかなり大きな声を出していたので、隣の大家さんも心配して覗きに来たくらいです。私は“知りませんよ”とは言っていません。お引き取りくださいの一点張りでした。渡邊氏たちは、紙を持って大騒ぎしていたものの、こちらに読ませようとしたりはしていません。こうやって事実であることを事実ではないと曲げてしまうのは、彼らの常套手段です」
事務所内に入ったか否かについて、両者の言い分が真っ向から対立しています。
[省略]
http://dailycult.blogspot.jp/2012/06/blog-post_08.html
【感想】
事務所内に押し入ったかどうかは議論があるようですが、アポなし訪問と、そのために、ひと悶着があったことは事実のようですね。
それにしても、アポなしで突然に押しかけて来て、騒動を起こすというのは、一方的すぎる……。
考えてみれば、HSは上から下まで一方的すぎるかも……。大川隆法さんの他者批判は、一方的に好き勝手なことを言いまくるというものだし、信者さんのアンチに対する態度もそれと大同小異のことが少なくないし。伝道や献本でも、一方的に押し付けてくる傾向は強いね。
もうちょっと、相手の立場になって考えるとか、他者の言葉に耳を傾けるとか……、そういうことも必要なのではないだろうか。