クロワッサンに掲載されていた
「三宅健」さんの和服姿です。
さすがに芸能人ですね。
きまってます。
結城紬のアンサンブルだそうです。
「五月みどり」さんからの誕生日プレゼントだそうでが
芸能界ではバースデーにこんな上等なギフトが飛び交うのかと
ちょいと羨ましいやら、大変そうと思ったり。
テレビ番組で共演していた時にいただいたそうです。
見る方のお好みもあるでしょうが、
気をてらわずに極めてオーソドックスに纏めて
それでいて趣味の良い素人のアンサンブルと違う組み合わせは
和服に精通している五月さんのさすがのチョイスに感服です。
帯、半襟の色も素敵ですし、何より生地も上等なようです。
自分回りのオーガナイズ１００個に挑戦中の２4個目です。
知人から頂戴したグレーの本麻の五つ紋の着物
残念ですが襟・袖・背中・胴に汗沁みと変色があります。
でも裾回りはとても綺麗ですし
身丈も丁度良くてピッタリサイズなのでどうしよう・・
試着して羽織を着てみると
どうも襟元が汚らしいし、みすぼらしい
五つ紋のグレー色の着物って事は、礼装に近いので
正式の場所で着る着物
変色した襟の着物ではとても出かけられません。
って事は「着れない着物」てな事で、
箪笥の肥やしにもなりません。
オーガナイズでは処分かな？って頭をよぎりましたが・・
問題は掛け衿の汗染みと変色なのでググってみたら
掛け衿の取替えがお安い所で、４０００円だそうで
修理に出そうとも思いましたが、
①修理に出すほどの着物か？
②五つ紋の着物って着る機会はあるか？
③その値段でリサイクルでもっと上等な五つ紋の麻の着物が買える！
なら、出費は勿体ない
では自分で何とかしよう！って掛け衿を外してみたら
下の襟も変色してまして、下の襟と掛け衿の交換も無理。
ならば裾の綺麗な所を切り取って掛け衿にすると
着物で着れなくなるし・・
でも良く考えれば、
五つ紋は着流しで着ないで袴とセットで着るのではないか？
ならば着丈が短くても構わない訳で
思い切って切り落としまして、
切った裾の布は掛け衿に回してみました。
思った以上にサッパリ綺麗な袴用の着物に変身しました。
着丈も袴に丁度良い長さになり
夏場の礼装が出来上がりです。
着て行く機会があるかどうかは分かりませんが
袷の羽織袴も有りますし、夏の羽織袴も揃いましたので
私の礼装のお仕度は完備ですね。
