私は自由です

記事中に差別的言語が含まれます。嫌な方は読まずにお閉めください。


私は自由なんです。
自由なはずです。
私は自由で、そこそこの大人です。

迷惑を掛けなければ、何をしても良いはずです。
何を食べようと、どこに立ち寄ろうとも自由です。
キャッシュカードの暗証番号を何にしようが、
一人で過ごそうが、夫婦で過ごそうが、家族で過ごそうが
どんな時間の過ごし方をしようが私の自由です。
いくら貯金しようが、いくら使おうが自由です。

耳の聴こえが悪いのは仕方ないので自分で付き合います。
でも私の前で「つんぼ」と言わないでください。
反吐が出そうなくらい怒りがわきます。
そんな事言われなければならないほど私の心は不自由ではありません。
私は自由です。

そこいらや、知人・親戚に私のことを勝手に言わないでください。
私はあなたの従属物ではありませんし、管理物でもありません。
私のことを話して歩いて楽しいですか？
でも話す権利はあなたにあるのですか？
だから私の個人的な情報は、
私が話す前にあなたは話してはいけないのです。
私はあなたの子供でもないのです。
あなたと別な世帯を持つ別人格です。

私の事を面白おかしく話題にしないでください。
私は私で世の中とお付き合いをしています。
あなたの世話にならないで、親戚付き合いは出来ます。
それでも話すなら、
あなたはそこいらの「噂好きなお節介で厄介な方」です。
私はとても自由な、そこそこの大人です。

私の痛い所を突かないでください。
私はあなたの痛い所は突かないでしょう。
かつてあなたを突いた事は、けしてありません。
私の心は自由です。
あなたに振り回されるほど不自由な事はありません。
こんど私を突いたなら、あなたの急所を私は突く事になるでしょう。
私があなたの急所を突かないという安心感から離れるべきです。
よき理解者は鋭い反逆者にもなりえるのです。

あなただけが悲劇の主人公ではないのです。
だからと言って、あなたの行動すべてが正当化される訳ではないのです。
ほかの方も大きな悲しみ・苦しみを抱えて生きているのです。
一人一人それぞれが、もがき苦しみながらそれでも生きているのです。

私の心の垣根を越えて、無断で入らないでください。
そこは、私が手入れした私だけの場所。
何びとも踏み荒らされたくないのです。
私がもがき苦しむ人生の中、そんな心に宝物を持っていけませんか？