Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

ご無沙汰しております。

2005-04-26 | Weblog
今のフラットはなかなか住み心地が良く、バイト先にも近いし、買い物できる場所も近いし、イーデンパークも近いし、言うこと無しなのだが、PCを繋げられないのがたまにキズ。
よって更新も遅れに遅れるのであった。

先週土曜日と昨日月曜日は中1日で試合という高校生の合宿のようなスケジュールだった。
しかし当たりのダメージは高校のそれとは数倍違う。
日曜日はプールで疲れを取った。

2試合ともスタメン出場。
チームにも僕のポジション(役割)が浸透しつつある。
「ディフェンスなくして道は無し!」と、トライを取れない言い訳を日々自分に言い聞かすのである。
月曜日はこちらの祝日。
AUZDAY(アンザックデイ)という第二次大戦の戦死者を偲ぶ日。
対戦中は敵国だった日本。
その日は日本人は外を出歩か無い方がいいよと友人に聞いた。
そんな日に試合が行われたのだ。怖いではないか・・・
この試合はリーグ後半戦に向けて大事な一戦で、ラグビーグラウンドが何面もとれる大きなクラブに全チームが終結し大会が行われた。
この大会もポイントがつく。
後半戦に向けて絶対に負けられない試合だ。
この試合はNZに来てから一番のデキだったと自負している。
相変わらずディフェンス中心に頑張っていたが、この日はNZ初トライも決めた。
チームも勝利した。
後半30分、勝負がついた時点で今季プレミア出場できていない若手メンバーと交代したが、そのグランドを出る時は観客から大きな声援を頂いた。
一昔前ならアンザックデイに日本人が所属するチームが地元チームに勝利し、しかもその日本人の活躍に拍手やエールを送るなど考えられないことだったと、試合後チーム関係者に聞いた。

戦争が残した傷痕は決して消えることはないが、それを受け止め、学習し、二度と同じ過ちを繰り返さないことがこの先の世代につながる。
キウイ達はラグビーを通してノーサイド精神を今後も継承していくことだろう。

HOW ABOUT JAPAN?