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ヘボを捕らえるのが「蜂つけ(蜂追い)」です。餌にやってきたヘボ(働き蜂)に目印を持たせ、その蜂を追って、山を駈けるわけです。蜂つけは、蜂に目印を持たせる役と、蜂を追い掛ける役の最低2人でやるのが効率的です。やろうと思えば1人でも出来ますし、多くの人数でもできます。数人で無線を使ってお互いに連絡をとりながら、山肌を飛んでいく働き蜂を追う事が多く、調子のいい時は1日で10数個の巣を見つけることがあります。しかし、見つけた全ての巣を獲るようなことはしません。持って帰るのは必要最低限。それが自然を守るルールです。
大の大人がいい年をして昆虫採集をして喜んでいる、と思われるかもしれませんが、この「蜂つけ」、一度やると誰もが病み付きになります。蜂の後を追いかけて山を駆け巡り、額の汗を木立から抜けてくる風が優しく拭う一時の爽快さ、そして山の中で食べる弁当の旨さ--は何ものにも替えがたいものです。
大の大人がいい年をして昆虫採集をして喜んでいる、と思われるかもしれませんが、この「蜂つけ」、一度やると誰もが病み付きになります。蜂の後を追いかけて山を駆け巡り、額の汗を木立から抜けてくる風が優しく拭う一時の爽快さ、そして山の中で食べる弁当の旨さ--は何ものにも替えがたいものです。