暇猫のブログ

写真を撮ります。

ギフトミカン

2011-01-14 21:10:32 | 暇猫の日記
CANON EOS kissX3+EF35mm F2 

と、突然ミカンが送られてきたと思ってミカンを開けてみたら、中身はオレンジ色の箱だった。




突然段ボールの箱が送られてきたと思って、箱を開けてみたら、中身はオレンジ色のミカンだった。
あまい。


はじめ、
実家から送られてきたのかと思ったが、送り先を見ると見知らぬ土地の住所と見知らぬ人の名前が書かれていて、私は困惑した。
いったい誰が何のためにみかんを送ってきたのか、宛名は私になっているが、実はお隣様宛の荷物が預けられただけではないのか。
それを私はさも自分の荷物であるかのように振る舞い、開けてしまったのではないか?

そんな予感が頭の中を一瞬よぎり、すぐに箱の口を閉めた。

今からでもお隣に届けてこようか、
箱の口は開いてるけど玄関前に置いておけば、その辺にいる猿がつまみ食いしたと判断されるから問題はないだろう。



しかし、段ボールに貼られた伝票を見ているうちに、
見知らぬはずの送り先の住所と送り主に、どこか見覚えがあるような気がして、私は論理的に考えた。


そういえば、今年の年賀状を送った相手の中に、この住所と名前があったような気がする。
今年の正月、私宛に届いた年賀状の中にその名前は無かったが、私は確かにこの相手に年賀状を送っていた。去年と今年の二度。

そうこれは、私のヤプミーに入っている吾郎さんから送られたものであったのだ。



彼がなぜみかんを寄こしたのかは、定かではなかったが、
考えてみれば彼の実家はみかん園を経営しているという話だったので、そこで採れたみかんなのだろう。

そして彼からの年賀状が去年も今年も送られてきてないということを加味して推理するに、年賀状の代わりに実家で採れたミカンを送ってきたということか。


などとめんどくさい推理せずとも、同封されていた手紙に事の真相が全て綴られていた。
要約すると
「年賀状の代わりに蜜柑を送る」 とのことだった。



なんとも律儀なことをしてくれる人ですね。
普通に年賀状を返してくれれば良かったのに。見て楽しいだけはなくて食べておいしいものを送ってくるとは考えませんでした。

うちの地元は和歌山と愛媛という、日本屈指のみかん大国に囲まれているため、
みかんの消費量は多いのですが、逆に他の地方のみかんを食べるという事がほとんど無いので、かなり嬉しいです。


甘くおいしいみかんをありがとうございました。今年の冬はこれでビタミン不足に陥ることもなさそうです。( ^ω^)