暇猫のブログ

写真を撮ります。

日本縦断で、ちょっと北の国まで、、、2泊5日3300㎞   その8  本州脱出、、、そして北の大地へ

2009-09-25 22:34:06 | 日本探訪
フェリー乗り場で待ち時間が2時間ほどできたので、ターミナルの食堂で昼ご飯を食べました。
メニューは林檎カレーに林檎ジュースと、見事なリンゴ尽くし。



さて、前にも少し言いましたが、自分がフェリーに乗るのは久しぶりです。

子供の時は親の実家に行く際に絶対乗らなければならなかったのですが、98年に大きな吊り橋が完成したので、
それ以来ほとんど乗る機会がなくなりました。
CANON EOS kissX3+EF-S18-55mm 3.5-5.6 IS 2009/09/19 Aomori

ので、およそ10年ぶりぐらいの乗船となりました。


ここまで、
ほぼ寝ずに来た自分も流石に力尽きて、青森港を出港してしばらくソファーに座るとつい寝てしまった。

およそ2時間ほど寝ただろうか、窓の外はあかね色に染まっている。
CANON EOS kissX3+EF-S18-55mm 3.5-5.6 IS 2009/09/20 Hokkaido

津軽海峡に沈む夕日を見るのはもちろん初めてだけど、実際には北海道に沈んでるよこれw
(まあ、(・ε・)キニシナイ!!)




この後、午後6時半頃に北海道に上陸した自分たちは、メンバーの持っている別荘がある紋別まで車を走らせる。

ちなみに、ナビによればその距離500㎞、高速と一般道を使わないと行けないので今日中の到着は無理らしい( ^ω^)・・・


ここからのドライブが、それまでのに比べてさらに地獄だったのは言うまでもないが、
北海道の道は一様に広く、直線的な道ばかり、交通量も全然というわけではないが本州に比べたら多くない。

さらにいうと、町中にはそれなりにある信号だけど、
郊外に行くと全くと言っていいほど信号が無く、前を走る車が遅くない限り相当スムーズに走る。

というように、北海道の道は走りやすかった。



なお自分は、
2番手で室蘭から旭川まで230㎞ほど走破しました。よく考えてみれば北海道の道を半分走ってますw
(たった30㎞だけど多く走ったのは次の人が寝てたからで、燃料がある限り走りました)


旭川で給油して、ラストスパート、、、あとわずか100㎞程度でようやく目的地に到着です。


そして、20日午前2時半、ようやく別荘に到着、、、丸一日どころか、30時間以上掛かってしまいましたw


日本縦断で、ちょっと北の国まで、、、2泊5日3300㎞   その7  狂気の1200㎞ドライブ

2009-09-25 18:08:26 | 日本探訪
思っていたよりも、
甚大な被害を出した今回のトラブルもようやく終わりが見えてきて、ようやく記事が書けるまでになったので、
今回のシルバーウイークのことを写真付きで振り返りたいと思います。





では、長い長い一日目から、、、、

、、、
18日、午後6時半頃自分は秋服7割冬服2割の入った、かさはあれどさほど重くない鞄を持って部屋を後にした自分は、
最寄りの駅から数駅のところにある待ち合わせの駅まで電車に乗った。

駅について、ロリ、、、もといロータリーをぶらぶらしていると知り合いを発見し、難なく合流、車を待つ。
しばらくすると定刻よりもやや遅れて車が到着し、自分たちはそれに乗って次に拾う人がいる京都まで走る。



車はモビリオというホンダの車、
本来は5人乗りクラスだが、後列の下から臨時の席を出すことで、7人乗りが可能になる優れものの車である。

ただ、本来5人乗りクラスなので、少々狭いのが難点、、、
これで30時間以上は、、、地獄なんじゃないだろうか、、、と、、、、当時の自分も思っていた。
(後に現実のものとなる)

なお、この停車の間にナビを京都経由で青森のフェリーターミナルまで設定、、、、
目的地まで1200㎞以上、到着予定時刻は19日の午前11時50分頃と出た。

「そないにかかれへんやろー('∀`)このナビ安もんやから、やっぱアホやなーw」
(だれもそんなエセ関西弁は使ってないけど、よく似たことは言ってた。後に現実のものとなる)


京都で最後の人を拾って、総勢6人で1000㎞以上離れた青森のフェリーターミナルを目指す。





名神自動車道→北陸自動車道→磐越自動車道→東北自動車道を運転手5人200㎞ごとのローテーションで行くが、

サービスエリアを2個3個と、
過ぎていくうちに車内の会話が無くなり、北陸道がようやく終わり新潟を越え5人目の自分のターンを迎えた午前3時辺りでは、
運転手と助手席の人間以外全員が窮屈な車内で爆睡中と、、、まさに死屍累々の様相を見せていた。


言わずもがなですが、自分はもちろん安全運転で200㎞を走りました。
決して他の車が走っていないからといって、時速150㎞を超えるような無謀ドライブはしていませんよ( ゚Д゚)y─┛~~

docomo SH-06A  2009/09/19 Iwate

さて、自分の運転が終わった19日午後6時頃から東北道に入ったのですが、
ここからがさらに地獄で、
車内の人間は自分を含め運転手以外全員寝た状態でおそらく一番しんどかったのはここだと思います。

すでに700㎞以上走った後の500㎞という長大な距離を走るのは精神的にしんどかった。
夜が明けているので周りの風景が見えるから余計に時間の流れは遅く感じられる。


この東北道は2人で走ったが、さすがに最後の方はあとたった100㎞というような感じで距離感覚も麻痺してくる。
また、立ち寄るサービスエリアを通過するごとに話されている言葉も変化していった。
(まるで、他国の言語のように聞こえた。)



このあと、フェリー関連でなんやかんやあって、一時は今日中に北海道に渡れるかどうか怪しいとも囁かれていたが、
何とかなって、19日午前11時半にようやく青森のフェリーターミナルに到着した。

CANON EOS kissX3+EF50mm f1.8 Ⅱ 2009/09/19 Aomori

この時、狭い車内では、スタンディングオベーションが起きた。