うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

50MHzオールモードトランシーバー「TS-600」TRIO(現KENWOOD)

2024年04月23日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 50MHzのSSB黎明期に、TRIO(現KENWOOD)が満を持して世に送り出した、オールモードトランシーバーTS-600は、すでに購入後40年以上経ってます。当時の50MHzはAM/FMが主体で、TR-1200とかRJX-601というポータブルトランシーバーが人気でした。

 高校生ハムも沢山いて、比較的手に入れやすい価格帯のトランシーバーは、若者に人気でした。そういう時代背景のなか、50MHzにもSSB化の波が押し寄せ、TRIOが発売したTS-600は、大きな話題となりました。

 従来のポータブルトランシーバーと比べて、比較的高価格帯の無線機ではありましたが、性能が良かったので使っている局は多くいました。今でこそ、50MHzはHF機に付いているだろうというバンドではありますが、当時のHFトランシーバーは、ほとんどの機種が28MHzまでの対応でした。(しかもFMは付いていない)

 基本性能はいいのですが、さすがに40年以上経過した無線機は、いろいろと不具合が出ます。数か月かけて、メンテナンスした記事は、旧ブログで公開しています。ほぼ新品同様の性能に戻ったTS-600ですが、アンテナをパンザマスト中部に取りつけてみました。このアンテナは、メーカー製の八木アンテナなのですが、やはり40年以上経っているので、原形をとどめていません。ラジエーターは、ヘアピンマッチとなっていますが、同調用の同軸ケーブルがボロボロになっていたので、50Ωの同軸を切って修復しています。修復後のSWR値は、良好です。

 絶好調になったTS-600ですが、福岡ではEスポシーズ以外、ほとんど信号を聞くことはありません。(144/430MHzでも、あまり聞こえない)ダイポールですが、高さもそこそこあり、調整がばっちり行われているので、今年のシーズンには活躍するかもです。

 しかし10W出力で、CWのサイドトーンなし。アンテナがダイポールという貧弱設備で、交信できるのか?

 故障した時に、(もうダメだと思い)一度無線局免許状から削除しましたが、復活したので再度保証認定を取り直し、免許状的にも復活させています。


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