アマチュア無線局 JE0KBP

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YAESU D-450ADC ローテーターをG-800DXAに交換

2024-08-20 17:06:50 | 衛星通信(システム編)

先週8月15日に突然ローテーターが回らなくなりました。

ほぼ毎日、数機の衛星にアクセスするので3年ほどでダウンしてしまったと確信しました。

①注文して2日で新しいローテーターが到着


②梱包物一覧。中はピカピカです。


③ケーブルの配線

 

コントローラー側はピンにかしめて取り付ける。モーター側は直付のハンダ工作になる。

7芯ケーブルを自分で「1番ー黄、2番ー茶、3番ー青、4番ー白、5番ー赤、6番ー緑」と決めて両端の配線を慎重に行う。7番は使わないので黒い線は根本で切り取った。


④配線のチェック

ケーブルの配線が終わったので、本体とコントローラーを繋いで室内で回転をチェック。無事に左右の回転、スピードコントロール、プリセットなどが動くことを確認した。0点補正、プリセット補正、などは特に問題なく購入時の状況でOKだった。


⑤D-450ADCを取り外す。G-800DXAに下部クランプ取り付け

新ローテーターの準備ができたところで、動かなくなったローテーターを取り外す作業。

新旧2台を並べました。左側がG-800、右側がG-450。

G-800はトップのマストクランプが両側から挟み込むタイプ。UボルトのD-450ADCよりも耐久性が増している。G-800のマストに取り付ける下部クランプ(D-450と共通)は予備として前から持っていた。


⑥マストに取り付け

ついでに上部のマストを1mから1m50cmに拡大。数年前屋根に大雪が積もったときリフレクターが雪に埋もれたので余裕をもたせた。しかし、アンテナを付けたら結構重くてローテーターの上部クランプにマストを差し込むのに苦労した。ヘルメット、胴綱で安全は確保していたが、バランスを崩したらと思うと恐怖感があった。


⑦ケーブルを引き込みコントローラーを配置

ケーブルをシャック内に入れ、新しいコントローラーを定位置に収めての試運転も問題なくFB!


ところが・・・

取り外したローテーターの取説をパラパラとめくっていたら

コントローラー内部にヒューズがあるとの説明。

本体のヒューズは当然確認したがコントローラー筐体内部にヒューズがあるなんて考えもしなかった。

まさかと思いながらビス8本を外して奥に手をいれると確かに長さ2センチのミニヒューズがある。

「切れているではないか!!」

「ひょっとしてこれが原因か?」

手持ちのミニヒューズに取り替え、本体とコントローラーを繋いでコンセントをいれると

「ウイーン」と心地よい音を立ててローテーターは回りました。

100円もしないようなヒューズ断裂に気づかず、数万円の出費と数時間の交換作業。

まあ、ローテーターの性能はグレードアップしたわけで、今後も長く使えそうなのでいいか!

G-800DXAの取説を読み直したが「コントローラー筐体内部にヒューズ」という記述は全くなかった。

動くようになったD-450ADCを再運転。数分間にわたり左右の回転をさせたがヒューズが切れてモーターが回らないという事態は発生しなかった。何だったのだろう?? 

D-450ADCは予備機として保管し、移動運用で使ってみようかと考えている。

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