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糸魚川吹奏楽団 虹のコンサート 2024

2024-06-10 22:33:01 | コンサート

6月9日(日)糸魚川吹奏楽団「虹のコンサート」

★糸魚川吹奏楽団OB会の一人として、受付やチケットもぎりなどのサポートを行い、演奏を鑑賞。

第1部 指揮者「樋口元」氏

1 大脱走のマーチ

2 池の雨

3 花は咲く

4 交響組曲「ナウシカ」3章

第2部 指揮者「渡部智人」氏

1 東京ブギウギ

2 夢で逢えたら

3 水木一郎コレクション

4 舟唄

5 カーペンターズフォーエバー

アンコール

 ミッキーマウスマーチ

 昴


★糸魚川吹奏楽団は年に2回、この「虹コン」と秋の「定期演奏会」を開催している。「虹コン」は肩のこらない楽しいコンサート、梅雨時の虹のように爽やかなコンサートというコンセプトで歴史を重ねている。

★今回も、誰もが知っている曲、聴き応えのある曲を揃えた選曲で楽しめた。

★演奏はまとまった響きでダイナミックな部分、美しい部分、しっとりとした部分など聴衆を満足させるものだったと感じた。実力、指導力、音楽性の高い2人のベテラン指揮者のタクトによるところが大きい。

★新団長・藤木さんのリーダーシップ、若い団員の新鮮な感覚によるコンサートの運営、好感の持てる司会者、スッキリした進行、2部の指揮者渡部氏の曲解説や興味深いコメントなどで、楽しく充実した2時間を過ごすことができた。

★これまで、練習や準備を重ねてきた団員や関係者の皆さんに感謝の気持を伝えたいと思う。

 

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オーケストラ・アンサンブル金沢コンサート

2023-06-25 16:30:17 | コンサート

本日13時30分、楽しみにしていたコンサートを聴きに行きました。

開演すると指揮者の喜古恵理香さんがステージに立ち、本日公演のプログラムをわかりやすく説明してくれました。こういうところがファミリーコンサートなんだなと思います。とても好感が持てました。


ファミリーコンサートなのですが曲目は結構本格的です。


1  チャイコフスキー  弦楽のためのセレナード ハ長調 Op.48
2 ラヴェル  ピアノ協奏曲 ト長調
3 モーツァルト  交響曲 第40番 ト短調 K. 550

チャイコフスキーは硬質な弦楽アンサンブルに驚きました。冒頭に印象的なフレーズのある力強い第1楽章では、ホールいっぱいに鳴り響く合奏が素晴らしかったです。
第2楽章のワルツ。1楽章から一転して柔らかな楽しい曲、弦の音質が一変したように感じました。

ラヴェルのピアノ協奏曲 篠永紗也子さんのピアノ

通して聴いたのは初めてでした。第1楽章はチャキチャキしてとても楽しい曲、トランペットの速いパッセージがカッコいい。2楽章はピアノソロから始まり盛り上がっていきます。3楽章はピアノも活躍しますが、オケコンのように管弦が活躍し変化があって聴きごたえが有りました。

モーツァルトは非常にオーソドックス。懐かしい気持ちで聴けました。

中学生の時に購入したフェレンツ・フリッチャイ指揮ウイーン交響楽団の40番のレコードと同じ音がしました。オーケストラ・アンサンブル金沢の音はさすがプロ楽団と感じます。弦楽合奏は一糸の乱れもない完璧、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの木管の音色はどれもとても美しい。特にクラリネットとファゴットは柔らかく潤いに満ちていると感じました。

アンコールは耳馴染みのあるシューベルト 《ロザムンデ》間奏曲だったと思います。ピアニッシモがゾクゾクするほど美しかったです。


せっかくの素晴らしい演奏会なのに糸魚川市民会館ホールの3分の1ほどしか観客が埋まっていなくて少し残念でした。暑い日でしたが爽やかな気持ちになるコンサートでした。

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オーケストラ・アンサンブル金沢 チケット購入

2023-04-29 16:35:00 | コンサート

今日が発売日なので、早速購入してきた。

岩城宏之氏をルーツとするプロフェッショナルの室内管弦楽団。コンサートが楽しみ。

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第19回 春を呼ぶコンサート

2023-02-12 10:41:53 | コンサート

2023年2月11日(土)14:00~16:15 

新潟県上越市の高田城址公園オーレンプラザホールで行われたコンサートに行ってきました。

このコンサートは上越地域の教職員による演奏会。私も現職のときはずっと出させてもらっていたので特別な思い入れがある。

【プログラム】

  

リコーダー合奏から始まり、男声合唱、オーボエ独奏、管打楽器合奏、和楽器合奏、女声合唱、ピアノ独奏、連弾と続きフィナーレは混声合唱。音楽大学や教育学部の音楽科を卒業した専門の先生を中心に音楽が好き、得意な先生方が出演している。レベルの高い演奏が繰り広げられ聴き応えがあった。

特にこの演奏会の指導者として指揮を振っていただいている富澤裕さんによる女声合唱「つないで歌おう~作詞・作曲 ミマス~」や混声合唱「妙高山に~作詞・杉みき子、作曲・黒沢吉徳」の合唱は心に響いた。温かい気持ちで会場を出ると春間近を感じさせる青空が迎えてくれた。

 

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糸魚川吹奏楽団第41回定期演奏会

2022-11-06 20:40:11 | コンサート

日時:2022年11月6日(日)14:00

会場:新潟県糸魚川市民会館大ホール

秋晴れの日曜日昼下がり、3年ぶりの定期演奏会が開催された。

清水団長は挨拶の中で「コロナ禍で全く活動ができなくなり、沈没しそうなときもあった」と振り返り「ようやくみんな揃って今日の演奏会を迎えられた。これからも糸魚川後で皆さんに喜んでもらえる楽団を目指したい」と伝えた。

プログラム

1部 クラシカルステージ 指揮 山田 誠

・ナイルの守り K・アルフォード

・「マードックからの最後の手紙」 樽屋雅徳

・「ケルト民謡による組曲」 建部知弘

2部 ポップスステージ 指揮 建部知弘

・オブラディ・オブラダ

・この素晴らしき世界

・宝島

・Baby God Bless You

・Bolero in pops

・上を向いて歩こう(アンコール)


私は、糸魚川市に住むようになった20代前半からこの団に所属し最近まで活動していた。現在は、OBとして演奏会の手伝いをし、この日も受付等を務めた。

伝統の糸吹サウンドを新しくお迎えした山田誠氏や作曲家でもある建部知弘氏の指導で磨きをかけ、立派な演奏を繰り広げていて感銘を受けた。

演奏会を開催するまでには一人一人の団員が個人練習で楽譜に沿った演奏ができるように努力を重ね、その上で何十日も合奏練習でアンサンブルを磨かなければならないことは自分の経験からよく知っている。仕事や家庭生活をしながらこなしていくのは大変だと思う。団員の努力に心から敬意を表する。

 

 

 

 

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魂の響き―チェコの哀愁を音にのせて

2022-11-05 20:12:23 | コンサート

市村幸恵&シュターミッツ弦楽四重奏団演奏会

2022年11月4日(金)18:30

新潟県上越市高田城址公園オーレンプラザホール

上越市吉川区出身のピアニストで、チェコ共和国で演奏活動を続ける市村幸恵さんが3年ぶりに帰国し、チェコのシュターミッツ弦楽四重奏団とともに演奏会をするというので行ってみました。

1曲目はシューベルトのハ短調「四重奏断章」。ほの暗くて渋い曲だったが、カルテットの音は大変美しかった。2曲目は自分でも知っているドボルザークの「アメリカ」。民族的なメロディーが散りばめられていて楽しい1~4楽章を聴かせてもらった。

15分の休憩の後、市村さんのピアノが入り、ドボルザークのピアノ五重奏曲。イ長調で明るい雰囲気。オーレンプラザホールはキャパシティの割にステージが広すぎたり天井が高すぎたりして響きが拡散する感じだったが、ピアノが入ったことによって音量が増し、迫力あるサウンドが客席に届くようになった。

ヴァイオリン、チェロがグッと響かせて魅力を感じさせる演奏を聞かせるのに比べ、ビオラはソロパートでもヴィブラートも音量も控えめ。内声パートだから目立たないことになれているのかな。せっかく良い音なのでもっと主張してほしかったように思った。

多くの後援団体による手作りコンサートで地元出身の演奏家を支援していこうという雰囲気があり、またチェコとの国交100周年、ウクライナ侵攻を憂い音楽の力を信じる意図があるなどの想いが宿った演奏会だった。

小雨が降り寒さを感じる日だったが8時半の終演のあと、温かい心で帰路についた。

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田村淳一 ピアノリサイタル

2022-10-30 16:25:39 | コンサート

「田村淳一ピアノリサイタル」

10月29日午後6時30分

糸魚川市の青海総合文化会館ホール

ファイナークランツ実行委員会主催。

田村さんは糸魚川市内在住。国立音楽大ピアノ科、同大学院修了。

ドイツにわたりK・リヒター、F・ゴットリープに師事。シュトゥットガルト音楽大学、フライブルグ音楽大学、大学院でアンサンブルを中心に学ぶ。

ピアノ奏者としての他、合唱指揮者としても活動中、プロ、アマ問わない出演者によるコンサートを開催している。


プログラムは、ベートーベンのソナタ「月光」全楽章から始まり、リストを2曲。休憩を挟んで耳馴染みのあるショパンのノクターン、雨だれ、幻想即興曲を聴かせてもらった。フィナーレはドビッシーを3曲。この3曲、自分は知らない曲だったが、雰囲気のあるとても素晴らしい演奏だった。

田村さんは糸魚川生まれなので若い頃から存じ上げているが、ドイツ留学や東京での活躍など最近は地元にいなかった。最近戻ってこられて久しぶりのリサイタルになる。サントリーホールで単独リサイタルをしたりバッハから印象派まで幅広いレパートリーを持っていたりすごいピアニストだと思う。

今回聴かせていただいて、非常に真面目で作曲家の意図を大切にした演奏だと感じた。

「アンコールはもう一度ショパンのノクターンを弾きます」と言われ、夢のような美しい曲を2回も聴けて幸せだった。

 

 

 

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ジェイコブ・コーラー ピアノソロコンサート

2022-10-03 15:07:58 | コンサート

令和4年10月2日(日)
糸魚川市青海総合文化会館
「ジェイコブ・コーラーピアノソロコンサート」
 
★ピアノコンサートは好きだが、ジェイコブ・コーラーっていう演奏者はあまり聞いたことがないので、クラシックのピアニストではなさそうだ。
 
★ポスターの文言には・・・・
人気テレビ番組「関ジャニの仕分け∞」ピアノ王決定戦で2回優勝!
YouTube再生回数6300万回を超える人気ピアニストによる超絶技巧
 
★超絶技巧と書いてあるだけあって、すごい演奏だった。ジャンルはジャズピアノが中心だったが、クラシカルなものからポピュラー、ラテン、アニメ作品などあらゆるスタイルでの演奏は、聴き応えがあった。
耳馴染みのある、サザン、ビリー・ジョエルメドレー、銀河鉄道999、魔女の宅急便、などもあり楽しめた。
 
全プログラムで楽譜を見ることが一度もなく(ピアノの上に小さなメモ用紙があるだけ)アドリブを入れてどんどん弾きこなしていくジェイコブ・コーラーさんのコンサートは「来て良かった!!」と思った。
 
全身の力を込めて弾き込むので「ピアノってこんなに大きな音が出るんだな」と思った。途中休憩で調律師が一生懸命メンテナンスをしていた。これだけ弾くと結構狂うのかもしれない。
 
日本語も上手で、曲の合間のトークも楽しかった。「石川県」を「金沢県」だと思ってらっしゃるようで、トークの中で2,3回喋っていた。金沢市以外の石川県の人はどう思うかな。
 
「曲に合わせて手拍子をしましょう」と呼びかけられ、会場が演奏者と一体となった雰囲気を作ってくれた。
きらら青海は500人のキャパなので、コンパクトな会場なのも良かったのかもしれない。
 
身長が190センチ以上、ラフなシャツやズック靴でした。ピアノの鍵盤下に長い脚をなんとか収め、ノリの良い演奏を次々聞かせていただき、秋のひとときを楽しませてもらいました。
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岡本知高リサイタル

2022-08-29 01:00:59 | コンサート

岡本知高という方については、声がとても高くて美しい声を出される方。世界でもほんのわずかなしかいないソプラニストという希少な歌手くらいしか知らなかったが、東京2020オリンピックの閉会式で「オリンピック賛歌」を聴いた時、「この人すごいなあ、圧巻!」という好印象をもっていた。こんなすごい人が、ちっぽけな糸魚川に来るというので7月2日の発売日にチケットを購入。楽しみに待っていた。

今日のリサイタルで本人がおっしゃっていて分かったのだが、数年前に糸魚川市民会館でオデュッセイアという市民ミュージカルを公演したときの音楽監督が本日のピアニスト「飯田俊明」さんだった繋がりもあったようだ。

全席指定で、発売当日購入の良い席を取ってあったので並ばずに入場できた。会場はほぼ満席だった。

レッド系の美しい衣装で登場され、アルカデルトのAve Mariaをア・カペラで歌唱。抑揚の効いた繊細な歌声に引き込まれた。2曲目からは、飯田俊明さんのピアノ伴奏が入る。ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」は、ソプラノの森 麻季さんが「なつかしい木陰」という邦題で歌っている大好きな曲。心を惹かれたのは市民会館の「Steinway & Sons」がいつもと明らかに違う豊かな美しい音色だったこと。調律師が良かったのか、一流のピアニストが弾くとタッチやペダリングでこうなるのか、いずれにしても歌とピアノ両方とも良くて嬉しくなった。

 作曲家小林秀雄の代表曲と言われる「落葉松」、小椋佳の「愛燦燦」など日本歌曲を叙情的な表現で歌い上げるのも素晴らしかった。岡本さんのヴィブラートはその周期、揺れ幅が見事で、プロフェッショナルの声楽家を生で聴けてよかった。後半はポスターにあるブルーの衣装に着替えられ、ドラマチックソプラノの要素をもった楽曲を次々と聴かせてくれた。

曲の合間のトークも上手で、昨日に糸魚川入りしてから朝日楼のラーメンを食べたこと、マリンドリーム能生でカニを買い、ホテルの床にレジャーシートを敷いて食べたこと、能水商店の「ごっつぁんカレー」のパッケージが自分の高校生時代とそっくりなことなどをユーモアいっぱいで話された。

糸魚川大火にいたわりの心を示されたり、ウクライナ戦争早期終結が一番の願いだと話されたり、心根の優しい岡本さんの人柄に触れることもできた。おそらく来場した観客みんなが素晴らしい音楽と出演の岡本さん&飯田さんの心に触れて幸せな2時間を過ごしたことと思う。

 

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秋川雅史コンサート with 川井郁子

2022-01-24 13:34:18 | コンサート

コロナ禍で2年間行けなかったライブ・コンサート

秋川雅史よりも川井郁子に惹かれてコンサートに行ってみた。クラシックのコンサートは大好きで度々足を運んでいたが、コロナ禍でほとんど開催がなく残念に思っていたところだった。

コロナ対策でチケットの半券に住所・氏名・電話番号を記入してエントランスで箱に入れ、客席も一つ飛びになっていた。950席の糸魚川市民会館だがチケット完売と聞いていたので半分の475席全て埋まっていた。満員。

第1部はテノール秋川雅史の素晴らしさを堪能した。紅白歌合戦出場などで少し俗っぽい印象を持っていたがイタリア歌曲に始まり日本の歌曲など6曲を感情豊かに歌い上げ、声楽のオーソリティとして国内外で研鑽を積んで来られたことに感じ入った。また、小島さやかさんというピアノ伴奏者の音楽性の高さとテクニックにも度肝を抜かれた。ささやくような弱音からダイナミックなff、クロマチックスケールでの盛り上げ、ディミニッシュや9th等多彩なコード進行で抑揚の効いた演奏であった。

第2部は期待しているヴァイオリン川井郁子さんの登場。CDでも本格的な演奏が気に入っていたがやはり生演奏は心を鷲掴みされるように思った。ただ、PAの音がイマイチで、せっかくのストラディバリウスがやや薄っぺらく感じたのは残念。カッチーニのアヴェ・マリアではPAなしの弱音がとても美しく響いたのは良かった。

秋川雅史さんは、非常にフレンドリーで曲の合間のトークも楽しく示唆に富み、肩のこらない雰囲気を醸し出した。約2時間、贅沢な時間を過ごすことができ本物の音楽を生で鑑賞できたことを嬉しく思った。

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