日本はアフガン和平貢献の中心に 各国代表らが提言

日本はアフガン和平貢献の中心に　各国代表らが提言　2009/11/25 19:40 【共同通信】
アフガニスタンや周辺諸国の代表を招き、２３日から都内で開かれていたアフガンの和解と平和に関する国際会議（主催・世界宗教者平和会議など）は最終日の２５日、「アフガン和平構築で日本は中心的役割を果たすべきだ」などとする提言書をまとめ、岡田克也外相に手渡した。

　会議は、アフガンから反政府武装勢力タリバンとの和平交渉を担当するスタネクザイ大統領顧問らを招き、非公開で開催された。提言は、和平交渉進展に向けて、タリバンに一定の影響力があるとされるサウジアラビアのアブドラ国王らの協力を期待し、イスラム諸国の一層の関与を要求。

　タリバンメンバーが和解に応じて暴力を放棄すれば、タリバン幹部らの資産凍結を命じた国連安全保障理事会決議からメンバーの氏名を削除するよう国連に求めた。

　日本政府は既にアフガンへの５０億ドル（約４５００億円）規模の民生支援を表明しているが、これとは別に、提言を中長期的な和平貢献策に反映させる。（共同）

　
アフガニスタンの和解と平和に関する国際会議で岡田外相（左）と握手するスタネクザイ大統領顧問＝２５日夕、外務省

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112501000745.html

日本の支援に謝意＝アフガン高官
岡田克也外相は２５日夕、アフガニスタンのスタネクザイ大統領顧問と外務省で会談した。先に日本政府が決定した５年間で５０億ドル規模のアフガン支援策について、同顧問は「勇気づけられた。日本の納税者のお金を透明性をもって活用したい」と謝意を示した。これに対し外相は、民生支援を通じて反政府勢力の元兵士らの社会復帰を後押ししていく考えを伝えた。（2009/11/25-21:57）

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112501073
待ちに待っていたアフガン和平会議。今日はその会議の最終日。「アフガン和平構築で日本は中心的役割を果たすべきだ」などとする提言書をまとめ、岡田克也外相に手渡した、と記事は伝えている。この提言を日本政府は反映させるようだ。
日本はこの和平構築に中心的な役割を果たすべきだ。私もそう強く思う。ただ、この仕事は極めて厳しいものであるに違いない。その仕事に当たられる人の身の安全のことを考えると素直に喜べない自分がいる。市民の一人として、私は日本はそうすべきと何度も言ってきたわけだが、この任務に当たられる人のことを考えると、私のしてきたことは本当によかったのかと煩悶する。それでよかったのだろうか…。