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Jazz&Magic Bar WBGO、Live Information、日々のこと

EricAlexander/JoeFarnsworth4

2012-05-10 18:39:19 | 堤宏文TALK

 

2012年正月を迎え、コンサートまであと4ヶ月…なんて思っている間に

5月3日の朝が来た。なんでこんなに時間が経つの速いんだろう…。

2010年1月9日voc.Tiffany のLive、WBGOでの打ち上げの時に、

”88”の伊藤八十八プロデューサーから、

「堤さん、ジャネーの法則ってのがあって、歳をとると1年が速いのよ」

って聞いた。 いつもそれを思い出す。

 

会場・総合福祉センターは、前日にDrumSet をセッティングしていたので

あと音響のみ。

午後会場入りして、作業。 お天気はまずまず。

Musician と伊藤さんは、大阪からJRで移動、

(めずらしく)6分遅れ、14時過ぎに松山駅へ到着。

皆さん元気なお顔で 「ハーイ!」

やる気満々の笑顔を見せてくれた。

泊まりはホテルJALシティ松山。

JR松山駅にも、会場にも近く、すぐそこに松山城が見える。

夕方5時からサウンドチェックを決めたから、2時間半は休める。

bassのナットさんはお散歩。エリックさんは部屋で寛ぐという。

ジョーさんはハットを買いたい!とのことで、

娘が車に乗っけ、どこやらお店へ。

pf のハロルドさんも一緒だったとのこと。

娘の話では、どうやらお目当てのものは見つからなかったそうである。

 

サウンドチェックは30分で終了。 すべてノープロブレム。

難しい注文もなし。

とにかく皆さんカッコイイ!!

健康的で明るい!

ちなみに、ナットさんが使ったベースは

吉岡君が貸してくださった。ありがとう!

 

楽屋ではやはりJAZZのお話。

そして今夜演奏する曲などを話し合っている。

エリックさん、「Tsutsumi Beer !!」ってジェスチャーとウインク。

スタートまでに350ml を6本。休憩時間に6本。

お茶を飲んでる感じなんでしょうね。

実際少し入ってる方が調子が良い人が結構多い。

ノリがよくなり、気合いも入る。

 

18:35、いよいよ開演。

1曲目How Insensitive から、2曲目とても速いテンポの

The Way You Look Tonight 、そして3曲目 Slow ナンバー

All The Way まで一気に 。

ここでエリックさん、初めてMC。

「どうもありがとう!ようこそ!この美しい松山!」

そして、メンバー紹介。

ハロルドさんを紹介した時に、

「ハロルドさんは松山へ来たことがあるんでしょ?20年前?」

するとハロルドさん、「maybe. 100 Gold Fingers!」

そう、22年前、100 Gold Fingers で、ハンク・ジョーンズ、

トミー・フラナガン、ケニー・バロン、ジュニア・マンス、

モンティ・アレキサンダー、穐吉敏子、ロジャー・ケラウェイ、

シダー・ウォルトン、レイ・ブライアント、そして、

ベーシスト ボブ・クランショー、ドラムス アラン・ドーソンと共に。

1990.5.24 松山市民会館

素晴らしい信じられない様なステージだった。

MCからも伝わるように、

エリックさんはかなり松山を気に入ってくれていて、

まず目に飛び込んできた松山城や堀端に、

とても感動していました。

ツアー中も毎日1時間、13km程を走るというエリックさん。

入りまでの間に走ってきたそうな。

打ち上げの時、「来年は松山に2日間居たい!」なんて云っていた。

そして、しきりにエリックさんもジョーさんも、「海で泳げないか?」って。

さすがにまだ冷たいからNGだ、と、娘がたしなめていた。

 

1st Stage は、Summertime で締めた。

 

E1

 

15分休憩のあと、Night Song で2nd stage スタート。

Black Orpheus 、

エリックさんとハロルドさんのDUOによる、She's Out of My Life 。

 

E5

 

E2

 

そして、ジョーさんがマイクを握り、

「日本人の心に打たれ、この曲を東北に捧げます」 と、

日本語でアナウンス。Spirit of Japan 。

ドラムソロで一曲3'46" を、精魂込めて演奏。

お客様からの大拍手、熱気に包まれる。

 

E3

 

続いて、トリオでの When you wish upon a star 。

 

E4

 

日本を想うような、優しく、そして力強く、肩を抱かれるような

あったかい演奏だった。

実はこの時エリックさんも、楽屋でこの曲を一緒に吹いていた。

そんな姿を写真に撮らせてもらった・・・。

曲が終わりかけると、僕に「すみませんツツミ」と云ってステージへ。

なんと礼儀正しいこと。 僕がおじゃましていたのに。

 

ラスト曲は、サンバ ブラジルだ。

ノリノリのサンバのリズムに、会場もノリノリ。

ヘッドアレンジだろうけどなかなか良い感じのアレンジで

エンディングはハロルドさんが最後までステージに残り

曲を終える、といった演出が面白い!

 

予定曲が終わるも、アンコールの拍手は止まず、

エリックさんの 「Super Prime Time をやろう!」で

アンコールはこの曲で決まり。

60分のステージもあっという間に過ぎ去った。

 

終演後、サイン会の時間を設けたが、これがスゴかった!

“ 人が溜まっている ” という表現がピッタリかな。

ミュージシャンの人柄がこの光景をつくっているんだなァとも

感じた。 演奏もすばらしくとても楽しかったのはもちろん。

 

E8

 

 

今回は、初めてのJAZZ体験のお客様も多かった。

皆さん帰りに、「楽しかったァー!」って云って下さった。

主催者としては、とても嬉しい言葉。

また来年も、ミュージシャンたちに来てもらおうなんて思っています。

とにかくほぼ満席に近く御参加下さったこと、

皆さんと一緒にこのLiveを体験できたことが、本当に嬉しいです。

 

E6

 

どうもありがとうございました!!!

 

そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました!!!

 

 

さて、打ち上げは、連日お肉ばかりなのでお魚がいいとのリクエスト。

娘が知り合いのお店を予約して、そのお店へ。

みんな、食べるよりも呑むほうが進んでましたねェ。

プロデューサーの伊藤さんと、社協の白方君と私の三人は

お魚料理とBeerで盛り上がる。

ミュージシャンは、Beerはもちろん、ハイボールも日本酒もぐいぐい。

伊藤さんから聞いていた通り、

エリックさんとジョーさんは、ヘビー級の のん兵衛さん。

少し出来上がったところで、WBGOへ移動。

五木ひろしさんの新譜「夜明けのブルース」で

息を吹き返そうとしている松山二番町を

NYのJAZZ MUSICIAN たちが、少しフラつきながら歩く、

という光景も又、面白い。

 

WBGOには、コンサートに来てくださったお客様や、

ピアニストの田丸君たち、JAZZ句会のキム・チャンヒさんたちで

賑わっていた。

そこへ乱入?!打ち上げ第二弾に突入する。

ITOMAさん持ち込みのシャンパンや、白方君差し入れの純米酒で

カンパイ! お酒が進む進む!!

お客様のゆう子さんが5/4お誕生日ということで、

ハロルドさんが、やわらピアノのふたを開けて

ハッピーバースディを演奏し始めた。

これはスゴイことです。

 

E12

 

又、このピアノは、ピアニストの渡部由紀ちゃんが僕に下さったもの。

ハロルド・メイバーン大好きの由紀ちゃんのピアノを、

今まさにハロルドさんが弾いているんです。

本当にミラクルです!

ゆう子さんも僕も、そしてここに居る皆んながびっくりしてます。

JAZZの世界って、こういうのありなんですよ!

 

このあと伊藤プロデューサーの「さぁ、堤さんのマジックを見よう!」の

一声で、エリックさん、ハロルドさん、ジョーさんに、30分くらい

マジックをご披露。

ジョーさんは やんちゃ。すぐに手を出してくる。

マジシャンにとって要注意人物である。笑

それをたしなめるエリックさんは、かなり紳士。

ハロルドさんもどんどんハマッてくる。

そういえば、ハンク・ジョーンズさんも、目の前でマジックを見てくれた。

NYのLive Houseでも、マジックをやって、ニューヨーカーに見てもらった。

ハンクさんに、コインを消すマジックをレクチャーした。

...なつかしい思い出になってしまった。

 

何が起こるかわからないといえば、

アンコール曲で、ジョーさんに渡された団扇を持ったエリックさんに促され

「このうちわでハロルドさんを扇いであげて」と、

最前列で聴いていた 我がJAZZ句会の女史 ミシンさんに矢が当たる。

ああいう会場でステージに上がるというのは結構勇気が必要なんだけど

彼女はステージのハロルドさんの横に行き、うちわを握った。

 

E7

 

何ともいえないあったかーい雰囲気に、ステージも会場も更に熱くなる。

ハロルドさんが大きな手を差し伸べ、ありがとうの握手。

JAZZ史に残る?!出来事だった。

本当に、JAZZは面白い!!

 

 

打ち上げは、3時まで続いた。

翌日は12時にホテルへお迎え。

そして13時発のスーパージェットで広島へ。

 

E10

 

とにかく楽しく、熱ーいコンサートだった。

皆さま、本当にどうもありがとうございました!

JAZZは生が楽しいです。

今後もいろいろな企画がありますので、

ぜひ御参加くださいね ♪

 

 

このツアー最終日は、5.7ホテルグランヴィア岡山19階スカイラウンジ。

夕方、娘と一緒に岡山へと車を走らせた。

ここでも又いろいろなことがハプンする。

次の機会に...♪

 

 

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2 コメント

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素晴らしいライヴ、ありがとうございました!JAZZ... (光海)
2012-05-11 11:34:37
素晴らしいライヴ、ありがとうございました!JAZZって良いなーと再認識と感動の一夜でした。
ブログを読んで、ライヴ会場の熱気を思い出しました。ブログの余話で、ミュージシャンの側面も見え、忘れられないコンサートとなりました。来年も来松し、最上級のJAZZが聴けることを期待します。
心から、ありがとうございました!
返信する
Unknown (堤 宏文)
2012-05-12 17:26:12
光海さん、御参加ありがとうございました!
本当にすばらしかったですね~!
次回のJAZZ句会楽しみです♪
 

返信する

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