15:11特急しおかぜでCHINさんRYOさんSTAFFさんの3名がJR松山駅へ降り立った。3週間近くのTourなので荷物も多い。
Musicianの楽旅は大変。Basistは特にそうなのだ。ソフトケースに収納してはいるが、コントラバスは常に注意を配ってないと倒れたりネックをぶつけたりするともうOUT!RYOさんは2本のギターを抱えている。1本はアコースティックギターとのこと。そして各々キャリーバッグを転がしている。Hilux Surfに上手く積み込んでHotelへ直行、Check In。1時間程ゆっくり休んでもらうことに。
17時頃からサウンド・チェック...音楽的なことは出来上がっているから、サウンドの感じを重点的にチェック、あとは2nd Setで、Pf由紀ちゃん、そして私が参加させてもらって“何をやる?”の打ち合わせ。
和やかなリハーサル
少し遅れでStart。DUOのAGANA Live、1時間20分はあっという間だった。2/24リリースのアルバムからだが、Liveがいい!!RYOさんがアコースティック・ギターで演奏した“黒いオルフェ”は特に心の奥底まで染み込んできた。
2nd Set。由紀ちゃんをフィーチャーしたバラードも素晴らしかったし、ラストで演ったブルースは楽しかった。RYOさん、そしてCHINさんの音楽のスゴさと素晴らしさを改めて肌で感じた夜だった。そして又ひとつ、すてきな想い出が出来たコンサートだった。
3/7、朝食兼昼食は、ロープウェイ通りの“車井戸”でうどん。そしてスタバでCoffeeのあと、Surfに3人を乗せ、新居浜サンジェルマンへ向けて約1時間のドライヴ。3時過ぎ、サンジェルマン着。久しぶりに秦さんと会ったが元気そうだ。
RYOさんCHINさんがサウンド・チェックしてる間にエストニアから同行しているTAMARAさんがTAP DANCEの様なステップを踏んでいたので「TAPやってるの?」と聞くと、フラメンコを習っているとのこと。お願いして少し踊ってもらったが、中々のものだった。次回は彼女のフラメンコもプログラムに組み入れないと・・・なんてチラッと考えてしまった。
サウンド・チェックの後、Hotelまで送り、「又、来年ね」と別れて、僕は松山へ向けてSurfを走らせた。「又、来年ね」とは、CHINさんのバンド“ベーストーク”を来年やろうね、と約束したからだった。
WBGOにて打上げ
RYOさん、CHINさん、ありがとう!
ここんとこ又、テレビのワイドショーなどで何だかんだとバッシングされてる雰囲気、いやですね。
彼は、全国を行脚し、数千ヶ所でコンサートを行い、毎日施設へ慰問してのミニコンサートも含め、その「詩旅」を8年続けてきた。
昨年は愛媛へも数回来てもらった。じっくり、たっぷり、彼の歌を聴かせてもらい、本当に感動した。食事をしながら色んなお話もした。
彼はすばらしい青年だし、すばらしいアーティストです。
色々云ってる人、一度彼のLiveを聴けばいい...。
彼のやってる事、しっかり見てあげたらどう?
僕は46年JAZZを演ってきて、もちろんキャバレー時代(1961~1980年頃まで)はオーケストラで多くのアーティストやアクターと、色んな音楽の仕事をしたんだけど、JAZZ以外の音楽で涙した事も何度もあるんですね。最近では、数年前から大阪のアーティスト“KAJA”さんが来松した時に音響をやらせてもらってるけど、彼の“蘇州夜曲”を聴くといつも涙する。
そして昨年、Toshi君の生の音楽に触れ、涙した。
素直に心の奥まで入ってくる。
彼等の音楽には心揺さぶる感動がある。
Toshi君、頑張れ! 健康に気をつけて。
いつもいつも、ありがとう。 心から応援してるよ。
“東京銘曲堂”は美味しーいジャズ!
昨年3作目の「Cry Me A River」がリリースされた数日後CDを買った。いつものパターンと云うか“クセ”と云うか、僕は新しいアルバムを手にしてもすぐは聴かない。夜の8時にWBGOをOPENしてCoffeeを入れて気持ちが整って...。落ち着いてからPlayerにセットする。そして一番最初に聴きたい曲を決めてゆっくり聴き始めるんです。先ず、M3のThat's Allで気分を高める。どんな風に料理するんだろう?なんて興味津々。次にM1でアルバムタイトルのCry Me A Riverだ。こんな音楽は只ベテランの3人のミュージシャンだから出来ると云うものではない。色んなミュージシャンが色んなやり方で星の数ほど聴かせている。おなじみのスタンダードを、川嶋哲郎、岡安芳明、上村信がこの3人でなければつくれない音を、と、もう8年ですか、本当にスゴイですね。
この前は2003年の春先に松山へ来てもらって初めて生で聴かせてもらい、又2nd Stageにピアノの渡部由紀ちゃんと参加させていただき、感動したのを、4年経った今もハッキリと覚えている。曲の後半で川嶋さんのサインでテナーと僕と2人っきりのパートになった時のスリリングだった事...僕は冷や汗ものだったけど一生懸命演った。
今回は由紀ちゃんは徳島JAZZ STREETだったので、僕が2nd Setで3曲参加させてもらった。
4beatで“アナザー・ユー”“夜干”をボサで、ラストにブルースを演ろうと云うことになった。曲間のベシャリでそれぞれのMUSICIANが体験した病気の話をしたので、今年は元気で頑張りましょうと云うことになり、厄除けの話になり、結局、川嶋さんが「よし、その厄除けブルースをやろう」と云うことで、ミディアムテンポのブルースでラストを飾った次第。
JAZZって本当に面白いし、スリリング。何が出るかわからないし、エキサイティング!!何の打ち合わせもなく音楽が・・・ステージが、成立するんだから。
WBGOで打上げ☆とても和やかで楽しい時間だった
P.S.・・・「東京銘曲堂」の最新アルバム「ノー・リグレッツ」気持ちいいッ!です。天にも昇る心地になりますョ。とにかくいいんです!!
いよいよ来週6日火曜日「川崎燎・鈴木良雄スーパーDUO」コンサートです。
是非!生で!聴いてください♪