受精卵は少しわがまま

今日はまたまたお世話になっている土屋漢方薬の先生のお話です。

私は　ことある事に　土屋薬局の先生にメールで相談しています。
山形県にある土屋薬局さんには　で向かう事ができないのが
とても残念なのですが　先生は本当に親身になっていつもお話を聞いてくださいます。

昨日も　私のにぶたま（鈍い卵）ちゃんの話をしました所
翌日にはすぐにお返事をしてくださいました。
今日はその一部をお話しますね。。。


土屋先生がおっちゃるには

月経のしくみ（またまたおさらいね）　　

視床下部→下垂体→（卵胞刺激ホルモン）→卵巣

卵巣は、「すもも」くらいの大きさで、
原始卵胞がたくさん入っている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
卵胞からは、エストロゲンが分泌され、
エストロゲンがでると、子宮内膜が厚くなる。


月経後の時期、つまり卵胞期は女性にとって良い時期。
自信があって、安定感がある。


エストロゲンは、動脈硬化の予防にも良い。

そのために狭心症などの生活習慣病になる確率は、男性より少ないし
女性は男性よりも、エストロゲンのお陰で平均寿命が長い。

しかし、エストロゲンが過剰だと、
子宮筋腫やガンなどにもなりやすいという欠点もある。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　
卵胞は、およそ２ｃｍになると排卵
↓
卵胞は黄体に替わり、プロゲストロンを分泌。
↓
基礎体温も０・３～０・５度くらい上がる。
↓
プロゲステロンでさらに内膜が厚くなる。


受精卵は、古い内膜には着床しないので、毎回新しい内膜を作る必要がある

つまり受精卵は少しわがままで、この行為が「月経」と呼ばれているもの。なんですって。


「周期療法」

中医学理論＋西医の月経分泌理論をドッキングさせたもの。


○卵胞期→陰血の増殖期

卵胞期はとても重要な時期。
周期療法では、補腎薬と養血薬を使っていく。

周期が長い人は、卵胞期が長い。卵胞を育てるパワーが足りない。


そして　もっとも大切な事　そして　みんながおろそかにしちゃっていることは・・

『睡眠』なんだそうです。

睡眠が重要…睡眠は卵胞を育てる。
　薬は高いものをたくさん飲んでいるのに、睡眠が不規則で夜更かしでは
　だめなんですよ。。。

卵胞の発育は夜の「陰」の時期ですから、　　　　　
薬をきちんと飲んでいるのに睡眠できてないのは、無駄になります。

ある意味、睡眠は薬より重要なんですね。
中国漢方などには「睡眠指導」まであるそうです。

「学生時代から寝るのが夜の１時、２時で、ＯＬになってもその生活を続けている　ので、みんな生理不順になっているのよ」との事です・・・
う～ん。。。。オ・モ・イ・ア・タ・ル（だって　深夜番組って笑えるんだもん。。。）

対策は、夜は１０時か１１時には眠ることです。（　げっ・・そんな時間に寝れない・・・）

眠っている間には、ストレスがないのですから、
また夜の午後１０時から午前２時は女性ホルモンが盛んに分泌されますので、
この時間帯までには眠りについたほうが懸命です。（ハハハ・・・努力しなきゃ）


生理が終わってからの「卵胞期」は、
卵胞が大きくなり２０ミリくらいになって、卵子が飛び出ますので、
睡眠を十分にとられて、「卵」を育てるようにしたほうが周期全般にも効果的です。



と　こんな感じで　先生に暖かなご指導を頂きました。

みなさんは　早寝してますか？？
充分に睡眠とれてますか？？？

私は　全然ダメです。いつも寝るのは　ＡＭ２時過ぎになっちゃいます。
これじゃ　にぶたまちゃんを更に拍車をかけてしまいますよね。
　反省です。。。

早寝心がけます