今週の動画は昨年ドイツ、レバークーゼンで開催されたジャズフェス「Leverkusener Jazztage 2012」のジャコ・トリビュート・コンサート「the music of Jaco Pastorius」の模様をフルバージョンで。
ヴィンス・メンドーサが指揮するWDRオーケストラにヴィクター・ベイリー、ピーター・アースキンが参加したプログラム。
ヴィンス・メンドーサと言えばヴィクター・ベイリーとピーター・アースキン、アレックス・アクーナらとジョー・ザヴィヌルのトリビュート・アルバム(ライブ盤)をリリースしてましたね。このアルバムはメトロポリタン・オーケストラだったかな。ボクも買いました。
Fast City - A Tribute to Joe Zawinul
この動画のバックWDRビッグバンドといえば、ジョー・ザヴィヌルとの共演盤があります。ベースはヴィクター・ベイリー2枚組の良いアルバムでした。
Brown Street
動画の話に戻りましょう。YouTubeに投稿者コメントで概要が載ってましたので転載いたします。
WDR Big Band (Vince Mendoza, Victor Biley, Peter Erskine) ''the music of Jaco Pastorius'' - Leverkusener Jazztage 2012
Musicians: WDR BIG BAND VINCE MENDOZA - conducted VICTOR BILEY - bass PETER ERSKINE - drums
Track List:
1. Come On, Come Over
2. Liberty City
3. God Morning Anya
4. Teen Town
5. Reza
6. Three Views Of A Secret
7. Domingo
8. ? ? ? (solo V.B.)
それにつけても良いプログラムです。ジャコの曲だけにスポットをあてた企画。
#8が「???」になってますが、これは《コンティニューム》にヴィクター・ベイリーがアドリブで歌詞をつけたパフォーマンス。そういえば、ベイリーは自身のアルバムでも《コンティニューム》に歌詞をつけて歌ってましたね。
Low Blow
動画の中のベイリーのヴォーカルすごく上手い!とは言えませんけど…#1《カム・オン・カム・オーヴァー》の歌唱はなかなか良かったですね。
演奏された曲の中ではベイリーのベース・ソロを大きくフィーチャーした#2《リバティ・シティ》が素晴らしいし、ハイライトは#5《レーザ》かな。このプログラム唯一のバラード#6《スリー・ビューズ…》、#7《ドミンゴ》も良かったけど…。
WDRビッグバンドのキレのある分厚いブラスアンサンブルでベイリーとアースキン共演のジャコ・トリビュート・ライブ動画が見られてシアワセです。投稿してくれた人に御礼申し上げます。
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