先日タワレコ新宿店でフリーペーパー「bounce」に目が留まりました。
まず表紙のビジュアルに反応。次に「きゃりーぱみゅぱみゅ」ってなんだよ?と、プリントされた文字に反応。とりあえずその日は買いたいものだけを買って「bounce」は手に取ることなく帰ってきました。
翌日、なにげなく気になっていたのか「ぱみゅぱみゅ」で検索。すると彼女が歌手だと分かり、「きゃりーぱみゅぱみゅ」は彼女の名前(もちろん芸名)と分かり、よくラジオで流れていた《PONPONPON》を歌っていた娘だったことが分かり、その曲の面白いPVがあることを知りました。
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ふだんはこの手の物にはほとんど反応しないワタシですが、今回はこのPVが、どツボでした。すごくよくデキてる!!!キュート&ポップ、そして時にシュール…この世界観、素晴らしいです。ひげダンスとか懐かしいものも挿入されていましたね(笑)。
もうずいぶん昔(1986年)のピーター・ゲイブリエルの《スレッジ・ハンマー》のPVにエラくハマったときの感覚に似ています。あれもCGを駆使した手の込んだ作品でした。
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これは曲も良かった。粘っこいビート、グルーヴとピーターの声質が大好きでした。今もこのように見られるなんて、ホントに良い時代になりました。
話は“ぱみゅぱみゅ”の彼女に戻りますが、彼女は青モノ系ファッション誌(昔から若い女性ファッション誌の「CanCam」や「NON-NO」のロゴが赤文字だったのに対して、主に原宿から発信されるファッションを取り上げる新感覚ファッション誌を「青モノ」と呼ぶそう)の読者モデルだったそうです。 →きゃりーぱみゅぱみゅオフィシャルWEBSITE
現在は上に載せたPVの曲《PONPONPON》を含んだミニアルバム『もしもし原宿』のプロモーション中。
もしもし原宿(初回限定フォトブック仕様)
木村カエラよりダサイし、聴いた感じではパフュームが歌っても良さそうな曲なので、歌だけで勝負っていうのはちょっと無理っぽいけど、なにより奇抜でカワイイところは、ぱみゅぱみゅが一つ上を行っているかも…この路線で一線を引いて突き進めるかどうか分かんないけど、上に載せた動画を見る限り、やってることは尖がっていて面白い。
と、一曲を聴いただけでベタ褒めしてしまうのは、見た目が私の好みのタイプだから?(笑)。過激な女性タレントといえば、今は「ガガ様」かもしれないけど、私は「ぱみゅぱみゅ」に頑張ってほしいです。
だって《PONPONPON》はiTunesを通じて世界23カ国に配信されて、フィンランドとベルギーのエレクトロチャートで、日本人歌手として最高位となる首位を獲得したとか。スゴイなぁ。 →ウィキペディア「きゃりー」
彼女、ポップラ社からエッセイ集も出しているみたいですね。
Oh! My God!! 原宿ガール
表紙の彼女、鼻血出てます(笑)。このちょっとズッコケたキャラが、今の私に絶妙にマッチしてしまいました。要注目の邦楽アーティストです(笑)。