今週の動画は1983年（？）のワード・オブ・マウス・ビッグバンドのライブ映像です。曲は《ドナ・リー》。ジャコが何度となく演奏していたお気に入りナンバーです。
ランディ・ブレッカー（tp）、ボブ・ミンツァー（ts）、オセロ・モリノウ（st-ds）、ピーター・アースキン（ds）、ドン・アライアス（per）とツアーした時の映像ですが、詳細なデータは分かりません。
このメンバーで演奏されたアーカイブとして私たちがすぐに連想するのは下に掲載したモントリーオールのステージです。
これはジャコのライブ作品の中では高品質な部類に入りますが、演奏も表情もいま一つ。今回掲載した映像のほうが冴えているように見えます。ジャコのベース・ソロも必見ですが、ボブ・ミンツァーのバス・クラリネットの熱演も見ものといえるでしょう。
東北関東大震災、ビックリしましたね。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
私の実家は福島県です。原発のこともまだまだ予断を許さない状況にあり、まだまだ不安な毎日ではありますが、いつまでも低いテンションのままではいられません。今日から通常通り動画更新を行います。
ということで、今週の動画は音声のみ。1974年ボストンで行われたパット・メセニー・トリオに参加した演奏です。曲はジャコの代表曲《コンティニューム》。パットとジャコのバージョンが聴けるのは嬉しいですね。
1974年にすでにこのような素晴らしい演奏をしていたジャコ。2分半くらいからディストーションを効かせたソロに突入！カッコイイですね。
このトリオ、ドラムはボブ・モーゼスです。もうお分かりですね。今週お届けした音源はパット・メセニーのファースト・アルバム『ブライト・サイズ・ライフ』のメンバーですね。
今週の動画は1980年ロンドン、ハマースミス・オデオン・シアターで行われたＷＲの公演から、ジャコの光速ベースソロが炸裂する《ポート・オブ・エントリー》。
ジャコのベースソロ、中盤からディストーションを効かせた光速弾きは聴きモノです。アースキン（dr）とボビー・トーマス（per）の煽りにノリまくるジャコのベースが本当に熱い！高音質で録られたこのライブ、素晴らしいです。ぜひ全編通して聴いてみたいですね。
この曲のオリジナルは『ナイト・パッセージ』に収録されています。
ここに収録されているのもライブ音源で、ジャコは超光速ベースソロを披露しています。ジャコが好きならこの曲のために買っても損をしないでしょう。ワタシ的にはイチオシ曲の《ファストシティ》、ジャコの代表曲《スリー・ビューズ・オブ・シークレット》も入っているし、オススメのアルバムです。
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