JA7NI - AKITA GRABBER

2200m band Grabber for DX

小笠原から 136.6KHzCW交信実験

2014-02-08 18:08:23 | インポート
160mの皆さん:ゼネカバ受信機があれば136、6KHzを受信できます。
過去にJA7NIの信号をJA5DQH,JA3ONB,JH0BBE、JA7FUJさんがいとも簡単に受信されています。
2月11日ー12日小笠原からJA1BVAさんが200Wで運用するので、是非受信してここのブログのコメント欄にレポート書いてください。
前回の実験ではNIからCW,BVAさんから、QRSSでQSOしています。
(受信機、アンテナ、信号の強さ)当日はJA7NI,JA1HQG/1,JA1CGMさん等多くの長波好きの方が135.5KHzでCQ出します。

以下はJA1BVAさんのブログのコピーです。
昨年11月のJD1(小笠原)運用は、民宿の事情により中止しましたが、このほど、民宿の特段のご配慮により、宿泊と無線室およびアンテナ広場の使用許可をいただきました。これにより、下記により運用を計画しましたので、お知らせします。聞こえていましたら、コールをお願いします。

1 全体日程(日程等は、すべて2月)
父 島 到 着       8日(土)11:30。
   運 用 終 了 12日(火)21:00。 
     

2 運用地点 
東京都小笠原村父島   GL: QL17cb

3 リグおよびアンテナ系
送信機:TX2200A(50~100W)+リニアアンプ(200W)
受信機:136kHzコンバーター+HFトランシーバーK2
アンテナ:逆L型(垂直部12m、水平部70m予定)、Mini Whipアンテナ
                     

4 136kHz帯CW交信実験   
  (日    程) 11日(火)と12日(水)
(周 波 数 等) 136.600kHz。2×CW。
(時 間 帯) 次の時間の00分と30分から各15分間のCQ送信と受信の繰り返し。
(午前)09、10、11時
(午後)13、14、15時
(夜間)18、19、20時     
  (運用 中 止)ローディングコイルを室外に配置するため、降雨時は運用を中止します。
(期間の延長) 状況により、13日(木)まで延長する場合があります。

2月7日10時に東京港竹芝桟橋を出発します。
また、10回目の小笠原旅行となりますが、CW交信への挑戦は4回目です。


スーパーラドアンテナ SRAの現状

2014-02-02 14:52:48 | インポート
 SRAは2006年にJA2PGUが特許申請したが、審査官からインチキと見破られており、許可の見込み少しも無いのに、拒絶の都度意見書を出し続け、「特許申請中」の宣伝文句で販売していた。
 当然のこと、2013年5月に特許申請却下の最後通告が出され、再現性、信頼性、進歩性がないと散々こき下ろされている。
 

 申請と却下の内容は以下の特許庁広報で見れます。
http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/pfwj.ipdl?N0000=118
2006-238268の番号を入れると開け、最後のページ見れば全体がわかります。(広報は平日のみ)
同時に出願した2006-197448 「正帰還アンテナ」なんて馬鹿げたのもありました。

 申請内容は全否定され、『希望の羅列』と審査官に言われ、ダイポールアンテナ等との比較データを求められたが提出できなかった。
審査官の言う『信頼性がなく、理論が希望の羅列』とは、インチキ、大嘘ということです。


 波長に依存しないなどと言うカルトアンテナは、NIのように、ダイポールアンテナ等と比較すればインチキ大嘘が一発で判るのです。
(「特許申請中!」と言う宣伝を信じて買う人が多かったので、申請を取り下げしたくなくて、比較した事実は隠したのだと思います.

 かって華々しく宣伝した発明者とファンのブログは私の否定コメントに耐えられず、閉鎖・休止されたり、有ってもコメント拒否です。
 唯一人、JF1TLTさんだけは、律儀でコメント削除しないでいる。
http://blogs.yahoo.co.jp/piisuke55

時たま新人がSRAの「Q」の高さによる再生発振直前のような受信に感激してSRAを持ち上げる人もいましたが、NIのブログ見たりして間違いに気づくようです。

 NIブログに書いているように、2012年の実験でシリンダーは有っても無くても同じであり、シリンダー有無で10dBの差があったら500万円の懸賞だしていますが、1年たっても誰からも音沙汰ありません。
 最近の発明者の実験では50dBの差があると発表しているが、根拠の無い大嘘、虚言です。
 真実は差がモノポール動作でさえ3dBなのに、平気で50dBと嘘言える神経にはあきれます。
そうでなければ、シリンダー有無の比較の時、大幅に同調がずれるのを知らないで、同調を確認しなかったのだろう、それなら全く無知である。
(金属の影響で、コイルの巻き数を変えねばならないほど同調がずれるのです)

 『タワーに上げて160mで南米とQSOした』とか、『モービルで良く飛んだ』と言う他人の交信例を販売宣伝に使っていますが、これはアース電流、又はコモンモード電流による同軸ケーブル等からの輻射です。
 JS1のモービル局の場合は、本人の測定で、車体に50Wで980mA流れているそうです。
 クランプRF電流計で測ればモノポール動作(又は短縮ダイポール)による輻射で、シリンダーからの二次放射でないのは明らかで、コモンモード電流等の輻射はフルサイズアンテナに比較すると10dB以上劣ります。

アースなしで同軸ケーブルのコモンモード電流を阻止した場合はフルサイズアンテナに比べ、20dB以上ゲインが落ち、アンテナと言えない代物になります。
南米、カリブと160mでQSOできた例は完全なタワードライブでした。
"
 特許却下決定とNIの実験結果から、SRAの性能は販売広告と全く違う、インチキ大嘘アンテナであり、絶対覆りません。
 2012年5月頃にNIが商品テストを発表してから、スーパーラドアンテナの間違いは世に知られ、現状は絶滅したと思います。
 販売者はユーザーに謝罪すべきです。
 
追記(2014/8/16)
 そもそも、『周波数に依存しないアンテナ』と言った途端、カルト的で「インチキです」と言うも同然です。
( アンテナからの電界強度計算式にはλ又はfが必ず必要。ただし磁界共鳴のある超近傍界は除く)

 NIから「実物出して見せろ」と言われ、JA2PGUは逃げ回ってますが、今でも自ブログに根拠のない屁理屈を書き続けて謝罪・反省の弁がありません。
 かって、『日本人の素晴らしい発明』と宣伝したSRAファンのブログは、現在、SRAに関して休止、謹慎中のようですが、NI等への悪態を反省し、過去のSRAの宣伝を訂正、謝罪すべきと思います。


追記(2014/8/19)
 「スーパーラドアンテナの商品テスト」、「136KhzのSRA実験」の過去記事はNIブログの[バックナンバー」の2012年4月~6月をご覧ください。
 JA2PGUの言ってることが、すべて虚言と判ります。
  販売業者がユーザーのクレームに真摯に対応するのが当然なのに、良心の欠片も見えない悪辣な対応です。
 NIから「特許商法詐欺アンテナ」言われても仕方ないでしょう。

追記(2014/9/17)
 SRAを第三者機関が電波暗室と外界で測定し、DP以上の性能であったが、データは公表できないとPGUが書いていた。
 これも大嘘と断言できます。
 大嘘インチキ詐欺アンテナではデータの発表など出来る訳がない。宣伝しているような性能のアンテナなど、この世に存在しないのだ。

追記:(2014/9/20)第三者機関が評価に使用したアンテナはー20~ー30dB/DPの標準短縮アンテナで、これとSRAは同等と評価したのをフルサイズDP並の ゲインがあるとPGUが嘘を言っているのである。


追記:(2014/10/1)SRAはほぼ絶滅したが、まだ二人あがいていた。インチキ発明家と熱烈ファンのオーイ(NCS)の二人だ。
 今も彼らのブログに、根拠の無い屁理屈と嘘実験を書いている。
 嘘と間違いの多いお二人さん、シリンダー有無の差50dB以上の根拠書きなさい。
 他に、二人ぐらい間違ったことを書いていたが、初心者の勉強不足で悪い影響もないので注意だけしておきました。

追記:(2014/10/13) 嘘実験を繰り返し、大嘘発表してたNCSが体調不良でブログを休んだ。体調回復を願っています。
 回復しても嘘を書いてたらストレスで又悪くなりますよ。嘘は神が許しません。

追記:(2014/10/27) JYC/NCSの嘘の例:SRAのゲインでは計算上あり得えないのです。
 http://ja1jyc.blog103.fc2.com/
 長年のラドの室内実験で、目などに傷害を受けたとは本人もブログに書いていました、妄想の常態化、大嘘も病気なのだろう。


追記;(2014/11/23)  ラド教祖が行う洗脳手法はいろいろ有って、第三者機関のSRA評価もその一つであるが、2mの超近傍界での磁気アンテナを対向させた「伝送試験」も代表的な例である。
特許審査官が指摘したように、この距離で、しかもSRAの対向では磁気共鳴があり、アンテナの伝送試験につかうのは間違いだ。
(静岡大学の近傍界の磁気共振を利用した通信方式の論文は以下のhttpをごらんください)
http://blog.goo.ne.jp/ja7ni1619/e/1dacdfbbd8f13ee1aa77efd862684516

正しい伝送試験では嘘がバレルので、わずか2m間隔の磁気共鳴での伝送実験を信者に勧めているのである。
磁気共鳴は波長に依存しないのである。
だから136KHzで17%の効率があると言っているのであり、遠方界で確認するか、磁気共鳴を排除した試験なら、SRAの効率は136KHzでは0.001%以下なのだ。(136KHzのSRAの利得はフルサイズDP比:マイナス50dB以下)
騙されて、洗脳から覚めない信者が数名いるようだ。
シリンダー有無の比較をまともにすれば誰でも分かることだ。
NIに悪態ついたJYC,HLJであっても間違いを認め一言の反省があれば許すよ。

追記:(2014/12/22)特許を最初に申請した頃は詐欺的商法の目的はなかったろう。
良いアンテナの経験がなくアンテナ理論には無知であったので、理論は分からないが再生発信直前のような感度にのぼせ上がり、アメリカのEHアンテナの二番煎じなのに、大発明と思ったのだろう。
そのため、何件か理論の違うSRAの申請をしたのだ。
しかし、途中で間違いに気づいたろうが、その後がいけなかった。
否定者に反論して嘘の繰り返しとなり、シリンダーで50dB差といったり、第三者の評価改ざんの嘘を重ねてしまったのだ。
犯罪的大嘘はNIに判られている。すみやかに謝罪せよ。

追記:2015/1/8新年になり、NIから告訴予告が出た現在のPGUと信者のブログを見ると、スーパーラドの終焉がわかります。
・PGUのブログ:
 PGUの無知・インチキが全国に知れ渡り1月13日から書けなくなってブログ休止状態。
http://blogs.yahoo.co.jp/t54979899/MYBLOG/profile.html
・信者JYCのブログ
 http://ja1jyc.blog103.fc2.com/
 銅板にコイルを密着させ、オーミック損失を増やして遊んでいる。銅板に密着させればインダクタンスがどんどん減ってしまう、銅板とコイル間のCは大きくなるQが本人同様低い事を教えてやってください。空芯トロイダルと称して、磁力線がコアのときと同じになると思っていて幼稚で見るに堪えない。
Qなんて考えたこともないのだろう。ワイヤーアンテナ1本でも指向性は出るし、コイルを並べたら、指向性が出るのは位相合成で当たり前な現象ですよ、おーい君。

・信者;HLJのブログ
 http://blog.goo.ne.jp/ja7hlj/e/ec8419ed920f65a66b82fee87b68a7c6?st=0#comment-form
 
追記:2015/3/15 PGUのブログ
アマチュア向けSRAの販売を止めて、NIから告訴される心配が少なくなったと思ったのか、又書き始めた、相変わらず希望の羅列である。
使えないアンテナは廃れ、今ではPGUと3人だけになったから、書かせておきます。

追記:2015/6/5
JARL支部のSRA講習会の開催もゼロになりSRAの真偽に決着がついた。
JA2PGUは誇大宣伝・悪徳商法の告訴を恐れ、SRAの販売を止めた。彼のブログでは135KHzの結論を書けないで、沈黙している。


追記:2015/6/14
SRAの大嘘は確定しているのに、数人の信者が今でもSRAを上げている。インチキ書かねばSRA上げてもかまわない。
かたくなに他のアンテナとの比較やシリンダー有無の比較はしないし、コモンモード電流の測定もしない。
やってることがハムの実験でなく、ラド教というカルト教にかぶれての実験で非科学的だ。
かってラドの大宣伝していたPGUと君らの友人の現状をみたら、どうすればいいかわかるだろう。
JA2PGUは公開実験の要求に逃げ回ってるし、信者誰一人、現物をNIへ見せれない。
NIブログを読んで、科学的に確認して大嘘インチキを告白し、PGUから離れれば救われるよ。



追記:2015/8/1
2013-05-12 18:17:26JA2PGUの過去ブログのコピー
>> 知人より、ブログあたりで、あまり詳しい事なんぞは公表しない方が良いと警告されていたので、以前のは全部削除した。それでも、たいした事公表したつもりはなかったけれど、随分言われてしまった。特に具体的数値や数式は御法度にするべきだと強く言われた。所詮はブログだから、なんら権威があるわけではないので、それ程神経質にならなくても良いと思うが、ある筋の人間からするとそうでもないらしい。今後は、交信結果程度の公表しかしない。詳しい事は書かない。

NIの感想:PGUの知人とは弁護士のようだ。インチキ詐欺、カルト呼ばわりされ、弁護士に相談した時のことだ。
      事実書くのが一番良いが、SRAには一つも真実がないから、『書くな』と言われたのだ。
      PGU・信者とも沈黙の、今日この頃です。

追記2015/9/22;沈黙破った馬鹿がいた。
 ・「指向性型SRA」を大嘘常習の二人で2年前に特許申請しているが、フルサイズダイポール並のゲインで、15~20dBのFB比、実物ないのに虚偽の内容で申請していた。
虚偽申請は犯罪行為で許されない。
 特許にならないのを知っていての「特許申請中」の看板ほしさの悪行だ。
  反論のメール送っておいたので、また沈黙だろう。

追記2015/11/16 JA2PGUがラド理論を破棄
NIにSRAの偏波で論破され、従来の理論をすべて破棄して、新説を言い出し、その場しのぎの理屈を書いていた。(JA2PGUの記事はコメントにコピーしてあります。) 

追記2015/12/6 
・JA2PGUはSRAの英語ブログを発表したようだが、世界中のハムはEHアンテナの「電磁波が即出るアンテナ」は同軸放射と知れ渡っていたので、
 EHと形状が酷似で理論の同じSRAは反論され、従来理論を破棄して沈黙した。
 英語発表はやぶへびでした。
 実物を出せないで、「希望の羅列」のSRA理論を主張しても嘘だけで、データのない論理で寝言言ってるようなものででかわいそうなものだ


SRA弟子
・過去にうそ発表の常習者、JA1JYCはSRAB指向性アンテナの虚偽の特許申請の犯罪性をNIに指摘されてから1ヶ月、沈黙している。
http://blog.zaq.ne.jp/ja1jyc/


・JF1TLTさんは律儀で彼のブログに書いたNIのコメントを削除しないでSRAインチキをさらしていてくれていてTLTさんには感謝しています。
  http://blogs.yahoo.co.jp/piisuke55/34842011.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/piisuke55/32654631.html
http://blogs.yahoo.co.jp/piisuke55/35826790.html

  TLTさんの「大人の拳骨」ブログをJA2PGUが見ているが、反論できない。当然だ。



・JF4さんはシリンダー有無で差がなかった事実を発表し「ラド撲滅の功労者」になり、自分のブログからSRAの過去記事を全部削除して、スーパーラドから抜けた。
 SRA製作講習会を6回も開催した方の、真実発表に敬意を表します。

・他の熱心だったSRAの方々は心ならずも結果的に詐欺的インチキ宣伝販売に加担したのだから、反省し真実事実を公表すべきだろう。


* 2016年になったらSRAを宣伝する馬鹿は出てこないだろう。同軸放射と判っての実験は結構なことです。
  JA2PGUが一番の悪行をやらかしたのは誰でもわかるが、JYCおーいの嘘実験発表もこれに匹敵する。
  デスク型とか空芯トロイダルにだまされた方が多数いる。
  他アンテナと比較実験すればわかることだったが、教祖とJYCから、
「他のアンテナとは理論が違うから比較するな」「近傍のダイポールアンテナはSRAアンテナに悪影響がある」とだまされ、鵜呑みにしてた。
勉強不足が元だ。 

熱烈だったラドファンは悪徳業者をのさばらせた責任を反省しなければならない。

  

追記;2016/3/24
http://blogs.yahoo.co.jp/piisuke55/34842011.html#34842011
JF1TLTさんはNIのコメント削除しないで ラド退治の功労者です。感謝

追記2016/9/27
久々にJA2PGUブログに新しい記事が出たので、ここにコピーを出しておきます。

はじめに;SRA否定論を否定する実証実験(2016/9/26(月) 午後 2:36)JA2PGU
 SRA否定論を真向から否定する結果となった実証実験を順次公開していく。第三者が再現出来るようになるべく丁寧に書くつもりである。ケーブル輻射、タワー輻射、シリンダ有無による差無し等は全て完璧なまでに否定できている。特にシリンダの効果は、やはり絶大である。今まで、そういう根拠になるデータは取得してきたが、実験条件が異なるなど一貫性に乏しかった。そこで今回は、同一のSRA、同一の測定器、同一の測定場所を厳しく守ったつもりである。

 考えてみれば、当初は否定論が勃発するであろうことは予測していたが、思ったより酷い反発をくらったのには驚いた。私としては、そのような否定論者とも議論が出来るに違いないと思ったが、一足飛びに犯罪者呼ばわりされたのであるから驚きである。何故、真ともな科学的議論がなされなかったのだろうか。こうなってしまうと、まるで相手にに出来る人たちではない。何を言っても否定し、白いものを黒だと言い張るだけである。であるから、彼等が何を言おうと相手にする気はない。彼等こそ宗教的である。

 今後公開していく実験結果は、私としては相当自信を持っている。もし公開したデータどうりSRAを製作し実験しても私のデータと異なるようであるなら、教えてもらいたい。何かが異なっているはずだから、それを追及するのが科学というものだろう。それをせずに、「わしの実験ではそうはならないから、お前は詐欺師だ」では話にならない。

 実験は試験用3.5MHz帯SRAを13mHのタワーの頂上にとりつけ、電池駆動の発振器をアンテナ直下にとりつけ駆動するものやアースを付けた場合、シリンダ有無について1.8Km先の測定地点で電界強度測定を行った。詳しことは今後公開していく。

 兎にも角も、あの小さなシリンダから波長の長い電磁波を効率よく輻射されることが実証されてしまったのだから、それでは何故そうなるのかが次の課題のはずである。このことを以前から言ってきたのである。帯域幅もある程度とれるのだから輻射抵抗も小さくない。こういうことを科学的に追及するのが本来の姿であるはずで、こちらの世界にいらっしゃいと言いたいが、彼等は引っ込みがつかないのだろう。残念である。

NIの反論:

アース無し、電池駆動で実験したらゲインが10dB以上落ち、途端に 結論書けないで逃げると断言できます。
 データー改ざんなら、公開を求めます。


>>帯域幅もある程度とれるのだから輻射抵抗も小さくない。こういうことを科学的に追及するのが本来の姿であるはずで、・・・
NI;輻射抵抗の根拠が帯域幅と結論するようでは、PGUの知識が知れます。
 帯域が広いのは金属をコイルに近づけたことによるコイルのロス抵抗増加で、Qの低下です。

>>今後公開していく実験結果は、私としては相当自信を持っている。もし公開したデータどうりSRAを製作し実験しても私のデータと異なるようであるなら、教えてもらいたい。
NI:公開できたら尊敬され、アースなし、電池駆動の時、シリンダー有無で10dBの差があったら1000万円上げますよ。公開楽しみです。



>>そのような否定論者とも議論が出来るに違いないと思ったが、一足飛びに犯罪者呼ばわりされたのであるから驚きである。何故、真ともな科学的議論がなされなかったのだろう ...
NI:過去に私や日下さんと議論したでしょ! 議論に負けてコメント拒否し逃げたのはPGUでしょ。






追記:2016/9/27
シリンダー有無の実験 ( JA2PGUブログのコピー)
2016/9/27(火) 午後 6:34


 シリンダ有無による差についての実験結果である。シリンダを外すと共振容量が減るために共振周波数が上昇する。これはシリンダとコイルが接続されている時に顕著である。接続されていない時には寧ろ共振周波数が低下する場合が多い。これは等価的にインダクタンスがシリンダの存在によって低下していたからである。

 共振周波数は5MHz台となってしまった。偶然にもタップ3と7で短いケーブルの場合のタップ位置でマッチングがとれてしまった。従ってタワー上に電池駆動発振器を設置する必要がある。

 結果は下の写真の通りである。測定場所では全く感知できなかった。自宅でも15dB低い値である。ハムバンドではないが微小に違いないと思ったが、よくよく電波法を読んだら、なんと3mの場所で300μV/mいかでなければいけないと書かれていた。そういえば思い出した。この実験はこれ以上できないだろうから、やるとしたらハムバンド内でのシリンダ無しのものを作らなければならない。しかし同一のSRAであることも重要である。

 車を走行させながら信号を監視していて分かったが、400mから500mで完全に信号が消えてしまった。やはりシリンダの効果は絶大である。つまりSRAはシリンダからの輻射を利用しているということが分かろう。測定場所でスペアナの帯域幅を狭めても感知できなかった。車内でパソコンいじるのは光のせいで非常にやりにくく、本当はもっと狭くすれば見えたかも知れない。このデータだけでも40dBの差がある。

 シリンダ有無に差がないとしたら、作り方が悪いかシリンダに問題がある場合だろう。アルミホイールなんかで無造作に作った物はいただけない。やはりきちんと作らないと良い結果は出ない。アルミホイールを使った物でSRAでございますとCQ誌なんぞで公表されたのではかなわない。しかもそれの同相電流を測定して、やはりケーブル輻射などと宣われたのであるから参ってしまう。それもケーブル輻射電力も計算せずにである。

 そう言えば、シリンダ有無で10dB以上の差が出たら、500万円貰えるそうだ。欲しい人は応募したらよい。あれほど何度も言っておられたのだから東北人の名誉にかけて、よもや二言はあるまい。しかも何ら条件はなくとにもかくも10dB以上の差が出さえすればよいのだろう。私としては、こういうことには関わりたくないので、500万円欲しい人はご自分でおやりください。

NIの反論;
  大嘘1、シリンダーを外すと共振周波数が上昇したは大嘘、共振周波数は低下するのですよ。
( シリンダー有で7MHzが、無しにして5MHZになった)
  
   コイルにフェライトコアを近づけるとLは増加、 銅のシリンダーを近づけるとLは減少する。

大嘘2、比較を同じ周波数で行っていない。7MHzと5MHZで比較してどうするの?
      しかもDDSの出力が6MHZでガクッと落ちると書いていたの忘れた?
      5Mhzだと電波法がなんとかと言って実験止める気? 
  シリンダーの有無で、40dB差があると、何から導きだしたの?実験の形態になっていません。




追記;2016/10/2(JA2PGUのブログコピー)
データに信頼性が無いので削除することにした。
 
NIの対応;何が信頼性なかったか、今後のPGUの挙動を見るため、消さないでおきます。





追記;(JA2PGUのブログコピー)
あとがき
2016/9/28(水) 午前 7:01

私としては、こうこうこういう条件でこういう実験をしたらこうなったと言っているだけである。そのことについて一々とやかく言われる筋合いのことではない。期待出来ないかも知れないが、第三者に追試をしてもらいたいのである。否定論者ではだめである。今までが今まで話にならない。偏見と思い込みでしかものを言っていない。仲間以外に殆ど誰も信用していないだろう。だからこそSRAは普及してきたのである。

 今までも、室内からの極短いケーブルによる運用やモービル運用の例があったのであるから、こういう都合の悪い実例を無視してしまったのが否定論なのである。これを合理的説明もせずただケーブル輻射だと断じてきたのである。CQ誌記事も初めからケーブル輻射ありきである。きちんと上記のこと合理的に説明したらどうかと言いたい。シミュレーションなんぞ、あまり信用出来るものではない。どうもケーブル輻射が大きくなる傾向があるように思えてならない。例えばアイソトロンアンテナに1/4λの同軸ケーブルで給電したら、供給電力の60%もの輻射があると記されている。本当にそうなるのか実証義務があろうというものである。アンテナ単体でインピーダンス調整されたものが、そうそう簡単に大量の電力をケーブルに供給出来るのだろうか。シミュレーションはどこまで信用出来るのかの見極めが必要である。その上で使わなければ、ただのデータねつ造行為に過ぎない。現実と一致しないシミュレーションなんぞ無意味である。

 今回の一連の実験で面白いと思ったのは、シリンダ無しの実験である。車で走行しながらの観測は、今まで経験なかったので電界強度の距離に対する変化を見ることが出来た。これを見ていて、おやっと思えたことがある。それはλ/2πの原則に従っていないように思えたからである。自宅から道路まで40m位で、この辺りでは10dB位の信号強度低下しかないのに、それから急速に低下していくのである。当初は或はシリンダ付きの場合の15dB程度の差のまま1.8Km地点で信号強度が観測されるかと思えた。しかし、その後シリンダ有りの時に比べて急速に信号強度低下していくのである。障害物のない所できちんと実験する必要がありそうである。それにしてもλ/2πは、このバンドでは12.7m位のものであるからどうも変である。私はどうもアンテナの形状やその他の条件で上記原則は変わってしまうものだと考えている。

 ここで思うのはコイルのような小型ループ状アンテナの本質的不利さ加減である。放射界を輻射するには、いかにも不利な形状であろう。なぜなら反対側からの輻射がキャンセルするように働いているからである。小型で輻射抵抗が小さい上に、更にキャンセル成分が絶大で更に輻射抵抗を低下させている。これを無理やり使おうとしているのがMLAと言ってもよい位である。

 今回の実験結果は、今までの私のデータからしたら当然と言えば当然の結果だから驚くべきものではない。電力伝送実験や同相電流とその分布の計測から予測出来たことである。電池駆動発振器のおかげで、ますます明確になったという訳である


NIの反論:PGUの実験公表はこれで終わってしまった。
JA2PGUの言ってることを裏付ける根拠のデータが全くない。
     NIは全てデータを出している。(NIブログで公開している)

      シリンダーでゲインがあると本当に信じて実験公表したのなら、病院へ行った方がいいですよ。
     ましてや、40dB差なんて、無線工学の基礎ができていませんね。
     
     シリンダー有無の比較を異なる周波数でするなど、詐欺師の手法で幼稚である。
PGUが書いてることは何一つ根拠がない、『SRAが普及している』とは何を根拠にしているのですか?
     2012年にNIに商品テストされ、大嘘がばれて今ではPGU、JYC,HLJぐらいのものでしょう。
     
     

・測定用の受信アンテナは普通ループアンテナを使用しますが、障害物のない環境であれば何を使っても良い。
 ミニホイップを使う場合は、使い方を判って使ってほしい。
 JA1BVAさんの記事が参考になります。
http://blogs.yahoo.co.jp/nikecyan/12754950.html
・測定の基本
 送信アンテナの比較なら、受信側のアンテナと受信周波数に変動があってはならない。
 送信側が7MHZと5MHZに周波数が変わるなんて論外。

SRAの大嘘は2012年のNIの実験で明らかである。
特許申請中の宣伝文句で大量にイカサマ商品を販売したJA2PGUはユーザーに謝罪しなければならないのに、未だにこの有様だ。
人間性社会性に問題、欠陥がある。

”良心のかけらも感じられない”

真実は一つ、絶対反論できないのだから、ユ^ザーに返金し、謝罪するのがまっとうな人間だ。
現物のない特許申請も取り下げなければ犯罪者である。

追記;2016/10/2
シリンダの有無その2(JA2PGUのブログコピー)
前回の実験ではタップの位置を間違えたようだ。ハムバンドから逸脱しているので実験出来ないので、前回の記事は削除することにする。どうも日によって受信レベルにも差があるようで、同一日に得たデータ同志の相対比較以外あてにならないようだ。原因はまだ分からないが、雨が降った降らなかったにも関係しているようだ。

NIの感想:PGUは『SRA否定論を否定する実証実験』というタイトルで実験をしたが、結局自分の首をしめる結果となった。
     真実一つもないSRAなので、当然の結果だ。
 あまりにも間違いが多く、実験の根幹の部分の削除して逃げるしかなかった。


追記2016/10/3 シリンダの有無その3(JA2PGUの記事への感想  コピーは省略
PGUさん見てください。
貴方は、シリンダーなしに興味があるが、理屈どおりにならないと不思議がっているが、当たり前な現象ですよ。
SRAもコイルだけもアースなし、同軸なしの電池駆動なら、モノポール動作しないので全く飛びません。どちらも横置きすると8の字水平面ビームがでます。
アース無し、同軸なしなら縦置きで水平偏波で間違いありません。

しかし、アースあり、同軸ありにすると縦置き横置き関係なく、垂直直偏波なのです。
そして、モノポール動作となって、そこそこの強さで電波が放射されるのです。
詳しくは全部データ付きでNIブログに書いています。


追記:2016/10/7SRAのゲインについて(JA2PGUのブログコピー)
  
SRAのゲインについて参考データを取るべく、短縮DPとの比較とSRAを垂直設置した時及び傾斜設置した時の電界強度について実験してみた。これが直ちにSRAのゲインだと言うつもりは毛頭ない。ただ単純にDPなんかと比較して強いの弱いのでは全く出鱈目であるということを言いたいのである。何故ならSRAは上向きに輻射するアンテナであるから、垂直面の電界強度測定が必要であるからである。そうでなくても、垂直面パターン測定は必要である。しかし、1.8Kmも離れていたらまるで不可能であろう。

 短縮DPとの比較は、SRAを垂直設置した時に行った。この結果、SRAは短縮DPより6dB強いという結果だった。短縮DPのゲインは分からないが-24dB位ではなかろうか。

 次にSRAを写真のように45゜傾けてみた。これだけでも電界強度は6dBも強くなった。第三者機関のデータでは、水平からある角度上方では、15dBもの違いがあるという結果である。大地の影響もあるのかも知れないのと、今後他の傾斜角度、アンテナの方向での実験をすれば、色々と違いが分かるだろう。このデータからSRAのゲインだと言うことは出来ない。傾斜設置と垂直設置とでは異なるだろうから、やはり垂直面電界強度測定が出来ない以上は分からないのが本当のところである。

 3.5MHzでの運用実績からすると、やはり短距離はあまり良くなかった。反面、CWではあるが米国から呼ばれることも屡々であった。そういう事を考えるとやはり電離層反射を利用する通信に力を発揮するのがSRAである。電力伝送実験でも傾けた方が大きな電力伝送が可能であった。

 1.8Kmという見通し距離で、電界強度測定してもゲインは分からない。私はEHアンテナのことは知らないので何とも言えないが、米国では砂漠で実験を行ったとのことであるが、これも垂直面パターンを測定出来ない以上、ただの参考データに過ぎないだろう。これを有難く神の御触れのごとく、何の疑いもなく信じ込んでしまう日本のハム界の情けなさ。

 そうなるとシミュレーションということになるが。今のところ、私の知る限りではSRAを精度良くシミュレーション出来るソフトは無い。やはり波長に比べて極度に小さいアンテナのシミュレーションは難しいようだ。シミュレーションを頭から否定する気はないし、寧ろ精度の良いシミュレータの出現を望むものだが、CQ誌ではシミュレーションをやりまくって掲載し、こうなりましたと断言するような言い回しだが、どこまで信用出来るのか考えたことあるのだろうか。現実とどの程度違うのか簡単な例でも実証すべきである。そしてどういう場合に精度が悪くなるのかを見極めてから使えと言いたい

 NIの反論;又削除するでしょうが、でたらめな記事を張り付けて保存しておきます。
      SRAのゲインはNIが測定済です。
      アースあり、同軸放射があれば垂直偏波が正しい。PGUはSRAを縦置きにすると水平偏波だと間違っています。
今回PGUは、短縮DP(ゲイン-24dB)より6dB強いと書いている。ならSRAのゲインはー18dBとなる。
       従来は標準DP並みのゲインと大嘘言っていたが、-18dBなら正しい。
      この件だけはまともなことを書いていた。
      
SRAのゲインがー18dBなら、JA2PGUはインチキを認めたことになります。

追記;2016/12/10
  JA2PGUブログの 2016/9月26日からの記事で
  『否定者の実験を否定して見せる』と意気込んで実験してみたが、シリンダー有無で差がなくゲインがー18dBと判り沈黙してしまった。
  迷惑かけた方々に返金、謝罪で締めくくるべきだ。
  JA1JYCブログもかけなくなり、ラドは新年を迎えることなく、2016年で完全に終わった。

追記;
「今年を振り返る」 JA2PGUのブログコピー
 2016/12/23(金) 午後 5:17
 今年もあっと言う間に過ぎてしまった。今年は、海外の勘違い事情が良く分かった。ルーツを辿ると一つの論文にたどり着くのである。全く罪作りな論文である。その他アンテナゲインを評価するのに何故か垂直面パターンを無視してしまうことが海外でもあることも分かった。これではアンテナのゲインを計測したことにはならないことくらい分かりそうなものである。ずっと前にアンテナメーカーにカタログに謳ってあるゲインはどのように測定したのか聞いたことがある。HF帯では、とてもじゃないが測定出来ないので、カタログでの値はいい加減であると簡単に言われてしまった。また別のメーカーにも短縮DPのゲインについて同じ質問をしたら、コイルの損失から割り出しただけだと回答してきた。それからもう一つ今年感じたことは、シミュレーションについてのいい加減さである。

 海外でも静電界の一部が放射界に化け且つ輻射抵抗を伴うという勘違いが横行している。日本も同じで異口同音に主張する人たちがいる。要するに変位電流というものを曲解していることが原因である。静電界は直感的に分かり易いからだろうが、アマチュアはともかく、解説者ともあろう者がこれでは話にならない。一人だけの責任ではなく歴代の解説者の責任だろう。詰まるところ海外のハムも解説者もマックスウェルの方程式をまるで理解していないことが勘違いを蔓延させてしまった原因であろう。ハムの場合は、誤解させられてしまっていると言った方が適切かも知れない。

 そうした勘違いの結果、考案されたのがアイソトロンアンテナ、MV、EH、ポインチングベクトル・アンテナと呼ばれる物である。そして、CQ誌では、これらのアンテナを一括りにケーブル輻射によるものと結論付けたのである。しかし、それほど単純な問題ではなく、寧ろ大きなケーブル輻射をさせることはMV以外は難しいと思う。面白いことには、根っこの部分のCQ誌解説者の勘違いも上記アンテナ原理も似たり寄ったりで、同類が同類を批判しているという誠に滑稽な構図である。

 上記アンテナについては、原理は奇妙だと思うが、性能については使った経験が無いので私としては何とも言えない。CQ誌解説者にしても、否定論者達にしても、これと言ったアンテナを考案したこともないのに、あそこまでよく言えたものである。チャレンジすることは良いことだと私は思っている。海外には否定論者からすると恰好の標的となるべきアンテナが多数存在するが、何故それらについて海外向けに得意のトンチンカンな誹謗中傷や毒舌で攻撃しないのか。でなければ、否定論者達は、国内に縮こまったただの内弁慶ということになってしまう。

 繰り返しになるが、上記アンテナ考案者達、CQ誌解説者を含む否定論者達に必要なことは、放射界と変位電流の理解である。でなければ真面なアンテナ議論なんぞ出来るはずがない。これが十分でないから、分かったようなこと言っているだけという印象を与えてしまう。放射界こそが、マックスウェルの方程式から導出される波動方程式の結論のはずだが、それ以前の電磁気学では、強度が距離に放射界を説明するのは難しい。そもそも波動とはなにかと言うと振幅が

         EXPj(-2π/λ・r+ωt)

に比例した形に書かれる訳だが、特に位相が距離に比例して遅延する項である-2π/λ・rが重要である。このことを度外視するからちっとも放射界の適切な説明が出来ないでいる。別な言い方すれば、この距離に比例した位相遅延が生ずるということは、波動であり波長というものがあるからである。このことを電磁界に於いてマックスウェルは予言したのだという言い方も出来る。更に付け加えれば伝搬速度というものがあり、遠隔作用説の否定であり近接作用説の肯定である。この位相遅延があるからこそ平面波が伝搬することも理論づけられるのである。何故なら、rotEもrotHもかならずある値を持ち得るつことになり、マックスウェルの方程式を満足し平面波の伝搬がイメージ出来るからである。

 このことを利用すれば交流電流が存在すれば、必ず放射界の輻射もあるということも分かろうというものである。上記位相遅延を考慮したベクトルポテンシャルは必ず

         A∝li/r・EXPj(-2π/λ・r+ωt)

         lは線分

という形に書けるから、

         B=rotA

         E=-∂A/∂t

から必ず距離に反比例した電磁界成分を見出すことが出来るという訳である。位相遅延なくしては説明出来ないことである。であるから微小ループアンテナからは電界が発生しないなどというのは出鱈目である。放射界についていい加減な解説をし、従っていい加減な洞察に結びついてしまっている現実。もうこれ以上、CQ誌何ぞでいい加減な解説はしないで欲しいのである。極一般的なハムは間違いを信じ込んでしまう。その他の悪しき勘違い例が、今多にアンテナから輻射される電磁界には90゜位相差があり、それが距離が遠くなると位相が揃ってくると信じている人がいることである。私達が利用する放射界についてはそのような馬鹿げたことは有り得ない。アンテナ直近では静電界、静磁界、誘導界成分が強烈であるからそのように見えるだけのことであると、何故解説しないのだろうか。

 次にシミュレーションだが、全てを否定する気は毛頭ない。しかし、実証せずに使うのは極めて危険なものであることが、今年は強く感じた。思ったより信用出来ないのがシミュレーションであることが分かったのである。実証という洗礼を受けずに、シミュレーション結果から如何にも実しやかに書かれているのには憤りを感じる。このようなことは下手をするとデータ捏造行為にも等しいのではなかろうか。ロシアのウラジミールとかいう人物がMMANAを使いEHアンテナについて解析した例があるが、こういう試みは大いに評価できるが、どこまで現実と一致しているのかという肝心要の検証が出来ていないのは致命的である。やろうと思えば出来る実験である。私の同相電流の測定経験からすると、相当出鱈目であろうと思っている。更には、同じくMMANAだと思うが、インピーダンスの実部がマイナスになってしまっているのに、疑問を感じていないのかそのまま使用している例もある。実部がマイナスとなるのは、明らかにソフトの欠陥である。

 シミュレーションには、波長に比べて非常に小さいアンテナについては、根本的問題があるのだろう。当初は誤差だけの問題だと思っていたが、そうでもないようだ。小型アンテナが作り出す電磁界や電流分布からどう放射界を計算するかだが、どうもこれが頼りないようだ。そこで気づいたのは、どんなに小型であっても、導体の抵抗率を0とした時には効率100%のアンテナとなるはずだが、こういうシミュレーション例を私は知らない。効率100%ともなればゲインも小さいものではなかろうぐらいは想像に難くない。そうならなければ、そのシミュレータは欠陥ありということになる。

NIの反論; >>『アンテナ評価に垂直面パターンが無い 』、『抵抗率ゼロのシミュレーション例を知らない』
      知らないPGUは勉強不足です。

NIは同軸放射の無いSRAの放射抵抗がゼロΩと言い切れますが、PGUは何を根拠に「放射抵抗が大きい」言えますか?実物無いのに。

追記;2017/1/28
しばらくおとなしくしていた,JA2PGUtoJA1JYCが書いていた。
ここにPGUの記事をコピーしておきます。

「あるイギリス人ハムからの報告」  JA2PGU 2017/1/28

 彼は色々な小型アンテナのケーブル輻射について実験的に検証した人物である。私と同様に、ケーブル輻射は大きいものではないという結論である。彼は、あるアメリカ人ハムがケーブル輻射説を唱えていることについて、実証せずに主張していると批判している。そういう点は日本も同じで賛成である。

 同相電流が発生している以上、ケーブル輻射が無いということはない。電界強度差を測定しても違わないとしても、ケーブル有り無し時での垂直面パターンが測定できない以上、やはり完全には断定はできないと思っている。

 やはり、ケーブル上の同相電流分布を丹念に測定した方が、信頼性のある結果が得られると思っている。この場合には、あくまでもケーブルからの輻射電力である。電流分布によって、輻射抵抗が変化するので厄介ではある。こうした実験でも、やはり供給電力の10%を超えるケーブル輻射を得るのは難しいと感じている。

 CMCの位置調整で1%以下にすることは容易である。このCMCの位置でころころと変わってしまうことも、再現性を難しくしているのだろう。SRAの場合では、直下にCMCを挿入してしまうと、共振電流がどうしても流れるために、CMCが発熱し大きなロスを生んでしまう。これをもって、SRAはやはりケーブル輻射によるものとするのは早合点である。まっしてや大きなコアを使うなどというのは、まるでCMCの使い方の常道から外れる。やはりある程度のケーブル長にしておき、ケーブル上の同相電流分布測定が基本である。

 いつも思うのは、実験の難しさである。今まで膨大な実験を繰り返して来たが、再現性の点では、完全ではない。行う度に違ってしまいやすいのが実験である。多大な時間と労力をかけても、どこまで信頼できるのか

NIの反論;
    SRAの再現実験は簡単である。  NIは垂直高さの電界強度も測定済である。
    そこそこ飛ぶSRAの偏波は垂直偏波なのです。
    但し、アース無し、同軸ケーブルのコモンモード電流阻止した場合は水平偏波です。
電流阻止して、水平偏波になった途端に20dB弱くなるのです。

    
   EHアンテナはアメリカの大平原で実験され同軸放射で決まりである。実証せずに批判しているとの認識は大間違いである。
   イギリスにもPGU並みの馬鹿が一人ぐらいはいるのだろう。



「SRAの放射抵抗」
   JA2PGU 2017/2/4(土)

 SRAの輻射抵抗が大きくなる理由としては、シリンダ反対側からの輻射による相殺が無いのと、もう一つは、やはり電流環の移動だと思っている。これはディスク・タイプも同様である。その根拠となるのは、電流環がシリンダ全体に渡り存在している事実と、輻射が上方に向いている点である。

 近接作用説によれば、シリンダ底部で発生した誘導電流は即座にシリンダ頂上まで発生するということはなく、時間を掛けて徐々に底部から頂上に至るというのが自然である。とすると、電流はシリンダ縦方向にも存在することになり、等価的な電流の方向は斜めであろう。この傾斜は半サイクル毎に左右が入れ替わることになる。偏波面は複雑である。

 もう一つ重要なことは、シンリンダ長を直径より長くしていくと、直径の二倍くらいまでコイルから見たインピーダンスの実部が大きくなって行くという現象である。これを、単にロスだと仰るなら、それをきちんと実証すべきである。シリンダが長くなるにも拘わらず抵抗の増える現象をロスと考えるのは、あまりに不自然である。この現象は、輻射抵抗が大きくなって行くと考えた方が合理的であろう。

 単に電流環が積み重なることによる効果は、寧ろインピーダンス低下であろう。しかし、等価的に電流環が移動するということになると、ちょうど長いエレメントの方が大きな輻射抵抗が得られるのと同じ効果が得られると考えられる。言い方を変えれば、シリンダ底部電流の実部の減少効果である。

  シリンダの場合、等価的な電流が流れる通路長はどれ位なのだろうか。これが長い方が輻射抵抗は大きいと言えるだろう。これが今の課題である。またシリンダ長を直径の二倍とした時には、ちょうど半分位を堺に一旦電流が少なくなる。その後頂上に至るまで大きくなっている。この現象をどう解釈するのか。

 こうして見ると、シリンダの動作は結構複雑である。実験も易しくはない。特にシリンダ上電流測定は難しいと言える。専門家にも相談したが、簡単ではなさそうである。過去に随分実験してみたが、はっきりこの値であるという確証はない。しかし言えることは、電流分布の相対的な値は正しいと思っている。

 




NIの反論(正論);SRAの純抵抗をAA-50等で測定して、そこでの抵抗を放射抵抗と思っているが噴飯ものである。
          リンクコイルを使わない直列給電であれば純抵抗は全てロス抵抗なのだ。
          シリンダーをコイルに直列でない姿勢にした抵抗も同じような数値がでるよ。
          シリンダー無しでも長波では50Ω以上のロス抵抗が見れます。
          ロス抵抗を放射抵抗だと思ってる馬鹿。

正論の追加;長波で輻射抵抗が50Ωあるなんて基礎を知らない馬鹿なこと言うJA2PGU.
      1Ωなら超優秀なアンテナですよ。
      SRAで輻射抵抗1Ωなら、ノーベル賞です。
      NIがヨーロッパと交信した50m高さの長波(135kHz)アンテナでも輻射抵抗は1Ω以下です。

追記:2017・10・20
QRZ.comで話題 (JA2PGUのブログ)2017/10/19(木)
 国内某局のSRAによる交信実績が話題となっている。モービル運用50Wでちっぽけなアンテナで何故かくもDXが出来るのかという訳である。色々な意見が出現しているが、国内で言われているのと大差ない。
 車のボディ輻射説に傾倒しやすいようだ。しかし、これを実証しない限りただの推測である。確かに、共振電流の一部がボディには流れる。ボディに同軸ケーブル被服側が直接接続されているわけではないので、無線機のアース側を介しているだろう。ボディにどのような電流分布が発生しているか詳細が分からないと何ともいえないはずである。
 もしボディ輻射なるものが、本当に大きな輻射に寄与するというのなら、モービル用短縮1/4λホイップでも同じ現象とならなければならないだろう。しかし、短いモービルホイップからの信号強度は、それほど強いものではない。つまり、アンテナそのものの性能に左右されていると思われる。でなければ、ボディに電流が流れる可能性のあるアンテナでなら高性能を発揮してもおかしくはなかろう。ひたすらボディに電流を流せばよかろうという訳である。
 一つでも、説明のつかない現象があれば、その説は信頼出来ないだろう。国内、国外を問わずどうも単なる推測で、まことしやかに主張する人達が多いのには困ったものである。分かっていない人物に限って喚き散らす傾向がある。そもそもボディ輻射とは何なのか。そう簡単にボディ輻射が起こるとすれば、もしHF帯を使う航空機用アンテナを仮定すれば、ちょろとしたもので事足りる筈である。
 何かがあるから、モービル運用でも驚く程の交信実績が実現されたはずだから、それは何なのかを追求する話にならなければならない筈である。QRZ.comでも、多少それらしき意見はある。やはりボディ輻射では無理があると考えている向きもあるようだ。
 アンテナが波長に比べて非常に小型なため、シミュレーションは当てにならない。特にシリンダ部分の動作を正確にシミュレーション出来たものは、未だに無いと思われる。であるから、無理やりシミュレーションして結果を出したところで全く信用出来ない。シミュレーションの結果、ボディ輻射というものがあるとすれば、それを実証しなければならない。
 まだまだ時間のかかる話になりそうである。ボディ輻射の可能性は如何なるものなのか、有効な実験法を考える必要がある。

JA7NIの感想:
SRA愛好のJS1さんのモービルは50Wで、 SRAの同軸ケーブル外皮に1A弱の電流が流れていた。完全に1/4ホイップの動作である。
PGUはインチキアンテナを販売し、ユーザーへの謝罪もなしで、今だにこんな事を書いていた。



PGUのブログをコピー

「世の中どうかしている」
2017/12/8(金) 午前 9:04


 今年もあっと言う間に過ぎてしまった。SRA否定論者達も最近は、めっきり大人しくなったものである。アンテナ一つ考案し世の中に出しただけで、あれだけの毒舌、誹謗中傷、名誉棄損、自身のブログでの批判、CQ誌での出鱈目な批判記事、恫喝等が出現したのであるから驚きであった。中には捏造個人情報公開まであった。全く、品位の欠片もない恥さらしな行為である。要するに、確固たる証拠もなければ、まるで科学的実証もない、言わばただの悪口である。しかも、これと言ったアンテナを考案したこともない輩達がこの様である。こんなことでは、今後新しいアンテナを考案し発表することが恐ろしくなってしまうだろう。
 ところが、業務用として使われているという話が広まった途端に萎えてしまった。世の中、こんなものかと思えるほど極端な現象である。日本アマ無線界の一端を物語っているのかも知れない。彼らの目的は、一体何だったのか。科学的思考能力も無ければ、幼稚にして社会人としての常識もない。自分達のしたことが分かっているのだろうか。このことを最も強調したい。大人の世界で、あのようなCQ誌解説を含む一連の無責任な放言や大量且つ執拗なコメント書き込み等が許されるのだろうか。
 否定論が出現し時が経つにつれ、否定論者達の著したものを読む機会が増えた。彼らの貧弱な知識にも驚いた。例えば、今だにアンテナから輻射された電磁界の位相差が90゜あり、離れるにつれ位相が揃ってくるというもの。放射界、誘導界及、静電界や静磁界との区別がないがために起きる勘違いである。勉強不足に他ならない。またキャパシタンス電極間電界が、放射界の素になっているという考え。これは外国にも存在する勘違いである。これらは、少し電磁気学を勉強すれば分かることである。もしCQ誌解説者が上記の如く主張していることが正しいとするのなら、なんとシミュレーションでの遠方界演算法は正しくないということになってしまう。あれだけシミュレーションをやっておきながら、自己矛盾している。要するに、シミュレーションソフトの扱い方を知っているだけで、理解していない。こんな訳で、思ったより電磁気学を理解しておらず、まるで手ごわい相手ではないと思うに至った。
 こんなことでは、彼らに真面なアンテナ議論なんぞ出来るはずがない。本当にどうかしている。どうやら、SRAを理解出来るだけの十分な知識のない人物が誹謗中傷する傾向のあることも分かった。理解出来ないから尚更恥さらしな誹謗中傷したくなるのかも知れない。兎に角、電磁気学の基本をきちんと理解してからにして貰いたいものである。電磁気学のでの字も理解していない人物が、彼等の特徴たる高い目線から基本的事項を解説している。何故、あんなに目線が高いのか。しかも、マックスウェル、マックスウェルと崇拝しているのだから驚きである。一体、これはどういうことなのか。
 また、実証もせずにケーブル輻射を主張していたのである。ケーブル輻射なんぞは、存在はするが普通は大したものではない。しかもCQ誌やその他の論文でケーブル輻射を唱えているが、全てケーブル輻射し易い条件下での話である。アンテナだから、どんなケーブル長で使われるかは定かではないはず。こんなことで、ケーブル輻射だと断定しているのだから呆れたものである。実験してみると、マッチング状態等によって、ころころ変わってしまう代物である。普通は供給電力の数十パーセントもの大きなケーブル輻射は、輻射し易い条件下でもまずあり得ない。その他、モービル運用ではボディ輻射などというものが出現した。しかし、これを実証した例はなく、ただの推測に過ぎない。モノポール説も然り。
 否定論者が行ったという実験の中には、アース線を付けただけで電界強度が10dB増えたというものがある。SRAを貶めるためのデータねつ造臭い。本当なら実験の詳細を公開すべきである。その上、アンテナは昔から詐欺に利用されたなどという根拠の無い話を誰かが無責任にも捏造してしまった。根拠があるのなら出してみろと言いたい。どうやら否定論者達は、思い込みが激しく、ねつ造癖があるようだ。外国人の書いたものには滅法弱く、鵜呑みにするだけで全く批判しない。それも出鱈目な文献でさえもである。このことが非常に残念であり情けない。
 当初は自分達が攻撃すれば、簡単にSRAを潰せると踏んだのだろう。しかし、そうはいかなかった。いくらケーブル輻射を唱えたところで、それでは説明つかない事実がある以上、どうにもならない筈である。これで、最後には彼らの人間性への疑いをも齎してしまう羽目になってしまった。理屈に合わない無理な否定論や誹謗中傷は、結局のところ利害関係に基づくものであると思っている。常識を覆そうとすると、否定論者にすべからく起きる醜い人間の性なのかも知れない。 


NIの反論;2017年でSRAは根絶しました。 このようなアンテナはインチキと知られ、世界中、今後出てこないでしょう。





2018年になって、JA2PGUがブログに大噓を書いていた。恥を知らないPGUだ。

「3シリンダSRAの運用 」  
2018/5/7(月) 午前 6:22
 
14段ラダーフィルタとSH2Aマイコンとの組み合わせ自作トランシーバで運用してみた。アンテナは、3シリンダSRAである。3.5MHzで出力は15W程度である。

 上記条件での運用実績はまだ少ないが、3シリンダSRAは、過去にふんだんに運用した実績がある。その時も、相当な性能でフルサイズDPを使っているのと変わらないというレポートをよく貰ったものである。しかもパイルにも強い上に、耳も悪いわけではなかった。それどころか、他局に聞こえないものが、このSRAでは聞こえていたこともあった。今回も、15W出力だが実用性は十分にあり、100Wや200wで運用しているのじゃないかと思ったと言われるほどである。

 ノンアースで地上高は13m位である。CMCはアンテナから8m位の所に挿入してある。SN比も良く、ケーブルがアンテナになっていることはない。

 これが現実である以上、何故僅か数10センチから、かくも電磁波が輻射出来るかが問題なのである。何かがあることは間違いない。このことが出発点である。頭から否定したところで、これが現実だから仕方なかろう。無造作に這わせたケーブルを適当な長さで使ったところで、飛ぶものではない。送信アンテナを扱ったことのある人物なら分かっているはずだ。

 その他、モノポールだと仰るのなら、数10センチのモノーポールアンテナで運用してみろと言いたい。このようなこを強く主張してきた以上、実証義務があろうというものである。CQ誌も同じ。3.5MHzでケーブル長8mでそうそう飛ぶのか、あれだけケーブル輻射説を唱えてきたのだから、それを実証する義務が解説者にはあろう。毒舌を吐きまくった人物も同じ



NIの反論;
言ってることは、客観性がゼロである。
同軸とアース線の電流をクランプ計で測れば、モノポール動作が判ります。
モノポール動作でないSRAをPGUがNIに出せば、1000万円上げますよ。
全部大嘘だから、できっこない。


JA2PGUのブログのコピー

「否定論者達のしなければならない事]
2019/3/6(水)

SRA否定論者達は、あれ程ケーブル輻射を主張したのであるから、是非実証してもらいたい。いや、しなければならないだろう。私の実験では同相電流はどんなアンテナでも発生しているが、普通は大したケーブル輻射が生じているわけではない。供給電力の1%以下なんぞ普通なことである。そもそも送信アンテナをいじったことのある人物であれば、導体から大きな輻射をさせるのは、そう簡単なことではないことぐらい分かるはずだ。それを、大騒ぎしたのである。多分だが、ケーブルに極接近した箇所の電子機器に悪影響を及ぼしたがために、何時の間にかケーブル輻射が深刻な程起きるものだと認識されたのではないかと思う。しかし、送信という観点から見ると、大したものではないことが普通である。

 否定論者達は、時にはシミュレーションを使い、また時にはいい加減な外国論文を根拠にケーブル輻射を主張してきたのである。実証もせずにである。毒舌吐くばかりが能ではなかろう。きちんとした実験したらどうなのか。

 オーストラリア人ハムLioyd Butler氏によるEHアンテナの実験では、0.1λ程度のケーブル長では、結局極僅かな輻射電力しかないことを実証してしまった。しかし、彼自身は勘違いし大きな輻射ありと思い込んでしまった。何と言ったらよいのか。日本の否定論者による唯一実証実験らしきものは、CQ誌連載記事「1/100λアンテナは夢か」のSRA編での実験である。筆者は「CW(出力100W)で送信したとき、トランシーバ付近では0.19A云々。同軸ケーブルが放射エレメントとして働いていると判断するのに十分な値と言えそうです。」と記している。筆者の言う大きく見積もった0.5A(実験的に確かめていない!)だとしても、供給電力の10%にも満たない。もしケーブル長を半分の1/8λにすれば単純に言って更に1/4になってしまう。

 どうやら、同相電流値とケーブル長から輻射電力を計算することが出来ないお方のようだ。呆れたものである。同相電流値とその分布が分かれば計算出来るはずだ。しかも、ケーブル長にも依存するのに、何故か1/4λである。多分、1/4λが最も輻射が大きくなると思っての話であろう。つまり出来るだけケーブル輻射を大きくしたいという意図が見え見えである。でなければ何故色々なケーブル長で行わないのか。また、必ずしも1/4λが大きいとは限らないと思うが。結局とんだ藪蛇行為で大したケーブル輻射電力にならないことを示してしまった。

 脱線するが、EHアンテナの記事内で「同相が事実であれば、ペランダ運用では、一挙に強烈な有効電力をあびることになり、極めて危険なのですが・・・・」と書かれている。本気でこんなこと書いているのかと言いたい。万事がこの調子で自己流電磁気学を披露するお方である。CQ誌もCQ誌である。一体、CQ誌には解説を読む力のある人物がいないのか。

 また、北国の人はSRAにアース線を付けただけで電界強度が10dBも増えたと主張しているのだから、その実験の詳細を再現出来るようにきちんと公開すべきである。その上、グランド板らしきものも無いのにモノポールだと強く主張してきたのであるから、これも実証すべきである。


 兎にも角も、あれ程までに否定論者達はケーブル輻射説だの、タワー輻射だの、周辺金属からの輻射だのと主張してきたのであるから、解説のように供給電力の数十%ものケーブル輻射電力を実証しなければならないだろう。この場合、再現実験出来るように事細かな公開が必須である。出来る訳ないと思うが、彼らは実証もせず出鱈目を散々言ってきたことになろう。

 

NIの感想:NIブログを怖くてみていないようです。
2019年3月9日現在
SRAのファンさえ誰一人SRAを実験している人はいなくなった。
PGUの求める否定データーや実証実験はNIブログに全部公開されているのは日本中に知られている。
謝罪もしないでこのざまだ。