JA7NI - AKITA GRABBER

2200m band Grabber for DX

ラドの大嘘実験を暴く

2012-07-03 16:23:20 | インポート

スーパーラドのJA2PGUさんは近傍界の測定をして、アンテナから即電磁波が放射されると言う実験を発表
したが、室内でしかも数mでの実験では普段の言動からして全く信用できないので追試験をしました。
デルタループは干渉の可能性が有るので実験中は降ろしました。
**使用機器**
周波数:全て1820KHz
送信アンテナ:Super Rad α X1.8-04(DXに向くアンテナ、特許申請中のうたい文句で売っている商品)
アース:写真のようにアンテナ直下に杭を60cm打ち込んだ簡易なアースです。
アース線は2m、最後は1mで測定しました。
受信アンテナ:シールドタイプマグネチックループ、直径90cm 下部地上1m
受信機:アンリツ電界強度測定器M-262E
     (目黒のS/Gで校正)
送信機:FT-817N(出力0.5W)電池駆動、同軸ケーブル1m
その他;SWR計、インピーダンス測定器AA30,デリカAZ1-HF、大進クランプ計
最初は横置きで近傍界以遠まで測定しました。
送信アンテナの高さ2m
送信アンテナからの距離= 0m   2.5m   5m   10m    20m   40m
受信強度         = ー    98dBμ   92    83     70    64

サイド方向で測定してもほぼ同じで8の字になっていません。
**横置きのまま、アースを外して**
再調整して測定すると、きれいな8の字指向性になりますが、
5mの地点で92dBが75dB、サイドでは69dBに下がりました。
送信アンテナからの距離= 0m   2.5m   5m   10m    20m   40m
受信強度         = ー    90dBμ   75    67     60    47

たった2mのアース線へのモノポール動作の電流で、40m地点で17dBも強くなり無指向性になるのです。
このときの電流は0.5W送信時、アース電流20.3mA、同軸には0.2mAでした。
次回は縦置きの測定データを発表します。

 




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