先月、久しぶりにパソコン雑誌「DOS/V POWER REPORT」を購入した。昨年3月に退職する以前は定期購読していた雑誌だが、年金生活に突入するに際し無駄な出費を押さえるために、他の購読雑誌とともに定期購読は止めてしまったものだ。
この雑誌を見るのは9ヶ月振りになるが、パソコンの進化というかこの分野の秒進分歩の移り代わりの早さには、あらためて驚いてしまった。
その一つが、AMD Athlonのプラットホームの変更だ。Socket939がSocketAM2に変更され、まだマザーボードの販売はされているものの、リテールのCPUは大型パーツ店では販売されていない。
その二つめは、デュアルコアで先行していたAMDが、INTELのCore2Duoに一歩リードされた状況になっていた。更には、クワッドコアの製品も出回るなどCPUの進化には驚かされた。
その三つ目は、メモリの仕様がDDR-SDRAMがDDR2-SDRAMにアップグレードされた製品が主流になっていた。
そのほか、Windowsxpの後継OS「Vista」が1月30日に発売されるということで、その対応記事が満載されていた。
私のパソコンライフは、インターネットやeメールが主なので現用のWindowsxpで不満はないのだが、手持ちにデュアルコアのAthlon64 x2 +3800(Socket939)が有ったので、ストックパーツをかき集め「Vista」対応用としてまた1台作ってしまった。
ケース Aopen
マザーボード GA-K8N-SLI(GIGA BYTE)
CPU Athlon64 x2 +3800(Socket939)
メモリ 1.5GB(DDR)
ビデオカード Aopen PCX6600-DV256H
OS Windowsxp x64
DOS-V機には珍しい横置き型のケース。数年前に取得しておいたもので、往年のPC98シリーズを彷彿させる。
容量の大きい電源を使用したため、余ったコードの束が邪魔になっている。HDDはATAPI接続。ビデオカードはシングルでSLI動作はさせていない。
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2007/03/31
このケースは昔のPC98を思い出し懐かしくていいんだけど、どうもディスクドライブとマザーボードの間隔が狭くて配線が窮屈で、メンテナンスする度にFDDとHDDやIDEケーブルを取り外さなければならず面白くなかった。
そこで、前々から変わった面立ちで興味のあった「シグマ CB101 WEISS」というケースを入手したので入れ替えることにした。
このケースは、なるべくビスを使用しないコンセプトで作られており、「なるほどな、こんな方法もあるのか。」と思わせるケースだった。
1 全面は5つ全部5インチベイであるが、一番上のベイは扉を開けるとFDDが入るようになっている。扉はボタンを押す度にロックとロック解除となる方式。他のベイはボタンを押すとDVDのトレーが出て扉が開く方式で、マウントする場合はボタンではなくトレーを押さなければならない。
2 5インチベイのドライブの固定は専用ガイドレールを使用してロックし、ビスは使わない方式。
3 全面にファンコントローラとケース内部温度計があらかじめセットされ、LCDで回転数と温度が表示される。
4 フロントパネルの上にUSB×2、S-ATA、IEEE1394、オーディオコネクタが上向きに露出してついている。
5 内部は3.5インチシャドウベイが4つ。ファンはリアに12センチ1台付いており、固定はめ込み式。フロントは未装着だが、これもはめ込み式。
6 拡張カードスロットはツールフリー機能という樹脂製のブラケットフォルダーによる固定でビスは使用しない。
7 ケースを開けるとスイッチが作動するようになっている。(使用していない。)
8 ケースのアルミ厚は0.8mm.~1.0mm.で少々心もとない。
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