横浜国際総合競技場で行われたトヨタカップの準決勝 リバプールVSサプリサ戦を観戦する。
こんなにメジャークラブなのにヤフオクでいとも簡単に定価の半額程度でチケットが手に入ったのだ。
当日新横浜駅で友人と待ち合わせをし、てくてく歩く。
スタジアムへ行く道は人でごった返しており、イングランドから来たのか1Lの缶ビールを飲みながら応援歌を歌っているデブった白人も結構見かける。
生粋のリバプールファンなのだろう。
この雰囲気はあの2002年のワールドカップの時の記憶を思い起こす。
しかしスタジアムではその盛り上がった雰囲気は全くなく試合が始まっても約半分が空席。
唯一その白人達は相変わらず盛り上がっており、まるでプレミアリーグのスタンドさながらなのだがスタジアム全体のほんの一角。
「ヘイ!」とかいう選手たちの声が聞こえてくるほど、もの寂しい雰囲気。
スタンドの反対側から「じぇらーど がんばって~」という2-3人のちびっ子の声も聞こえたりする。
こいつが世界160以上の国と地域に国際映像で配信されているようにはとても感じない。
しかも残念なことに試合途中、仕事の電話が入りスタンドから離れている時にジェラードがダイレクトボレーでゴール。
この試合で最も盛り上がる大事なシーンを見逃してしまった・・・
とは言ってもリバプールはさすがヨーロッパチャンピオンだけあってサプリサとはパス回しのスピード、精度の格が違う。
試合が進むにつれて寒くて死にそうになっていたがなかなか楽しめ早い90分だった。
ヨーロッパのトップクラブの試合を見れただけでもすごいことだ。