デイブ・ギルモアの新作ソロが出たので、今年早々にすでにGETしていたのですよ。でもSBBのコレクションの消化が大変なのやTFKの新作がまた2枚組で長かったりで、やっとMDに落として通勤オーデイオルームにかかったのが最近なのですよ。
いやー渋い。派手さは全然無いけど一つ一つの音がいいんですね。特に泣きのギターがほぼ全曲についてくるのでPinkFloydの「対」のサウンドが好きな私には好感が持てますね。ギルモア氏はギタリストとしてはハイテクニックな人では無いと思うのですが、ストラートキャスターにいい音を出させるという技が素敵です。またボーカリストとしてもバカウマでは無いと思うのだけれどもある種の雰囲気を持ってますね。独自の。SCNYの二人をコーラスに使っちゃうくらい大物なんですよね。
奥さんのポリー・サムソンさんが、作詞やピアノや歌やアートワークに出てきて、良い関係が伝わってきます。特にこのCDのジャケットとアートワークは豪華なのに、落ち着いた大人の雰囲気で、齢を重ねある種の領域に達したミュージシャンの世界観をよく伝えている気がします。もっと速く聞けば良かったかも。
あ、ちなみにタイトルは「On An Island」です。
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