Sweets & Happy Life!

NYで料理学校を卒業した女性編集者の日記。
ライター業とお菓子教室をしながら
過ごす日々を綴っています。

Tarts&Pots de creme  

2008-04-26 13:36:14 | Weblog

学校が始まって、初めての金曜日。
火曜日から慣れない朝5時半起きの生活に、少々疲れ気味。
クラスメートも皆、ちょっとお疲れのご様子。。

今日はSanitationのクラスがなかったから、実技が盛りだくさん!

・フルーツタルトを作る
・チョコレートスフレを作る
・洋ナシのコンポートを作る
・アーモンドクリームの作り方
・その洋ナシとアーモンドクリームを使って、タルトを焼く

クラスでは、朝、ホワイトボードで本日の実技の内容をチェックするのですが、
これら全てかかれたボードを見た段階で、気が遠くなりそうでした。。
(そもそもインテンシブなクラスを選んだ自分がいけないんですけど、ね)

私が気に入ったのは、チョコレートカスタード。




プリンのチョコバージョンみたいな感じ。

レシピ
170ml 牛乳
115ml 生クリーム
85g  チョコレート
2個  卵
30G グラニュー糖

材料は基本的にこれだけ。
鍋に生クリームと牛乳を入れて沸かし、そこにチョコレートを入れて溶かす。
卵と砂糖をボウルに入れてよく混ぜ、そこにミルクを入れて混ぜ合わせる。
あとは蒸し焼きにすればOK!

小さいココットにいれて、パーティのときに作ったらいいかも♪


料理学校3日目

2008-04-24 13:15:43 | Weblog

1年仕事のブランクがあった後に、毎朝8時に学校に出かけるのは
少々辛い…はずが、好きなことになると結構大丈夫なもの。
(あれ、まだ3日目だって??  はい。 とりあえず三日坊主にはならないですみそうです)

今日は、朝からSanitationのクラスが約2時間。
プロフェッショナルコースとアマチュアコースの違いは、
このSanitationのような「授業」があることとテストがあること。
食べ物を扱う人になるのだから、きちんとした知識(特に衛生)を持っていないと
いけませんよ、ということだろう。
衛生学二日目の今日は食中毒に関しての講義。

その後はBanana Cream TartとGinger snapsを作る。
今日のタルト生地はPate Brisee。いわゆるパイ生地みたいなサクサクっとした生地。

写真はシェフ・クリストファーがバナナタルトの最後の仕上げ、
生クリーム(Creme chntilly)を飾っているところ。
(後方に移っているのはクラスメート)

クリストファーはいい先生だけど、ちょっと声が小さいのが難点。。
冷蔵庫やオーブンの音がうるさい厨房で、何か作業を始めながら説明すると
途端に独り言みたいになっちゃうクリストファー。 
ネイティブじゃない私にはちょっと辛い・・・。

昨日作ったPastry Creamと生クリームをあわせた中に
バナナの角切りを混ぜ込んでパイ生地に流し込んだタルトは生地はサクサク、
クリーム(Creme legere)はふんわり。


フレンチカリナリー・インスティチュート

2008-04-22 13:02:01 | Weblog

NYに移ってきて一年。
今日から、The French Culinary Instituteの授業が始まります。
この学校はマンハッタン内のSohoにあるフレンチの料理学校で、
Classic FrenchのコースとPastryArtsコース、それからBreadの3つのプロフェッショナルの
過程があり、それぞれフルタイムでは6ヶ月、パートタイムでは9ヶ月のカリキュラムが
用意されている。

私が選んだのは、Pastry Arts。期間は半年。

毎週月曜日から金曜日まで、朝8時から3時までのフルタイム。
10月まで、今のテンションでちゃんと続けられるか・・・。
少々不安もありますが、頑張るぞ! 


さて、初日の今日はまず基本のタルト生地Pate Sucree作りから。
Pate Sucreeはクリームバターと砂糖を使ったリッチな味わいのタルト生地。
クッキーみたいな優しい味なのです。
アメリカのタルトやパイはわりとこの生地を使っているところが多いよう。

生地を作った後は、Apple Tart作り。
フィリングになるコンポートを煮て、スライスしたリンゴを飾り、
バターとバニラシュガーをかけてオーブンへ。
(このバターをたっぷりかけることで、しっとりとした味わいになり、
バニラシュガーがキャラメリゼされて、コクが出るんですね)

これからいくつのスイーツを作るのか、想像できませんが、、
まず一品!


Wakiya

2008-04-12 11:44:46 | Weblog

ずっと気になっていたグラマシーパークホテル内のWakiyaで知人とランチ。

夜はかなりハイプライスなレストランだけれど、お昼は$35でお任せコースがいただける。
内容は前菜→点心→野菜料理→肉料理→麺→デザートのフルコース。
どれもこれも、日本人の繊細さを感じるモダン・チャイニーズでした。

アメリカの中華というと、デリバリーかチャイナタウンかフュージョンの
「これって何料理?」と思わずにはいられない食べ物のイメージだから、
一皿一皿綺麗に盛られたお料理に久々に感激♪

前菜の盛り合わせ・・・アスパラとカラスミ、和牛のロースト、ロブスターと蕪、ユリネ。
器も和っぽくて、和みます。
              

今日の点心は、ショウロンポウ。アメリカサイズなのか、少々大きめで、
一口では入りません。笑 右が豚肉、左が蟹。二つの味が楽しめるなんて素敵
            

大根もちは野菜が綺麗に添えられ、周りのオリーブオイルの青い香りと
よくマッチ。
           

メインは牛すじの煮込み。八角の香りがほのかに効いてます。
ここまで到達することにはすっかりお腹はいっぱいに。。
          

この後、ワンタン麺と締めのデザートはマンゴプリンとアフォガードを
二人でシェアする。という内容。

これで35ドルとは・・・。どうです??

私達としてはかなりの大満足でした。
(でも、NYのレストラン批評では「ちょっと少ない」とのコメントがあったとか。
うーん、恐るべし、アメリカ人!)

店内は日本人のお客さんが多くて、ちょっとNYにいる感じはしなかったですけど、ね。

Wakiya
2 Lexington Ave
New York, NY 10010, United States
+1 212-995-1330


ボストン小旅行 Second day

2008-04-09 14:23:39 | Weblog

ボストン小旅行、二日目。

昨日はホテルのお風呂にゆっくり浸かったから、疲れもなく目覚めは爽快!

今日は天下のハーバード大学へ。
大学のキャンパスまでは、ホテルからだとGreenLine とReaLineを乗り継いで、
30分くらい。
地下鉄を出ると、そこがハーバード・スクエア。
もう大学のすぐ目の前に出ます。

J.F.K通りなんてあって、ボストン、ハーバードに来たなぁとしみじみ実感。
      

今回は知人がキャンパスの中を案内してくれるということで、
大船に乗った気持ちで、GO!

彼はこの大学のビジネススクールで勉強をしている。
一度就職をして、会社を辞め、こっちに来て2年目という、とても優秀な人。

自分自身のことを考えてみると、
会社に勤めていたころ、勉強を目的に会社を辞めようと思ったことはなかったから、
すごいと思う。キャリアを捨てて、一度学生に戻るって結構勇気がいることだと思うから。

さて、話を元に戻すと・・・

まず、ハーバード大学キャンパスは本当に広い。

学士の生徒達が勉強するメインのキャンパスを中心に、
それからロースクール、ビジネススクールなどのキャンパスが
チャールズ川を挟んで、両側に広がっている。

一人で来ていたら、とても全ては見切れなかった。
河の手前側だけを見て、ハーバード大学を判った気になっていたと思う。
O君、ありがとう!

さらに、キャンパスが綺麗。

赤レンガと白壁と芝や木々の緑に統一された建物はもちろん、
隅々まできちんと掃除をされていて、
(よく日本の大学にあるような)落書きとか、ちょっと破損している部分とかが
まったくない。
これって、学生のモラルが高くないと、維持できませんよね?

そして、設備の充実度は抜群。

図書館の勉強スペースはホテルのラウンジのようだし、
学食は一流レストランのような内装。
こんな好環境の中、世界中から集まっている学生と色んな話をしたり、
一緒に勉強できるなんて、なんて素晴らしいんだろうと感激しました。

本当にスケールが大きい大学です。

教授陣もノーベル経済学賞を取った人などが普通に授業を持っていたり、
セミナーには世界各国の著名人、経済人がやってくる、と彼は説明してくれました。

こんな雰囲気で、私も学生生活を送りたかったなぁと心から思い、
これだったら、会社を辞めて勉強をしなおすという選択肢も大いにあり!
と思ったのでした。

百聞は一見にしかず。

今まで、もちろんH大学は優秀な大学、と頭では理解していたものの、
わずか2時間ほどの滞在で、圧倒的な違いを肌で感じたのでした。

あいにく天気はあまり良くなかったけど、
とても勉強になった大学訪問でした。





ボストン小旅行 First day

2008-04-08 02:37:46 | Weblog

週末、知人を訪ねてボストンへ。

NYからボストンへは、飛行機、バス、電車が便利。
今回はAmtrakを利用する電車の旅をすることに。
(バスは通称チャイナバスという
チャイナタウンから出ているバスが30ドルくらいで行けて、一番安いみたい)

初めてのAmtrakにちょっとドキドキ・・・・・・。
ペンステーション駅に着き、Amtrakの中央改札口のようなところで、
トラック番号が出るのを待つ。
これが初めての経験で、結構ドキドキする・・・。
日本の新幹線のように、30分も1時間も前からホームがわかるシステムではなく、
出発直前にホーム番号が出て、出るや否や、乗客がホームに駆け込むシステムなの。
(なぜ駆け込むかというと、全席自由席なので、急がないと友達、家族とバラバラに座ることになるから。)
そして、列車が1時間2時間遅れなんて、しょっちゅうらしい。これも日本と全然違う。

今回は出発は定刻どおり、無事二人分の席を確保して、とりあえずほっ・・・。
ちなみに席はコーチ席とビジネス席に分かれていて、
普通列車のコーチ席で、58ドルでした。所要時間、4時間。
(ちなみに帰りはエキスプレスのビジネス席を利用して139ドル。3時間半。
個人的には普通列車で全然問題ないと思いました)

アメリカの郊外らしい、田園風景や川の河口、港付近などの景色を楽しみながら、
ボストンのBack Bay駅に1時に到着。
(終点はSouth Stationというところだが、今回利用したホテル、Four Seasonsには
こちらが近かったので、Back Bayで下車)

Back Bayからホテルまでは歩いて移動。
ボストンは赤レンガ作りの建物がたくさん残る古い街。
ちょっと、グリニッジビレッジのタウンハウスが連なる辺りと雰囲気は似てるかな?
でも、街は綺麗だし、人はあまり多くなく静かだし、やっぱりNYとは全然違う。

1時半、ホテル着。ボストン・コモンに面したとてもいい立地。
この旅行は一泊旅行ということで、ちょっとホテルは贅沢しました。笑
FourSeasonsらしい重厚感とモダンな雰囲気を併せ持ったロビーに、
洗練されたフラワーアレンジ。黄色のカラーが綺麗~
         

お部屋も、シンプルだけどセンスのいいインテリアで落ち着く雰囲気。
         

アメニティは全てロクシタンだし、
ミニバーに入っているお菓子はほとんどがDean&Delucaだし、
さらに、旦那の誕生日だったこともあり、Anniversary旅行だといったら、
なんと、素敵なケーキのサービスもあり。。

お客の心を掴んだホテルだなぁと感心する。

さて、ホテルの話はこのくらいに、次は食の話に。
ボストンといえば、港が近いこともあり、シーフードが有名ですよね。

私達もロブスター、クラムチャウダー、オイスターは食べなきゃ!
ということで、知人に紹介してもらった、レストランへ。
昼はSkip Jackというところで、Crab sandwitchとFish &Chipsを
夜はUnion Oyster Barというレストランへ。
Union・・・は、1820年代からある一番古いレストランらしく、
昔の政治家がここで食事をした様子なんかが絵に描かれて飾られている。
古い町の、歴史あるレストランという雰囲気で、なかなか良かった。

頂いたのは、Hot Appetiserとクラムチャウダーとロブスターのリングイネ。
5種類の貝類が色々な調理法で運ばれてくるHot Appetiserはおススメです。
ロブスターも、身がプリプリ、ぎっしり詰まって、ジューシー~♪

レストランからホテルへ帰ってくると、
ベッド脇にこれまたDean&Delucaのお水と、スリッパがさりげなく出されていました。

ホスピタリティ溢れるホテルとはこういうことをいうのかもしれない、などと
思ったのでした。

素敵なホテルに、美味しい食事。
Boston、万歳!!

続きは二日目のハーバード大学訪問について、、また書きます。


Green Marketのおかげで・・・

2008-04-04 11:52:00 | Weblog

先日、Green Marketで新鮮なリンゴをたくさん見つけたので、
今日はアップルタルトを焼くことに。

リンゴ6つで、3ドルとは安い!
さすが、産地直送のグリーンマーケット☆

フィリングはリンゴをサイコロ状に細かく切って、レモンを利かせて、甘酸っぱく煮ます。
飴色とゴールドの間のようなツヤツヤに煮上がったら、成功。
被せるリンゴは薄く切って、お花のように重ねて。
オーブンに入れて焼くこと、およそ1時間・・・。


リンゴとバニラビーンズのなんとも言えない香りが部屋中に漂ってきたら、
完成間近! 仕上げにアプリコットソースでコーティング。

簡単だけど、優しい味に仕上がります。

うーん、やっぱり焼きたては最高~

 


Home Party!

2008-04-01 14:45:25 | Weblog

最近、ホームパーティづいている。

友人夫妻を招いて、2週間後にその夫妻のお宅に招かれて、とか
誕生日会のために複数の友達が集まったりとか……。

このティラミスは、そんなパーティで好評だった一品。

イタリア菓子のレディフィンガーを使うと簡単に作れ、
さらに意外に日持ちがするので、前日仕込でOK! という優れもの。
(少し置いた方が、生地にリキュールとエスプレッソがよく染みて美味しいの)

最近は春らしくパーティの時にはチューリップを生ける。
といっても、束にしたものをがんっと入れるだけだけど・・・これが結構
彩りを添えてくれるのです。

               

今週はグリーンマーケットで手に入れたりんごを使ってタルトを焼こうっと。