ロンドンのホテルで働くトルコ系移民のシェナイ(オドレイ・トトゥ)は、NYに渡り自由に生きることを夢見ていた。ある夜、同じ職場の同居人オクウェ(キウェテル・イジョフォー)がホテルにまつわる恐るべき秘密を知ったことで、2人の人生は思わぬ方向へ動きだす。
堕天使のパスポート 2002年/英/スティーブン・フリアーズ
うわぁ~~~~、凄く面白かったぁ!!
テーマは凄く重いんだけど、サスペンス色が強いのでドキドキした!!
昨日に引き続き、オドレイ・トトゥ主演(?)の映画だったんだけど、彼女抜きでも観る価値はあった!!
オクウェ役のキウェテル・イジョフォーが凄く良かった!
しょっぱなの空港のシーンから惹き付けられたわ。
この人、何かで観たぞ!と思ったら、『ラブ・アクチュアリー』に出てたんだよ~~。
さて、テーマは重い。
不法滞在者や難民たちの実情がリアルに描かれていて、そういった弱い者につけ込む男たちが嫌!!「おめーら、それしかないのかよぉ~~~~!!!」って感じで、ふざけんなぁぁぁぁ!って思うよね~。シュナイが可哀想だったよ・・・。
そして、臓器売買・・・・。これはホントに辛いよ。いくらでもお金を出すからどんな事をしてでも臓器が欲しい。売れるものといえば臓器しかないから買って下さい・・・。これはどうすればいいんだろう。やっぱり、そうまでして買う人がいるのがおかしいと思う・・・。
最後、オクウェがついに悪に手を染めちゃうの??って思ったし、だからといってそんな事をしてもいいの??と、正直、疑問に思ったけど、それはシュナイの受けた苦しみへの報復だったんだろうなって思う。そして、明日を掴むためのしなくてはならない事・・・。本当にそうだったのかなぁ??
うむ、短い映画だけど、いろんな事を考えさせられる映画だったなぁ。
あたしもこの映画観たので、TBさせていただきます
>うむ、短い映画だけど、いろんな事を考えさせられる映画だったなぁ。
そうよね。ただのラヴストーリーではなく、
あたしも色々考えさせられちゃいましたわ
TB&コメント、ありがとうございました。
ホント、いろんな問題が凝縮されていて、普通ならゴチャゴチャになったり、描ききれなくて中途半端になりがちなんだけど、これはワリときちんとしてたなぁ~と思います。
世の中、問題だらけですね・・・。