ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

【僕はラジオ】

2006-02-07 | 映画 ハ行
1976年、米南部の平和な町アンダーソン。名門ハナ高校のアメフト部コーチ、ハロルド・ジョーンズは、練習場の周りをうろつく青年のことが気にかかっていた。知的障害を持ちいつも一人ぼっちの青年は、ラジオから流れる音楽だけが友達だった。ある日、練習場の外に出たボールを返さなかったことを理由に、チームの生徒が彼を痛めつける。ジョーンズは生徒たちを厳しく叱り、青年に一緒に練習に参加しないかと声を掛ける。“ラジオ”というニックネームをもらった青年は、アメフト部の臨時コーチとして練習を手伝い始めるが…。
アメリカ最大の発行部数をほこるスポーツ専門雑誌が掲載した記事を基に、知的障害の青年とアメフトのコーチとの友情を描く感動作。

『僕はラジオ』
 2003年/米/マイケル・トーリン


あ~~~~~~~ん、号泣・・・。
これ、実話だから感動できたんだと思います。
コーチ・ジョーンズも素晴らしいけど、なんといっても、ラジオのお母さんが素晴らしかったと思いました。
お母さんは、「私がこの子に教えられた事は、音楽だけ」と言うシーンがあったけど、全くそんな事はなくて、ラジオの真っすぐな心や美しいほどの優しさや正義感はお母さんから受け継がれたものだと思いました。
残念な事にお母さんは亡くなってしまったけど、彼女の残した大きなものに拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

ラジオの優しさに触れる事ができた生徒や先生、街の人達は幸せだと思いました。
やっぱり、優しいって素敵です。
優しくされると優しくしたくなるもんだし、ラジオに影響を受けて成長できた生徒たちには、本当に有り難い存在であったはずです。

ラストには、今も元気にフットボールの試合を応援する本物のラジオが登場して、その今は50歳になったラジオの屈託のない笑顔や、学校や街の人達に慕われている様子を見て、号泣でした・・・。
ありがとう!と言いたいです。ラジオにも、お母さんにも、コーチにも、学校にも、街の人達にも・・・。






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